日本透析医学会雑誌
Online ISSN : 1883-082X
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39 巻 , 3 号
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  • 成田 一衛, 冨田 公夫
    2006 年 39 巻 3 号 p. 163-164
    発行日: 2006/03/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 斉藤 喬雄
    2006 年 39 巻 3 号 p. 165-167
    発行日: 2006/03/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 竹中 俊宏, 鄭 忠和
    2006 年 39 巻 3 号 p. 168-169
    発行日: 2006/03/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 田中 元子, 伊藤 和子, 松下 和孝, 大橋 十也, 小林 正久, 衛藤 義勝, 野々口 博史, 冨田 公夫
    2006 年 39 巻 3 号 p. 170-171
    発行日: 2006/03/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 衞藤 義勝
    2006 年 39 巻 3 号 p. 172-173
    発行日: 2006/03/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 丸山 弘樹, 中村 元, 霜鳥 正明, 石井 達, 下条 文武
    2006 年 39 巻 3 号 p. 174-175
    発行日: 2006/03/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 岩澤 秀明, 松本 博, 岡田 知也, 長岡 由女, 韓 明基, 竹口 文博, 外丸 良, 和田 憲和, 権藤 麻子, 朱 時世, 中尾 俊 ...
    2006 年 39 巻 3 号 p. 177-183
    発行日: 2006/03/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    NO合成を阻害する内因性のNO合成酵素 (NOS) 阻害物質asymmetric dimethylarginine (ADMA) の維持透析患者における血中動態について検討した. 対象は96名で, 血液透析 (HD) 患者72名, 腹膜透析 (PD) 患者24名. 44例はHD後にもADMAを測定した. 健常者9名を対照群とした. 維持透析患者の血清ADMAは0.64±0.13nmol/mLで対照群0.42±0.06nmol/mLにくらべ有意に高値であった (p<0.001). HD患者のHD前値は0.67±0.12nmol/mLでありPD患者0.56±0.11nmol/mLにくらべ有意に高値であった (p<0.01). しかしADMAのHD前血清濃度は, 同時に測定したBUNやCrと相関を認めなかった. また, 1回の血液透析でのADMA血清濃度低下率は42.6±13.9%で, BUN, Crの低下率とくらべると有意に低く (vs. BUN, vs. Cr: p<0.0001), ADMAとBUN, Crの濃度低下率の間にはそれぞれ有意の正相関を認めた (vs. BUN: r=0.732, p<0.0001, vs. Cr: r=0,755, p<0.0001).
    以上より, 本邦人の透析患者でも欧米人と同様に透析前血清ADMA濃度は健常者より高値であり, 一回の血液透析によりBUNやCrの除去率と高い相関性をもって除去される. しかし透析前血清ADMA濃度上昇機序はBUNやCrとは異なり, 体内での産生亢進または腎臓以外の組織・臓器での分解低下が関与していることが示唆された.
  • 勝見 一治, 中村 紀代美, 志方 昇, 平野 祐樹, 松本 惠子, 川島 敦, 神戸 啓太, 山口 智成, 小出 勝美, 林 春幸
    2006 年 39 巻 3 号 p. 185-191
    発行日: 2006/03/28
    公開日: 2010/03/16
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    透析医療事故の予防対策として, 安全監視に専従する監視員 (以下セーフキーパー) を設け, 平成15年3月から平成16年8月までの18か月間その有用性につき検討した. 検討期間中に19,482回の透析が行われ, インシデントが2,452件認められ, 7.9回の透析に1回の頻度であった. 日本透析医学会の統計から類推すると, この期間にアクシデントが34件発生することが予測されたが, 実際におこった回数は0件であった. インシデントを発見した人は79.4%がセーフキーパーであり, この制度が事故予防対策として非常に有用であることが示唆された. インシデントの件数が多い工程は, 透析開始時で全インシデントの50.1%を占め, 次いで透析準備段階31.9%, 終了時10.9%であり, 透析中のインシデントは7.1%と少なかった. それぞれの工程でのセーフキーパーの発見率は86.5%, 79.7%, 62.5%, 53.2%であり, インシデントが多い危険な工程ほど, セーフキーパーが重要な働きをしていることが示唆された.
  • 中嶋 章貴, 阪口 正博, 北村 哲也, 岡 博史, 山原 英樹, 福井 政慶, 井庭 理, 森本 聡, 正木 浩哉, 柴原 伸久, 井上 ...
    2006 年 39 巻 3 号 p. 193-195
    発行日: 2006/03/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    透析患者におけるH. pylori感染の実態についてはいまだ不明な部分が多い. H. pyloriは胃炎はもとより胃癌との関係も示唆されており, 正確な診断が必要である. われわれは広く一般に行われている抗体法と侵襲的な検査である生検法の相違について調査した. 対象は透析患者81例と非透析患者34例であった. 抗体法, 生検法についてそれぞれ行い陽性率を検討した. 結果は生検法での透析患者群ではH. pylori陽性率は27.2%, 対照群では61.8% (p<0.01) であったのに対して, 抗体法では透析患者群では45.7%, 対照群では61.8% (p=0.15) であった. 透析患者での抗体法における特異度は69.5%と低値であった. 透析患者での抗体法には偽陽性が多く含まれる傾向が認められ, 抗体法単独による診断には注意を要すると考えられた.
  • 戸澤 亮子, 高野 隆一, 小倉 学, 秋元 哲, 根本 遵, 斎藤 修, 安藤 康宏, 武藤 重明, 寺内 文人, 安士 正裕, 森田 辰 ...
    2006 年 39 巻 3 号 p. 197-201
    発行日: 2006/03/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    症例は37歳女性. 幼少時より顔面に血管線維腫, 脳内石灰化, 精神発達遅延を認めていた. 16歳時に画像上両側の巨大な腎血管筋脂肪腫が指摘され, 結節性硬化症と診断された. 31歳時に右腎腫瘤内出血により腎摘除術が施行された. 2004年5月 (37歳), 左腎腫瘤内の難治性出血をきたし入院した. Hbが4.9g/dLと高度の貧血を認め, 腎動脈塞栓術を施行したが止血が困難で, 外科的腎摘除術を選択した. 術直後より腎不全に対して血液透析を開始した. 摘出した腎臓は, 病理学的に腎実質は腫瘍にはさまれ, 組織学的に, 血管と筋線維, 脂肪組織の増生を認め血管筋脂肪腫に合致する所見であった. 巨大化した両側腎より難治性出血をきたしたtuberous sclerosis complexに相当する症例で両側腎摘除術までが必要な症例は少なく, ここに報告する.
  • 早原 信行, 榊原 敏彦, 清水 貞利, 石井 啓一, 上川 禎則, 金 卓, 杉本 俊門, 小林 庸次
    2006 年 39 巻 3 号 p. 203-206
    発行日: 2006/03/28
    公開日: 2010/03/16
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    維持透析患者にみられた特発性小腸穿孔の1例を経験したので報告する. 患者は1994年より閉塞性腎不全のため維持透析施行中の70歳女性で, 2004年2月5日腹痛が出現し, 翌日の透析時, 同症状がさらに増悪し, 筋性防御, Blumberg徴候が陽性となったため救急入院した. 腹部単純X線立位像および腹部CTにて横隔膜下に腹腔内遊離ガス像を認め, 消化管穿孔による汎発性腹膜炎と診断し緊急開腹術を施行した. 全身麻酔下に開腹すると, 空腸に約10mmの穿孔を認める以外, 腹腔内に異常が認められず, 穿孔部を含めて長さ5cmの空腸を切除し, 小腸端々吻合術を行った. 術後経過は順調で同年3月12日に軽快退院した. 切除部の病理組織では出血性壊死を伴った穿孔がみられたが, ほかに虚血性, 慢性炎症性, 悪性変化など認めなかった. 穿孔の原因を特定する所見が認められず特発性小腸穿孔と診断した. 維持透析患者の特発性小腸穿孔は文献的にまれであり, 重篤な合併症の予防のためには即刻の開腹術が必要であると考えられる.
  • 奥田 康輔, 高橋 秀明, 中澤 英子, 島野 靖正, 飯村 修, 増永 義則, 丹波 嘉一郎, 武藤 重明, 浅野 泰, 草野 英二
    2006 年 39 巻 3 号 p. 207-212
    発行日: 2006/03/28
    公開日: 2010/03/16
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    27歳男性の維持透析中のSLE患者で非結核性抗酸菌による皮下膿瘍を発症した1例を経験した. 2000年5月左足関節内側部の痔痛, 腫脹, 発熱が出現した. 同部の穿刺液の抗酸菌検査でMycobacterium intracellulareによる皮下膿瘍と診断した. Ethambutol (EB), rifampicin (RFP), sparfloxacin (SPFX), clarithromycin (CAM) の4剤併用療法と病巣部の切開排膿, ドレナージにより5か月後に治癒した. 膠原病や血液透析患者など, 免疫能が低下した患者は抗酸菌感染をきたしやすい. このような患者の皮膚感染症をみた時は, 起因菌として非結核性抗酸菌も念頭におき, 抗酸菌検査を行うことが必要と考えられた. また, 本症例では, 抗結核薬の多剤併用とドレナージを組み合わせた治療が奏功したと考えられた.
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