日本食品工学会誌
Online ISSN : 1884-5924
Print ISSN : 1345-7942
2 巻 , 2 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • Kan-ichi HAYAKAWA
    2001 年 2 巻 2 号 p. 47-52
    発行日: 2001/06/15
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    The present paper reviews research results mostly related to thermal inactivation reaction kinetics that were emanated from work conducted at the present author's laboratory. After completing the review, discussions and future research needs were presented. Discussions include the examination of a widely accepted approach for thermal process evaluation based on the use of a sterilizing value (Fp) . This examination shows that the approach is not valid when the slope (z) of a phantom thermal death time curve and/or the initial curvilinearity parameter (R) of a survivor curve are temperature dependent. The future research needs include reaction kinetic study on thermal lethality enhancement by the thermal shock of microorganisms.
  • 村上 聖, 原田 進, 山本 修一
    2001 年 2 巻 2 号 p. 53-61
    発行日: 2001/06/15
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    培養槽のスケールァップ手法として, 工業生産に使用されている480基の培養槽の基本仕様を統計的に分析し標準的仕様, および各仕様値と培養槽の容量との相関を求めたものを紹介する.次にコンピュータによる流れの数値解析手法を培養槽の性能評価へ応用したものを紹介する.k-εモデル, 動的マルチブロック法, ドリフトフラックスモデルを用いた解析を行い, 次の各項目について数値解析と-実績または実験式で同様の傾向が得られた.同一通気量においてアスペクト比を増加すると, ガスホールドアップが増加する; 単位液量当りの投入動力を減少させた場合, ガスホールドアップは減少し, タンク下部まで気泡が行き渡らない; 翼の間隔が狭すぎると流れの干渉により流速が低下し, 撹拌翼1枚あたりの撹拌動力も減少する; 同一投入動力で撹拌翼径を大きくした場合, 局所剪断応力が低下し, 撹拌翼吐出流量および平均剪断応力が増加する.最後にこれらの実績値および流れ解析を用いて培養槽の設計, スケールアップを行う場合の設計指針を示した.
  • 並河 良一
    2001 年 2 巻 2 号 p. 63-65
    発行日: 2001/06/15
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
  • 楊 暉, 酒井 昇
    2001 年 2 巻 2 号 p. 67-72
    発行日: 2001/06/15
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    食品の乾燥過程は, 水分移動と熱移動が同時に起こり, さらに水分移動によって食品自体の収縮や変形が起こる.この収縮現象の研究は乾燥装置の設計に対して重要であり, 近年構造物解析で発展してきた応力解析の手法を取り入れて理論解析が行われている.しかし, 食品の応力解析に必要な乾燥時の収縮特性や機械特性に関するデータは非常に少なく正確な解析ができないのが現状である.そこで本研究では, 馬鈴薯を用いて乾燥途中の収縮特性および機械特性を測定した.
    まず, 水分移動方向と収縮率の関係を求めるために, Fig.1に示す薄い円盤状の試料を作成し, 乾燥途中の中心部分に描かれた円の大きさ及び厚さを測定した.同様に細い棒状の試料を作成し, 乾燥途中の試料側面に描かれた二本の平行線の間隔及び直径を測定した.これらの測定値から収縮率を求めた.水分の主な移動方向は, 一次元的, すなわち, 円盤状のサンプルは軸方向, 棒状のサンプルは半径方向と考えられる.測定結果は円盤状のサンプルフ場合は軸方向の収縮率が, 逆に棒状のサンプルの場合は半径方向の収縮率が大きくなった.
    軸方向および半径方向の収縮率の測定と同時に体積収縮率の測定を直接測定法と浮力測定法を用いて行った.両測定法で得られた値に大きいな差はなく, 水分含量との関係式として次式を得た.
    Sv=0.8735M/M0+0.1265
    また, 体積収縮Sv方向収縮率SzおよびSrの関係式として以下の式を得た.
    薄い円盤状サンプルの場合
    Sz=Sv0.64 Sr=Sθ=Sv0.18
    細い棒状サンプルの場合
    Sz=Sv0.198 Sr=Sθ=Sv0.401
    以上の結果から, 水分移動の方向と収縮率は関係し, 薄い円筒形の場合は軸方向, 細い棒状の場合は半径方向の収縮率が大きいことが分かる.すなわち, 水分移動方向と同じ方向の収縮率は直角方向のものよりも大きいことを示す.次に, 以下のように乾燥途中の力学的特性を測定した.円筒形に成形した馬鈴薯を所定時間乾燥し, 水分含量 (Mkg/kg d.b) を測定するとともに, 材料試験機を用いてヤング率Eおよび降伏応力σcを測定した.結果を以下に示す.
    E=9.68×106exp (-0.384M) at: M>1.2
    E=4.797×107exp (-1.703M) at: M≦1.2
    σc=1.46×106exp (-0.179M) at: M>0.85
    σc=3.327×107exp (-3.70M) at: M≦0.85
    これらの式は水分含量の減少とともに, ヤング率が大きくなる, すなわち馬鈴薯は固くなり, 降伏応力も指数的に大きくなることを示す.
  • Yoshiyuki WATANABE, Shuji ADACHI, Takao FUJII, Kazuhiro NAKANISHI, Ryu ...
    2001 年 2 巻 2 号 p. 73-75
    発行日: 2001/06/15
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    The surface tensions of 6-O-hexanoyl, octanoyl, decanoyl and dodecanoyl L-ascorbates, which were synthesized via the immobilized-lipase-catalyzed condensation of ascorbic acid and the corresponding fatty acids in acetonitrile, were measured at 25°C by the Wilhelmy method at their various concentrations, and the critical micelle concentration, CMC, and the residual area per molecule, a, were evaluated for each acyl ascorbate. The CMC was lower for the ascorbate with a longer aryl chain, while the a values were ca. 0.30 nm2 for all the acyl ascorbates.
feedback
Top