工学教育
Online ISSN : 1881-0764
Print ISSN : 1341-2167
ISSN-L : 1341-2167
51 巻 , 1 号
選択された号の論文の27件中1~27を表示しています
  • 四ツ柳 隆夫
    2003 年 51 巻 1 号 p. 5-10
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    国立高専の将来展望を拓くために,現実的な問題への対処と共に,育てるべき技術者像のイメージとそれが対象とするフロンティアとが必要である.前者については,JABEEとの取組を通しての学位授与権問題等の解決,技術科学大学との多様な連携を通してのプロフェッショナルな技術者を教育する高等教育の第2本目の柱の確立,等による教育環境とシステムの改善が必要である.また,複雑化する対象に立ち向かえる創造性をもつ実践的な技術者教育の方法に関しては,Problem based learningとCooperative Educationの導入の可能性について論じた.おわりに,人間の知恵に着目したモノづくり産業への取組が無限のフロンティアを生み出す可能性を示唆した.
  • 宮田 保教, 小島 陽, 福澤 康, 古口 日出男, 金子 覚, 東 信彦, 太田 浩之, 上村 靖司, 宮下 幸雄
    2003 年 51 巻 1 号 p. 11-15
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    長岡技術科学大学機械系で2001年度に受審したJABEEの機械関連部門試行の経過および結果を中心に,技科大一高専連携の現状を述べた.連携プログラムでは高専での履修単位の認定およびそのレベルの確認方法により,複数のプログラムを提案した.高専のアンケート結果を参考に,本試行では長岡技術科学大学指導の案1つを採用して試行に臨んだ.この結果以下の事項が審査委員から指摘された.1)高専と技科大の双方向における教育改善システムの構築2)技術者倫理教育の不足3)入学時の学力レベルの整合性4)教育貢献評価システムの整備5)編入学者の単位認定方法およびその根拠(本学の見なし単位に対して)6)プログラムの国際性.
  • 堀岡 雅清, 山田 弘文
    2003 年 51 巻 1 号 p. 16-23
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    本論説は,金沢工業高等専門学校におけるものづくり教育の現況と展望の概要について述べている.同校の創造教育は,創造設計教育,英語教育及び人間形成の3分野に特徴がある.創造設計科目では段階的な科目構成が特徴である.創造設計教育は,1・2学年次は基礎科学に関係する科目,3・4年次は専門工学に関係する科目,5年次は工学的研究活動となっている.学生はこれらの教育に興味を持ち授業を楽しんでいる.2003年には学校改組が実施され,さらに良い結果が得られると思われている.また,教育評価体制も改善される.
  • 冨澤 好太郎, 齋藤 正美
    2003 年 51 巻 1 号 p. 24-28
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    高等専門学校の学生寮は大学の厚生寮とは異なり,開設当初から教育寮として位置づけられ,運営されている.国立54高専のうち十数校が1,2年全寮制を,設けている.教育寮制度は枯会から高い評価を受けてはいるが,学寮運営に携わる教官は,日常の生活指導,宿日直勤務等に多大な労力を注いでいる.一方,専攻科設置校のほとんどが本科学生と同一または準じた基準で学生を受け入れ,支援を行っている.このように高校生年代から大学生年代までが同一の寮で生活する高専の学寮の現状を紹介し,寮生活の意義について考察する.
  • 坂口 正雄, 鈴木 宏, 岸 佐年, 中澤 達夫
    2003 年 51 巻 1 号 p. 29-33
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    最近,高等教育機関における産学連携と共同研究の推進,大学改革が話題になり,社会経済の変化に伴って自主性,創造性を持った人材育成が求められている.こうした中で,実践的な技術者教育を目標とする高専教育において,学生が授業の一環として,一定期間就業体験するインターンシップは,体験する学生ならびに学校,学生を受け入れる企業においても様々な意義を有する.本稿は,長野高専が実践してきたインターンシップ事業を紹介するとともに,高専におけるインターンシップについて展望する.
  • 角田 幸紀, 小澤 健志
    2003 年 51 巻 1 号 p. 34-40
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    木更津高専では現在「特別学修」という新科目を試みている.これは選択科目であるが,(1)技能審査・資格検定合格,(2)創造的活動,(3)ボランティア活動や教育支援活動,の3種類の学生の活動に照準を定めたものである.この科目の最も大きな特徴は,教員が学生の個性や学習過程などを考慮しながら,最も効果的な方法で独自の学修内容を創り上げることが出来る点にある.それゆえ,学生が学習活動において独立し,積極的になることが期待されうる.高専の学生は,学習指導要領に従う必要がないため,高校の生徒とは異なる勉学の機会に恵まれており,私達はその利点を最大限に生かすべきである.
  • 杉谷 洋一, 谷本 明逸, 足立 俊幸, 小口 英樹, 岸 悠, 河添 久美, 山内 義一, 山口 顕司
    2003 年 51 巻 1 号 p. 41-47
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    高専機械工学科の専門教育課程における実習授業は,実践的技術者の養成や低学年時における専門教育科目に対する導入課程として大きな意義を持つ.また,最近は製造業をとりまく社会情勢の変化から「ものづくり」教育に対する関心も高まっており,実習教育の果たす役割は重要である.これからの高専における「ものづくり」教育や,実習教育のあり方を考えるために,実習授業の受講学生を対象として実習教育の内容に関するアンケート調査を行った.その結果,学生の専門教育に対する意識向上における実習教育の有効性が明.らかになった.特に,1~3年まで継続的に実習教育を行うことが教育効果を高めていることがわかった.
  • 市村 洋
    2003 年 51 巻 1 号 p. 48-53
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    高専の教育研究成果は,国立高専協会発行の論文集「高専教育」(年報)で報告されているが,本協会「工学教育」ほど広範囲に産・学・官に広まってはいない.ここに,高専教育の特集が組まれたことは,我々高専の工学教育を広く知っていただける良い機会であり,高専の工学教育の表題を論説したい.筆者は,創造性工学教育の原点は学ぶ者の感動体験がなによりも重要と考え,それを支援するためのマルチメディア及びインターネット活用法であるべきと考えている.また,表現力・討論力育成の手殺としては日本の文化的心理的側面を是認した活用法を提案したい.
  • 梅津 清二
    2003 年 51 巻 1 号 p. 54-60
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    今日の高等教育改革の流れの中に,高専の将来像は見えてこないのが,現状である.教育現場には,漠とした不安が漂い,重い雰囲気と焦燥感が感じられる.これまでにも高専改革が,打ち出されたが,高専制度の法的位置付け,教育・研究実績の総括,社会の要望などの十分なデータや解析が行なわれなかったために,頓挫した苦い経験をもっている.本論文では,はじめに高専40年の歴史を概括し,次に保護者,卒業生,県内企業,県外企業に対して調査したアンケートを解析する.さらに,近年の高専関係者の教育,研究,地域活動等を踏まえ,「21世紀の高専像」を提案する.
  • 亀田 悦正, 武田 文雄, 西 敏行, 椎名 徹
    2003 年 51 巻 1 号 p. 61-65
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    本校の電気工学科の第1学年から第4学年までの間に「導入教育」と「工学基礎」および「専門基礎」のカリキュラムを配置し,第5学年と専攻科の3ヶ年を「専門応用」の段階として位置付けている.この電気系のカリキュラムは,制度上の区切があり一部の学生だけが専攻科に進学するものの,(1)一連の連続した教育課程としての分析を行ない,(2)学習意欲を喚起する国内留学の提案,(3)「専門応用」の段階で専攻科に進学する学生に対して「実務訓練」を導入することなどにより,充実のための提案を行なっている.
  • 岡田 正, 高橋 参吉, 藤原 正敏
    2003 年 51 巻 1 号 p. 66-71
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    本論文では高専低学年における新しい情報教育を提案している.新しい教科は,高校新教科「情報」の3つの目標一情報活用の実践力,情報の科学的な理解,情報社会に参画する態度-を完全に含み,さらにバランスよく取り入れている.なかでも,高専で体系的に教育すべきセキュリティ問題や3つ目の目標を重視した.教育内容を決定したり教科書を執筆する活動において,電子メールやWebページを主に使って活動している.このような方法は,全国規模で多人数が関係する協調作業において迅速で効率的であった.
  • 田中 裕一, 縄田 豊, 開 豊, 井山 裕文, 福山 重美, 浦本 登美雄, 吉田 修二, 桐谷 能生, 宮本 憲隆
    2003 年 51 巻 1 号 p. 72-77
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    八代高専機械電気工学科では,本校の平成15年度カリキュラム改定における目標の一つとして,"ものづくりを通した人づくり"を掲げた.これは,"ものづくり"を体験させながらエンジニアの基盤となる"人づくり"を目指そうとするものであり,具体的には1,2年生を対象とした導入科目である「工学入門」と「ものづくり実習」を導入した.本報では,新カリキュラムにおける上記二科目の位置付けについて述べ,「工学入門」については準備を進めている内容を,「ものづくり実習」については平成14年度までの実習内容の改善例をまとめ,その評価について記す.これまでの取り組みでは,学生の"ものづくり"意識の向上が認められた.
  • 門脇 重道, 藤本 浩, 伊藤 尚, 櫻本 逸男, 石田 浩一, 藤満 達朗
    2003 年 51 巻 1 号 p. 78-84
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    大学が淘汰される時代の中で高等専門学校はそのあり方が厳しく問われている.高等専門学校は大学とは異なる教育上の特徴を示す必要がある.徳山工業高等専門学校の機械電気工学科は創造教育において成果を上げてきた.そして高等専門学校において創造教育を推進していくには,工業所有権の教育が必要である.そこで工業所有権実験協力校として工業所有権の教育にも取り組んでいる.その結果学生特許を2件出願し,そしてさらに出願数は増加の予定である.高等専門学校の特徴を示すものとして1年間に100件の出願を目指すことを提案する.
  • 吉村 忠与志, 高山 勝己, 片岡 裕一
    2003 年 51 巻 1 号 p. 85-89
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    学校教育においてコミュニケーション能力の育成が必須化していく中で,福井高専では物質工学科4年時の学生実験「物理化学実験」の課題として,1996年度からプレゼンテーションを課して,技術発表能力の育成を実施してきた.それ以前と比べると,プレゼンテーションを課題とするようになってから,総合成績に加えて,レポート評価の成績も向上した.その理由は,プレゼンテーションを課されたことによって,学生自身がそのテーマに関して積極的なアプローチをする取り組みが観察され,さらに,ディベイト時間の設定によって,テクニカルな討論の機会が与えられたことによる責任ある実験姿勢が観察され,プロジェクト教育の有用性が見出された.
  • 胸組 虎胤, 佐々木 いづみ, 浦田 克郎
    2003 年 51 巻 1 号 p. 90-94
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    生物工学関連の学生実験で,扱う物質の容積,質量を通常の十分の一から千分の一にするマイクロスケール化を行った.この実験は安全性,コスト,効率の点で優れている上に,グリーンケミストリーの点からも好ましい.しかし,極度のマイクロ化は「物質感を失わせ」,「実験を味気ないもの」にする.これは学生の感動の低下と,学習意欲の減退を引き起こす.「物質感」と「感動」を保ちつつマイクロ化を進めるため,低学年から高学年にかけて徐々にマイクロスケール化を行う教育プログラムを作成する試みについて述べられている.
  • 上町 俊幸, 安東 至, 海野 啓明
    2003 年 51 巻 1 号 p. 95-101
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    パワーエレクトロニクスが発展し,この分野で即戦力となる技術者の育成が重要となっている.一方,学生の関心は情報技術に集まり,パワーエレクトロニクス離れの傾向にある.本論文では,パワーエレクトロニクスに関する工学実験用CAIシステムとその評価について述べる.本システムは,実験技術の修得に重点を置き,実験の理論だけでなく,実験の手法,測定器の使用法などの学習補助も行う.また,アニメーション・スライドや写真,ビデオなど,マルチメディアを活用し,学生の興味を引き出している.本システムに対するアンケート調査の結果,96%の学生が興味を持って学習できたと回答するなど,本システムの有効性を裏づけるデータが得られた.
  • 高上 輝雄
    2003 年 51 巻 1 号 p. 102-108
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    木更津高専・電子制御工学科内で1年生から5年生までを含む縦断的チームを作り,彼らにソーラーカーの製作,ソーラーカーラリーなどのイベントへの参加,更に卒業研究としてのまとめを実行させることによって,学生に工学技術を学ぶ動機付けをしようとする試みを行った.ここでは,そのソーラーカー教育プロジェクトについてご報告する.
  • 佐伯 昭彦, 氏家 亮子
    2003 年 51 巻 1 号 p. 109-114
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    本論文では,平成8年度から,金沢工業高等専門学校で実施している「数物ハンズオン」授業の概要と数式の有用性に関する学生の意識変容について報告する.「数物ハンズオン」授業は,身近な物理現象データを各種センサー,データ収集機およびグラフ電卓でデータを収集し,それを数学的に解析し,最終的には,解析した数学的モデルの物理的意味の解釈を行うことを実践している.2年間における調査の結果,実験結果を数式で表すことの有用性に関する学生の意識は,3テーマ終了時に対して7テーマ終了時の方が向上していたことが分かった.特に,「数式から未来が予測できる」と「数式の物理的意味が分かる」といった内容を記述した学生が増えていたことが分かった.
  • 中村 俊三郎
    2003 年 51 巻 1 号 p. 115-119
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    有明工業高等専門学校・電子情報工学科の卒業研究における一分野として,MOS電界効果トランジスタ(MOSFET)やそれらを用いた簡単な集積回路(IC)を製作する卒業研究を行なっている.卒業後,半導体関係の企業に就職する学生にとって,また高専専攻科や大学に進学する学生にとっても,この卒業研究は半導体分野への導入教育となろう.この卒業研究は,ここ10年近くの問,MOSFETや小規模ICの製作を目指して行なってきた.そして,最近ようやく,それらのものが製作できるようになった.本論文では,実験室の設備,これまで行なってきた卒業研究の内容,最近の卒業研究の進め方などについて述べる.
  • 井上 哲雄
    2003 年 51 巻 1 号 p. 120-123
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    鈴鹿高専では時間割に割り振られたカリキュラムの他に,課題研究を学生に提供している.これは学生の所属学科によらずに学生の知的好奇心を満足させるとともに,学生の勉学意欲を向上させるための講座である.2002年度にはその課題研究の中の1つのテーマとして,三重県および(財)三重県産業支援センターの支援を得てベンチャー講座を開講した.多くの学生が受講して,起業へのスキルァップを行なっており,ここではその実施例を紹介し今後の抱負を述べる.
  • 小林 幸人, 福田 泉, 藤野 和徳
    2003 年 51 巻 1 号 p. 124-127
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    本校では平成14年度より,専攻科カリキュラムに「技術倫理」を新設した.専門分野の異なる複数教官が担当し,また事例を多く用いることによって,多様な観点から問題を捉える授業を試みた.技術者が直面する倫理的な問題に対して学生は関心を持っており,事例を通じた学習により,実践的な判断力を養うことは可能であると思われる.しかし,倫理的な感覚を養うためには,何よりも学生が積極的に授業に参加し,自ら問題を考えることが必要である.学生の関心を,学習意欲へとつなげる授業運営については不十分であり,今後の検討課題として残る.
  • 島岡 三義, 押田 至啓
    2003 年 51 巻 1 号 p. 128-131
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    本報告では,重度の聴力障害を持つ学生を受け入れた奈良高専の貴重な教育体験例を紹介する.彼の障害の状態を正確に把握するとともに,障害学生に必要な設備,教育支援・体制を検討した.高専生として必要な学力を身に付けさせるには,障害学生が持っている学習意欲を失わせない支援体制の構築が極めて重要である.クラスメートが障害学生に種々懇切な助言をする「学生教育支援制度」は,難聴学生の教育にきわめて有効であった.
  • 北村 登, 田添 丈博
    2003 年 51 巻 1 号 p. 132-135
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    ネットワーク技術は現在あらゆる分野で必要とされており,その進歩は非常に速い.ネットワークに関する知識や技術を習得するには,従来の学校教育で行われている講義形式の授業だけでは対応できないところが多くある.シスコ・ネットワーキングアカデミー・プログラムは,企業が緊急に求めている人材を育成するために,シスコシステムズが開発したインターネット技術者養成プログラムである.我々は,今年度このプログラムを課題研究と呼ばれる授業時間割以外での学習として実施している.ここでは,その実施法および受講生の感想などを報告する.
  • 林 貞男
    2003 年 51 巻 1 号 p. 136-139
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    専門教科科目を真に理解し実際への応用力を身につけるためには種々の演習問題を多くやるに越したことはない.そしてこの演習問題を,学生諸君が自らの手で解くことが必須の条件といえる.機械工学科の力学系科目として最初に学生が出会う材料力学においては,学生が勉強のやり方を覚えるという意味も含め,この演習問題の自立的活用法は特に重要なことになる.学生諸君に「演習ノート」と称するファイルを用意し,これに種々の演習問題を自ら解いてファイルし,材料力学への理解を深めさせる授業を行った.その結果所期の目的を果たすことが出来たので報告する.
  • 伊澤 悟
    2003 年 51 巻 1 号 p. 140-142
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    近年,ものづくり教育の重要性が注目されているが,これまではつくることに注目した結果として製品の検査があまり行われていないのが実情である.本校では,形状計測システムを導入し製品の検査に重点をおき,実習教育と機械工学実験の効果的な融合を図った.形状計測システム導入後,ものづくりと計測の両面に関して実習者の意識が向上した.
  • 田中 昭雄
    2003 年 51 巻 1 号 p. 143-146
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    アイデア対決ロボットコンテストは,高専にとって創造性教育を実践できる貴重な機会である.ここ最近の大会においては,競技内容が非常に難しいものとなっていることから,優れた機能を有するロボットが数多く見られるようになった.そのため,ロボット製作には高度な製作技術が必要とされ,作業を効率よく進められる指導方法が望まれる.本報告は,ロボコンを実践的な創造教育の場として活用し,その取り組みの中から独創的なアイデアを実現するために有効であった製作指導法について報告する.
  • 2003 年 51 巻 1 号 p. 174
    発行日: 2003年
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
feedback
Top