工学教育
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45 巻 , 2 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 北上 始, 森 康真
    1997 年 45 巻 2 号 p. 5-10
    発行日: 1997/03/30
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    この研究は,コンピュータによるデータベースシステムの効果的教育の達成を目的としている。1994年に設立された広島市立大学では,情報科学部のカリキュラムを米国計算機学会ACMが提案したモデルカリキュラムに準拠して編成・運用している。特に,情報処理技術者の育成に重要なデータベースシステムの教育は学部2年後期に実施されている。
    学部2年後期に関係データベースのようなデータベースシステムを習得させるには,講義や机上演習だけでは不十分であるという問題点がある。そこで,学内LANの上に実用規模のデータベースサーバとWWW(World-Wide Web)サーバを導入し,関係データベースシステムに関する教育システムを構築した。本稿では,そのコンピュータ教育の実施方法やその実施結果について報告する。
  • 渡邊 博之, 宇川 博之, 前田 暁, 加藤 勝洋
    1997 年 45 巻 2 号 p. 11-15
    発行日: 1997/03/30
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    本論文はWWW環境において多人数個別教育の最適化を目的とし,ファジィ推論を利用して,学習者の理解度に応じた情報を送り返す学習者対応型の知的CAIシステムの開発に関するものである。ファジィ推論にはファジィ規則の境界値決定の問題がある。本論文ではS-P表による統計処理を行い,これにより学習者の得点と解答時間に関する注意係数を求め,これをファジィ規則の境界値決定に適用した。これによってシステムを構成し,電磁気学演習問題を例にとってコースウェアを作成した。この結果,このシステムには学習者のデータを効率よく利用,管理することができ,かつ個別学習に効果があることを確認した。
  • 村田 秀一, 大坂 英雄, 三池 秀敏, 中園 眞人, 酒井 義郎
    1997 年 45 巻 2 号 p. 16-19
    発行日: 1997/03/30
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    21世紀に向けて,工学における設計・デザインに人間感性を取り入れた教育・研究の重要性が認識されている。平成8年度,山口大学工学部に「感性デザイン工学科」が新設された。新学科は,空間デザイン学,ヒューマンインタフェイス学,及び感性基礎学の三大講座で構成される。本稿では,新学科の設立の経緯,教育理念及びカリキュラム等を紹介するとともに感性デザイン工学研究のあり方を展望する。
  • 吉岡 芳夫
    1997 年 45 巻 2 号 p. 20-24
    発行日: 1997/03/30
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    パソコンの教育への活用では,学生一人ひとりに端末を与え,インタラクティブに行う本格的な教育もあるが,パソコンプレゼンテーション方式は,伝統的な授業の板書の部分を電子化した誰でも実践できる授業である。visualな画面が使える,説明に十分時間を割くことができる,授業を比較的早く進めることができる,復習授業がやりやすい,理解度を見極めながら授業ができるなどの特徴がある。関連する機器・ソフトの発達で教材作成はやさしく,教室でのパソコン授業は十分可能な環境になっている。本報告では,「エネルギー変換工学」の実践結果について詳細を報告する。
  • 青木 徹彦
    1997 年 45 巻 2 号 p. 25-28
    発行日: 1997/03/30
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    土木工学科の中で重要基礎科目である構造力学について,著者が今まで試みてきた教育改善の一方法を紹介する。またその延長上で行ってきたカードによる疑似CAIプログラム学習の方法を,今回はパソコンに置き換えて試行した。それらの結果およびそのとき学生に対して行ったアンケートの結果を報告する。今回は特に回答入力の問題点を検討した。
  • 川端 康洋, 綾木 義和, 山本 武久, 永瀬 廣江, 竹内 彰継, 川邊 博
    1997 年 45 巻 2 号 p. 29-32
    発行日: 1997/03/30
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    若者の科学技術離れ対策の必要性が求められている。我が米子高専でも,その取り組みを平成7年度から始め,中学生科学技術体験授業【体感:おもしろ科学】と,科学・技術普及のための自主製作ビデオを地元ケーブルテレビに放映する【発信:いきいき技術】を企画した。
    【体感:おもしろ科学】では,2年間に合計180名の中学生が,実験・実習を中心とした『体験授業』と,『先端技術探訪』あるいは『おもしろ教室』を体験した。
    受講生の反応をアンケート調査した結果,今回の企画は,レベルも程良く,評価も高く,成功であることが分かった。更に効果を高めるために,幾つかの改善すべき点も分った。
  • 葛城 誠一
    1997 年 45 巻 2 号 p. 33-37
    発行日: 1997/03/30
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    本研究は,工業英語と一般英語を対象とした公的英語検定試験で扱われている文章の語彙と構文をコンピューターを用いて数量的に比較調査して,異なり語率,基本語・難語の占める割合,品詞別使用頻度・分布,文の長さ,文型等を分析し,工業英語と一般英語の顕著な違いを明らかにして,今後の工業英語の指導に資することを目的とする。
  • 川泉 文男
    1997 年 45 巻 2 号 p. 38-42
    発行日: 1997/03/30
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    大学院の性格が後継者となる研究者の養成から,高度科学技術者の教育に変わりつつあることと日本社会全体の急激かつ大幅な国際化を踏まえれば,大学院において語学(英語)教育を正規のカリキュラムに取り入れて体系的に行うことが必要である。
    本報告では,英語学あるいは英文学の教育ではない,communicationの道具として,しかし言葉の背景となる文化を認識したengineerのための英語の教育を目指して,名古屋大学工学研究科分子化学工学専攻コースを中心にこの5年間に行ってきた内容を報告するとともに,質的及び量的な拡大にむけての課題を考察する。
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