日本食品微生物学会雑誌
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23 巻 , 4 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • 山村 昌平, 民谷 栄一
    2006 年 23 巻 4 号 p. 177-181
    発行日: 2006/12/31
    公開日: 2010/07/12
    ジャーナル フリー
  • 2006 年 23 巻 4 号 p. 182-203
    発行日: 2006/12/31
    公開日: 2010/07/12
    ジャーナル フリー
  • 後藤 慶一
    2006 年 23 巻 4 号 p. 204-212
    発行日: 2006/12/31
    公開日: 2010/07/12
    ジャーナル フリー
  • 秋場 哲哉, 千葉 隆司, 新井 輝義, 池内 容子, 井部 明広, 柳川 義勢, 甲斐 明美, 矢野 一好, 諸角 聖
    2006 年 23 巻 4 号 p. 213-216
    発行日: 2006/12/31
    公開日: 2010/07/12
    ジャーナル フリー
    Bacillus cereus sometimes causes food poisoning, known as the diarrhoeal type associated with enterotoxin, and the emetic type associated with emetic toxin “Cereulide”. Standard methods for detection of cereulide are oral challenge in mammals, microscopic assessment of vacuole formation in HEp-2 cells and liquid chromatography-mass spectrometry assay; however, each method has some difficulties requiring specific facilities, skilled techniques or an expensive analyzer, respectively. We previously reported a colorimetric cell metabolic assay in HEp-2 cells using 2- (2-methoxy-4-nitrophenyl) -3- (4-nitrophenyl) -5- (2, 4-disulfophenyl) - 2 H -tetrazolium, monosodium salt (WST-8), as an simple way to detect cereulide. In the present study, we compared and evaluated four methods: vacuolation, MTT, WST-8, and LC/MS usingB. cereus strains isolated from retail foods. Colorimetric cell metabolic assay in HEp-2 cells using WST-8 was confirmed as sensitive and useful for a general laboratory.
  • 中 峰松, 清水 晃, 河野 潤一, 五十君 静信
    2006 年 23 巻 4 号 p. 217-222
    発行日: 2006/12/31
    公開日: 2010/07/12
    ジャーナル フリー
    市販の豚, 牛および鶏ミンチにおける黄色ブドウ球菌の汚染実態調査を実施し, また分離された黄色ブドウ球菌の諸性状についても検討した.
    1. 菌検出率は豚ミンチ75.0%, 牛ミンチ65.0%, 鶏ミンチ80.0%であった.
    2. 豚, 牛, 鶏ミンチいずれも, 増菌培養法で検出率が増加した.
    3. 汚染菌数 (MPN法) は陽性検体88検体中79検体 (89.8%) が46/g以下であった.
    4. 生物型では, 豚ミンチの70.0%および牛ミンチの76.9%がHuman型とK-β+CV: A型に, 鶏ミンチの84.3%がPoultry型とHuman型に属した.
    5. エンテロトキシン産生陽性率は豚, 牛, 鶏ミンチがそれぞれ23.3%, 15.4%, 28.1%で, A型, B型, C型, A+D型が検出され, 鶏ミンチではB型が多かった.
    6. Human型株の31.4%, Poultry型株の21.4%, Poultry-like型株の42.9%がエンテロトキシンを産生した.
    7. コアグラーゼ型は豚, 牛, 鶏ミンチいずれも型分布に偏りがみられず, 大多数の菌株がII型からVIII型に分散した.
    8. 調査した兵庫県の20店舗中全店舗, 大阪府の20店舗中18店舗でいずれかのミンチ肉から黄色ブドウ球菌が検出された.3店舗で3種類すべてのミンチ肉から, 7店舗で2種類から同一コアグラーゼ型菌が検出され, また5店舗では生物型も一致していた.
  • 石村 勝之, 井上 智, 萱島 隆之, 吉野谷 進, 伊藤 文明, 笠間 良雄, 松本 勝, 荻野 武雄
    2006 年 23 巻 4 号 p. 223-229
    発行日: 2006/12/31
    公開日: 2010/07/12
    ジャーナル フリー
    リステリア属菌の簡易迅速な同定および疫学的な解析手法の確立を目的として, Listeria monocytogenesおよびその他のListeria spp.の保有するiap遺伝子を標的としたListeriaspp.共通, L.monocytogenesおよびL .innocua特異的な3種類のPCR法とそのPCR-RFLP法による遺伝子型別の有効性を, L.ivanoviiを除く患者, 食品, およびネズミ由来Listeria spp.181株により評価した.その結果, Listeriaspp.共通PCRは, L.grayiを除いた供試Listeriaspp.178株に増幅が認められ, L.monocytogenesおよびL.innocua特異的PCR法は, 各菌種に特異的な増幅を示したことから, 属および菌種同定に有効な方法と考えられた.一方, PCR-RFLP法により, L.monocytogenesは血清型4b, 1/2bおよび1/2a, 1/2cに関連した5種類のRFLPパターンが認められ, L.innocua, L.seeligeri, およびL.welshimeriも特異的パターンを示した.以上の結果, これらのPCR手法は, リステリア属菌種の遺伝学的な同定 (推定) と系統学的な遺伝子型別手法として有効と考えられた.
  • 川崎 晋, 山中 俊介, 川本 伸一
    2006 年 23 巻 4 号 p. 230-236
    発行日: 2006/12/31
    公開日: 2010/07/12
    ジャーナル フリー
    実際に稼動している食品製造現場において蛋白質ふき取り検査を実施した結果と微生物学的汚染検査や現場作業監督者による目視での汚染度判定結果を比較することにより, 蛋白質検査法による手法が食品製造現場における自主衛生管理ツールとして有効であるか検討した.pH誤差法による蛋白質ふき取り検査について検討したところ40~80μgの蛋白質量があれば, 検出可能であった.オムレツ・和菓子・鶏肉・惣菜・カット野菜などの生産ラインにおけるふき取り検査により, 蛋白質検査法と微生物学的汚染評価 (一般生菌数・大腸菌群数・大腸菌・黄色ブドウ球菌) との結果を比較した.全152サンプルにおいて, 蛋白質ふき取り検査との一致率は94.7% [(68+76) /152×100], 蛋白質ふき取り検査のみ陽性は3.3%であり, 微生物学的汚染と目視による汚染の確認結果を十分に包括している結果となった.2.0% (3/152サンプル) については蛋白質ふき取り検査の結果, 偽陰性と評価されたが, いずれのサンプルも一般生菌数は102CFU/100cm2以下であり, 状況検証による汚れの付着などは確認できなかった.今回のケーススタディの結果, 実際の食品製造現場での汚染原因と蛋白質検出結果との高い相関を確認でき, 初期投資を抑えた自主衛生管理法として有効な手法であることを確認できた.
  • 古畑 勝則, 柿本 將平, 百田 隆祥, 小島 禎, 池戸 正成, 福山 正文
    2006 年 23 巻 4 号 p. 237-241
    発行日: 2006/12/31
    公開日: 2011/02/25
    ジャーナル フリー
    新たにC.jejuniおよびC.coliのLAMPプライマーが設計されたことを機に, LAMP法を用いて市販鶏肉134検体からカンピロバクターの検出を試み, 培養法との比較を行い, LAMP法の有用性について検討した.
    両試験方法において, ともに陽性の検体が24検体 (17.9%), 陰性の検体が99検体 (73.9%) あり, 両法の一致率は91.8%と高かった.また, 成績が異なった検体は, LAMP法陽性, 培養法陰性が10検体 (7.5%), 逆に培養法陽性, LAMP法陰性がわずかに1検体 (0.7%) であった.これらLAMP法と培養法による検出状況についてx2検定を行ったが, 両試験法の間に有意差は認められなかった.
    材料の種類別におけるカンピロバクターの検出状況では手羽23検体において, LAMP法では5検体 (21.7%) が陽性であったが, 培養法では1検体も分離されなかった, その他, モモ肉, レバー, 挽肉, ムネ肉, ササミなどでは両試験法による検出率に差異は認められなかった.
    今回のLAMP法の成績は, 培養法と比較して遜色ない良好なものであった.
    なお, 本稿の要旨は日本防菌防徽学会第33回年次大会 (東京) において発表した.
  • 清水 晃, 松村 浩介, 藤尾 公輔, 河野 潤一, 北井 智, 五十君 静信
    2006 年 23 巻 4 号 p. 242-246
    発行日: 2006/12/31
    公開日: 2011/02/25
    ジャーナル フリー
    本研究では, 綿棒増菌培養法を用いて市販豚および牛スライス肉における黄色ブドウ球菌の汚染状況を調査するとともに, 分離株の各種性状について検討した.また直接平板培養法と綿棒増菌培養法の検出率の比較を行った.
    1. 綿棒増菌培養法による黄色ブドウ球菌の検出率は豚肉27.0% (20/74), 牛肉35.1% (26/74) であった.
    2. 豚肉由来株の68.2% (15/22) および牛肉由来株の71.4% (20/28) がHuman型に属した.
    3. 豚肉由来株および牛肉由来株のエンテロトキシン産生率はそれぞれ40.9%, 21.4%で, A型とB型が多くみられた
    4. Human型株の37.1% (13/35), K-β+CV: A型株の14.3% (1/7), K-β+CV: C型株の33.3% (1/3) がエンテロトキシンを産生した.
    5. エンテロトキシン産生15株のコアグラーゼ型別では, II型1株, III型2株, IV型4株, VI型1株, VII型3株, VIII型3株, 型別不能1株であった.
    6. 豚肉 (40検体), 牛肉 (40検体), 鶏肉 (40検体) を用いた, 直接平板培養法と綿棒増菌培養法の検出率の比較実験において, 前者で10.0% (12/120) で, 後者で33.3% (40/120) であった.綿棒増菌培養法は食肉からのブドウ球菌検出に有用な方法であると思われた.
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