日本デジタル教科書学会年次大会発表原稿集
Online ISSN : 2188-062X
日本デジタル教科書学会 設立記念全国大会
選択された号の論文の22件中1~22を表示しています
全体セクション
  • 井上 芳郎
    p. 1-2
    発行日: 2012年
    公開日: 2017/06/14
    会議録・要旨集 オープンアクセス

    文科省の2002年調査によれば「読むこと」に困難を持つ児童生徒が、義務教育段階で尐なくとも数十万人規模で存在すると推定される。欧米では通常の印刷物へのアクセスが困難な人々を"Print disabilities"と定義し、録音図書などの代替手段によるアクセス保障が進められてきた。

    日本でも遅ればせながら2008年施行「教科書バリアフリー法」や2010年著作権法改正により、代替手段提供に係わる法的・制度的制約が緩和された。しかしその立法趣旨が十分生かされているとはいい難く、必要とする児童生徒の手元にまでは充分届いていないという実態がある。

    しかしこれら法改正を契機として、DAISY教科書のようなデジタル教科書の必要性と有効性についての認識は進みつつある。またDAISYと電子書籍の国際標準規格であるEPUBとが融合したことにより、アクセシビリティ確保への期待が高まっている。このような法的・制度的制約の緩和に至る経緯や現状を紹介し、今後のデジタル教科書導入促進の方策を提起する。

  • 眞壁 豊
    p. 3-4
    発行日: 2012年
    公開日: 2017/06/14
    会議録・要旨集 オープンアクセス

    我が国における電子教科書・デジタル教科書の議論は,「原口ビジョン」(2009年12月)から活発になった.そこから学会発足まで3年も経過していない.

    学会発足直後である現時点では,我が国の学問領域として「デジタル教科書学」という学問領域の定義付けが行われていないままである.今後2020年に向けてデジタル教科書を軸として各種研究を進める際に整理しやすくなるよう,ここに「デジタル教科書学」の学問領域の定義を試みるものである.

  • 安藤 明伸, 住川 泰希, 佐藤 智巳, 斎藤 友克
    p. 5-6
    発行日: 2012年
    公開日: 2017/06/14
    会議録・要旨集 オープンアクセス

    道具の使い方や体の動かし方など,授業における動作の指導においては動きをどのように認識させるかが重要である。一般的には,教師の演示が行われるが,必ずしも教師が理想的な演示ができるとも限らず,児童生徒が何度もじっくりと観察する目的にはやや不向きである。ビデオ教材は,その代替となるが視点の固定化という潜在的な問題がある。本研究では,人の動きをモーションキャプチャし,初心者とベテランの動きを比較できるデジタル教材を開発し,実践より効果を分析した。

  • 吉岡 有文
    p. 7-8
    発行日: 2012年
    公開日: 2017/06/14
    会議録・要旨集 オープンアクセス

    「デジタル教科書」には2つの方向性がある。1つは学びが能動的・社会的活動へと拡張され伝統的な知識観・学習観が変革されること、もう1つは伝統的な知識観・学習観が固定化されることである。「デジタル教科書」の健全な発展にはハイパーテキストとハイパーメディアの思想の吟味、学校内外で学ぶことの意味と意義を問い続ける実践とコミュニティづくり、児童・生徒と教師が共に真正の実践に従事する「実践性」が求められる。

  • 山本 恭輔
    p. 9-10
    発行日: 2012年
    公開日: 2017/06/14
    会議録・要旨集 オープンアクセス

    私たち中学生はいわゆるデジタルネイティブと呼ばれる世代である。しかし、教育現場には、いっこうにICT化の波が来ない。私は学校のゼミで教育のICT化について研究し、iPadを実際に活用している学校に行き、現場の先生の声を聞いたり、教育以外の現場でのiPad導入事例を聞いたりしているうちに、ICT化がこれからの私たちの生活にいかに必要かを実感した。

    そこで、どうすればITアレルギーのある教育現場に、ICT化を自然に受け入れて貰えるかを考えたところ、三つのキーワードにたどり着いた。それは「カンタン・楽・やってみたい」。今日この学会に参加されている先生方が、この三つのキーワードを基に事例を発信し、どんどん周りを巻き込んでいくことで、教育ICT化の波を起こせるのではないだろうか。

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