環境感染
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6 巻 , 1 号
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  • 藪内 英子
    1991 年 6 巻 1 号 p. 1-3
    発行日: 1991/06/28
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 坂田 宏, 丸山 静男
    1991 年 6 巻 1 号 p. 5-8
    発行日: 1991/06/28
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
    1990年9月から12月までにNICUに届けられ, 冷凍庫に1~6日間保管した凍結保存人乳100検体, 当日調乳した人工ミルク30検体, 凍結保存人乳で栄養された極小未熟児・超未熟児15名からの糞便を, のべ60検体を採取し細菌培養を行った.
    凍結保存人乳の98例からStaphylococcus epidermidisが検出され, うち86例は103 CFU/ml以上の菌数であった.Staphylococcus aureusは5例から検出され, 4例は103 CFU/ml以下の菌数であった. グラム陰性桿菌は15例から9菌種24株が分離された. もっとも多かったのがKlebsiella pmeurmoniaeで8例, ついでAcinetobacter calcoaceticus 5例であった. 103 CFU/ml以上の菌数で検出されたグラム陰性桿菌は12例17株あり, 104 CFU/ml以上の菌数を示したのは4例4株で, K. pneumoniae 2例とA. calcoaceticus 2例であった. Candidaは4例から102 CFU/ml以下の菌数で検出された. 調乳した人工ミルクではS. epidermidisが4例に102 CFU/ml以下の菌数で検出された.
    糞便から検出されたグラム陰性桿菌ではEscherichia coli, Enterobacter cloacae, K. pneumoniae, A. calcoaceticusが10%以上の検出率であった. その他の凍結保存人乳から検出された菌種は検出率は低かったがすべて糞便からも検出された.
  • 花谷 勇治, 蓮見 直彦, 高見 博, 浅越 辰男, 四方 淳一
    1991 年 6 巻 1 号 p. 9-15
    発行日: 1991/06/28
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
    1989年1月から1990年12月までの2年間に321例に422本の中心静脈カテーテルを留置した. このうち57例 (17.8%), 65本 (15.4%) にカテーテル感染を認めた.
    感染例はカテーテル留置後2-3週間と比較的早期に集中して発生しており, 留置期間が長くなっても感染頻度が高まる傾向は認められなかった. 感染群の平均カテーテル留置期間は非感染群に比べ有意に短期間であった (P<0.05). カテーテル留置期間が14日以内の症例の感染発生頻度は15日以上留置症例に比べ有意に高率であった (P<0.01). カテーテル感染頻度は年齢, 基礎疾患の良悪, 併存症の有無, 手術および抗生物質投与の有無には影響されなかった.
    カテーテル先端および血液培養から45株の菌を検出した. このうち多剤耐性ブドウ球菌 (11株), 緑膿菌 (4株), 真菌 (19株) などのいわゆる耐性菌が80%を占めた. グラム陽性球菌のみが検出された症例の最高体温は, 真菌のみ (P<0.05) あるいはグラム陰性桿菌 (P<0.01) が検出された症例に比べ有意に低値であったが, その他の臨床所見には検出菌による差を認めなかった.
    カテーテル感染陽性の57例中8例にショック, 急性腎不全, 肺炎などの合併症を認めた. 合併症発生群の白血球数および最高体温は非発生群に比べ有意に高値を示した (P<0.001). 発熱からカテーテル抜去までの期間は合併症発生群のほうが有意に長期間であった (p<0.05).
  • 小花 光夫, 松岡 康夫, 入交 昭一郎, 武内 可尚
    1991 年 6 巻 1 号 p. 15-22
    発行日: 1991/06/28
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
    最近, 当院でみられたヒト疥癬虫 (Sarcoptes scabiei var. hominis) による院内感染 事例を報告する. 1989年2年10日, 73歳の女性が高熱, 脱水, 昏睡, 全身衰弱のため当院内科病棟に緊急入院した. この患者の皮膚は落屑著明, 乾燥高度で, 皮膚科医の診察を受けたが皮脂欠乏性湿疹と診断された. その後, 全身状態が徐々に改善するとともに本患者は強度の皮膚掻痒感を訴えるようになった. 3月7日皮膚表皮の鏡検でヒト疥癬虫体が検出され, 初めて疥癬と診断された. 診断後は周囲の者への二次感染の予防対策がなされたものの, 同一病棟内入院患者では発端者を含めて7名から疥癬の虫体または虫卵が検出され, これとは別に入院患者4名と同じ病棟の看護婦5名が疥癬ほぼ確実となった. Crotamiton軟膏とγ-BHC (Benzene hexachloride) による治療で, 4月24日にやっとこの院内感染事例の終結をみた. 今回の疥癬の感染経路としては, 二次感染者の病棟内発生状況からみて介助業務に従事した看護婦が媒介役をになったことが考えられ, さらに患者間で共用されていた血圧計のマンシェットからの感染伝播も推定された.
    本事例では疥癬の初期の的確な診断の遅れが, このように多数の二次感染者を発生させてしまった. この反省をふまえて, 当院の院内感染対策委員会では疥癬の予防対策マニュアルを作成した.
  • 田中 勝
    1991 年 6 巻 1 号 p. 25-28
    発行日: 1991/06/28
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 菅野 治重, 白石 正, 石垣 キヨ子, 千種 弘章, 新井 晴代, 斎藤 博, 滝 和美, 木村 壮介, 清水 喜八郎
    1991 年 6 巻 1 号 p. 29-50
    発行日: 1991/06/28
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 佐藤 毅, 草地 信也, 永井 勲, 正津 晃, 今林 幸枝, 石川 周, 香月 直樹, 三宅 寿美
    1991 年 6 巻 1 号 p. 51-72
    発行日: 1991/06/28
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 本田 武司, 山崎 修道, 影井 昇, 原 正俊, 西田 博, 山田 実
    1991 年 6 巻 1 号 p. 73-90
    発行日: 1991/06/28
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 三輪谷 俊夫
    1991 年 6 巻 1 号 p. 91-92
    発行日: 1991/06/28
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 1991 年 6 巻 1 号 p. 93-126
    発行日: 1991/06/28
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
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