日本デジタル教科書学会発表予稿集
Online ISSN : 2432-6127
最新号
選択された号の論文の36件中1~36を表示しています
研究発表1
11A(ルームA)
11B(ルームB)
11C(ルームC)
研究発表2
12A(ルームA)
  • 西島 花音, 川名 典人, 布施 泉, 曽我 聡起
    セッションID: 12A1
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/10/16
    会議録・要旨集 オープンアクセス

     授業における漫画を用いた教材(以降,漫画教材と記す)の利用については,多くの先行事例があり,漫画教材の教育的効果が高いことが示されている。これまでの研究では,実際に作成した漫画教材を利用した学習者に対して調査し,漫画教材が授業の補助教材として有効であることがわかった。一方,新型コロナウイルス感染拡大に伴い,予め教師によるビデオ収録された教材や音声教材を学習者に配信するオンデマンド授業やZoomなどを用いたオンラインリアルタイム形式の授業などが行われた。本研究では,そのようなオンライン授業様式の支援となる漫画教材の有効な活用方法を検討する為,これまで作成してきた漫画教材の構成要素や作成方法を精査し,漫画教材を細分化して分析した。

  • 藤原 智子, 高瀬 浩之
    セッションID: 12A2
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/10/16
    会議録・要旨集 オープンアクセス

    『学習指導要領』では,教科の本質的な学びを踏まえて「教科横断的な視点で学び合う」ことが求められている.本研究では,図画工作と算数の学習内容を関連づけ,自発的に作業や発言を行える場として社会教育の場を利用し,図画工作の創造的な活動と,算数の図形領域の理解をつなげるための試みを報告する.具体的には,低学年から中学年で学ぶ図画工作の紋切遊びと,中学年から高学年で学ぶ算数の角度や線対称について,体験しながら学ぶ児童の学びの様子について分析した.なお,本研究では,ICTを利用していないが,算数的活動の「思考実験」としての往還運動を助ける素材として図画工作の素材(折紙など)を使用したコンテンツは,ICT教育,中学校数学科への活用も可能である.

  • 八田 友和, 菊地 健也, 星野 太一郎, 伊地知 栄美
    セッションID: 12A3
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/10/16
    会議録・要旨集 オープンアクセス

    本研究は、震災モニュメントに着目した防災教育の在り方を、具体的な実践事例の紹介を通して提案するものである。具体的には、筆者の勤務校の防災部が、タブレットを活用して市内各地の震災モニュメントおよび防災設 備のマッピングを行い、デジタル防災マップの作成を行った。本研究の成果として、①阪神・淡路大震災に関係する震災モニュメントと、地域の防災設備の設置場所を兼ね備えたデジタル防災マップを作成することができた点、②アクティブ・ラーニングの視点から防災教育を捉え直し、実践を行った点が挙げられる。一方で、課題として、①継続した活動を続ける必要がある点、②系統的・体系的な実践の部分で課題が残った点が挙げられる。

12B(ルームB)
12C(ルームC)
研究発表3
23A(ルームA)
  • 峰本 義明
    セッションID: 23A1
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/10/16
    会議録・要旨集 オープンアクセス

     授業における学生の意見交流は学生が主体的に学ぶために不可欠なものである。その重要性は学生同士の直接の交流がない遠隔授業において一層増している。本研究では国語科教育法の遠隔授業において学生にブレーンストーミングを行わせ,意見交流を図った。この際,ツールとしてクラウド上の情報整理/共有システムであるScrapboxの共同編集機能を活用した。授業後の学生へのアンケート調査の結果,学習意欲との間でScrapboxの導入の容易さ,リンク機能,アイデアの出しやすさ,学びへの効果で正の相関が見られた。

  • 林 俊信, 奥村 理子
    セッションID: 23A2
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/10/16
    会議録・要旨集 オープンアクセス

    本稿では、2020年3月から行われた全国の学校休校措置で生じた学習機会の損失について、デジタル教材を用いることで、一定量の学習保証を行うことができたことを報告する。デジタル教材は、個別最適化の機能を持ち、個々の学習記録を詳細に確認できるものである。調査対象者は、無学年式デジタル教材「すらら」を学校・学年単位で導入した組織である。休校措置期間と通常期間における利用時間に関して、休校の時期でも一定の学習機会を維持することができた。個別最適化機能を持った教材は、教員との密な時間確保がままならない休校期間中の有効な打開策の一つとなった。今後、Society5.0に向けた日本社会では、修得主義[1]やAI活用を求められているため、社会展開の一端として、児童・生徒へ還元される方法も模索していく。

  • 赤間 祐也
    セッションID: 23A3
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/10/16
    会議録・要旨集 オープンアクセス

    コロナ禍における臨時休業に際して筆者の所属校でも遠隔授業を実施した.中高数学科における遠隔授業において問題となるのは,数式や図形をどのように提示するか,という点であろう.本稿は中等教育におけるLaTeXを用いた教材作成の例として,中高一貫校の数学科における遠隔授業において,LaTeXにおけるプレゼンテーション用スライド作成用のクラスであるBeamerを用いた教材作成と,作成教材を用いた遠隔授業実践について報告するものである.

23B(ルームB)
23C(ルームC)
研究発表4
24A(ルームA)
  • 山本 周, 清水 克彦
    セッションID: 24A1
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/10/16
    会議録・要旨集 オープンアクセス

    今回は高等学校学習指導要領解説(情報編)1) の「(3)情報社会の課題と情報モラル」において「知的財産や個人情報の保護などについて扱い,情報の収集や発信などの取り扱いに当たっては個人の適切な判断が重要であることについても扱うこと。」とあることから「個人情報とプライバシー」を主に取り上げた.さらに,現在,コロナウイルスにより世界各国では,氏名や住所,行動履歴などを含む行動履歴を政府が管理するケースもあった.それにより感染者の感染経路の把握や感染者の予測,コロナウイルスのワクチン研究などコロナ対策に役立てられた.しかし,日本においては個人情報の問題からコロナウイルスに関する個人情報を収集することができず,状況を把握ことが難しく,感染が広がっている.そこで本実践での目的を「コロナにおける情報社会を個人情報(個人情報の活用から個人情報の漏洩により悪用・誤用,サイバー犯罪による被害などの危険性を含む)という側面から理解し,自分なりの考えを持つ」とした.授業構成としては,授業前資料配布2回とオンライン授業(GoogleMeet)を2回で行なった.事前アンケートで「コロナのような状況下において、個人データを使った行動の管理・制約に協力ができるか?」を含む複数の質問を行い,オンライン授業ではJamboardを用いてそれぞれの意見を共有し,その後,コロナにおける個人情報に関する動画を視聴し,再度同じ問いを投げかけ,生徒の意見の変容をテキストマイニングにより観察した.

  • 多賀 健介, 北辻 研人
    セッションID: 24A2
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/10/16
    会議録・要旨集 オープンアクセス

    本校ではクラス役員を5,10 名で編成し クラス活動や学習活動の中心に据えるクラス作りを行っている。新入生が全員揃わず全員登校がいつ叶うのか見通しが持てなかった。生徒1人1台の端末を所持させていない現状があった。その中で生徒が所持しているスマートフォンを活用したオンラインHRを遂行。限られた資源でクラス活動を実施対面でのみ可能と思われたクラス役員 の選出生徒が主体的に活動 するオンラインHRを展開。コロナ禍ICT環境のない状況下で先進的にICTを利用しクラス活動を行った実践 を報告する。

  • 出村 雅実
    セッションID: 24A3
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/10/16
    会議録・要旨集 オープンアクセス

    コロナ禍による遠隔講義が春学期から実施された。その中で一度も大学に通学できない大学一年生に対して、オンラインによる遠隔講義のみで集団づくりができるような実践を行った。オンラインでのワークショップや学生交流を通して、学生同士が一つの集団として関係性を構築することができた。本発表は、遠隔講義だけで実施した、一度も会ったことのない新入生たちの集団づくりを行った教育実践報告である。

24B(ルームB)
  • 山本 靖
    セッションID: 24B1
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/10/16
    会議録・要旨集 オープンアクセス

    高校の新学習指導要領の「地理総合」の実施が迫っている.しかし、依然として授業でGISの活用が進まないのには理由がある.それはGIS活用の教育的効果が現場の教員に周知されていないことに起因する.学習指導要領の解説にはGISを使用することによる教育的効果の理論付けはなく、すぐに可視化でき興味を引きやすいから使用を促しているような気がする.そこで本稿は、GISは空間的思考の空間的推論を向上させるという認識のもと、これまでの実践よりエビデンスを示す.GISを使用することでシミュレーションが可能で、空間的推論の向上が高校の地理教育で求められる能力である.空間的推論を繰り返すことで、この事象にはこの手法を援用すればこうなるだろうという、より高度な推論が可能となり、ESDやSDGsの視点からも課題解決の人材育成に繋がるのである.併せてGISの授業用教材を提示し、共有したいと思う.

  • 五十嵐 憲吾, 曽我 聡起
    セッションID: 24B2
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/10/16
    会議録・要旨集 オープンアクセス

    ドローンを用いたプログラミング教育(以降「ドローンプログラミング 」と呼ぶ)は子供達でも楽しみながら学ぶことができる。これまで年少者向けにタブレットを用いたドローンプログラミングを行なってきた。こうしたコーディングに関する教育効果については子供たちの自信に繋がることが示されている。今回,北海道立富川高等学校と公立千歳科学技術大学間の高大連携事業の一環として,ドローンプログラミングを高校生向けの教育の一つとして行なった。その際にドローンを操作するために,全てが英語で示されたアプリケーションを使う必要があった。全てが英語で示されたような理解が難しい教材では工夫をする必要がある。本研究では,自作のデジタル教科書を用いたドローンプログラミングに関する取り組みについて報告する。

  • 小野 功一郎
    セッションID: 24B3
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/10/16
    会議録・要旨集 オープンアクセス

    オンライン学習だからこそおこなえるメリットを活かし、思考⼒や創造⼒を育むプログラミング(Scratch)の学習システムの開発に取り組んだ。環境としてはパソコンかタブレットとインターネット環境が備わっていれば受講ができる。教師は「何か聞かれたら答える」という形式の教師⽀援型スタイルを採⽤した。コンセプトは「自分が自分の中で主人公になれる教育」である。

24C(ルームC)
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