魚病研究
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19 巻 , 3 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
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  • 宮崎 照雄, 窪田 三朗, 宮下 敏夫
    19 巻 (1984 - 1985) 3 号 p. 161-166
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     養殖テラピアSarotherodon niloticus のPseudomonas fluorescens 感染症を病理組織学的に検討した。病魚は外見的に眼球突出と体色黒化を示し, 内蔵諸器官に白点または腫瘤様病巣が現れていた。病理組織学的には, 突出した眼球の眼窩脂肪織に化膿病巣か肉芽腫病巣がみられた。脾臓の腫瘤病巣は膿瘍から成り, 脾臓, 肝臓, 腎臓, 鰓の白点様病巣は炎症性細胞浸潤を伴う巣状壊死病巣か肉芽腫病巣であった。病理細菌は化膿病巣や壊死巣では食菌を受けることなく増殖し, 肉芽腫内では減数, 消滅していた。
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  • 宮崎 照雄, 窪田 三朗, 界外 昇, 宮下 敏夫
    19 巻 (1984 - 1985) 3 号 p. 167-172
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     1980年冬に, 屋内温水飼育池で養殖中のテラピア(Sarotherodon niloticus)にStreptococcus sp. 感染症が発生した。本研究では病魚の外見像, 解剖所見および病理組織について検索した。その結果, 外見像は皮内出血, 眼球突出, 解剖所見は心外膜炎, 腹水貯留, 腹膜炎, 肝臓の褪色, 脾腫でそれぞれ特徴づけられた。病理組織学的には, 眼球突出を呈する眼部病巣では眼窩に膿瘍や肉芽腫の形成がみられた。心外膜, 腹膜, 肝臓と脾臓の被膜, 生殖巣, 脳などの患部にはマクロファージの浸潤と細菌貧食および肉芽腫形成がそれぞれみられた。
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  • 界外 昇, 宮崎 照雄, 窪田 三朗
    19 巻 (1984 - 1985) 3 号 p. 173-179
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     三重県下の養殖場で発生したブリ稚魚の脊椎変形症について細菌学的および病理組織学的に検討した結果,以下のようであった。1. 病魚の外観は脊柱の側彎および上下彎がみられ,軟X線写真像でも脊椎の側彎および上下彎が認められた。2. 病理組織所見では,脳,肝臓,腸間膜および心臓に細菌を貪食したマクロファージの集簇巣および肉芽腫形成が特徴であった。3. 細菌検索した全例の脳からStreptococcusiniaeが,また,その内1例よりStreptococcus sp.が同時に分離された。
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  • 青木 宙, 酒井 正博, 高橋 誓
    19 巻 (1984 - 1985) 3 号 p. 181-185
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     Vibrio anguillarumのアユに対する浸せきワクチンにおいて, 防御免疫を誘発する抗原の最小単位はリポ多糖体と考えられた。浸せきワクチン後も血清中の凝集抗体価の上昇およびタンパク質の溶出パターンに変動は認められなかった。浸せきワクチン処理魚あるいは非ワクチン処理魚の血清をアユに接種し受動免疫を試み, その直後に攻撃試験を行い防御免疫能を比較したところ, 両区において差はほとんど認められなかった。
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  • Fulvio SALATI, 川合 研児, 楠田 理一
    19 巻 (1984 - 1985) 3 号 p. 187-192
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     Edwardsiella tardaに対するウナギの免疫応答を明らかにするために, E. tardaの菌体から抽出したリポ多糖(LPS), 精製LPS, 多糖およびリピドAの4種類の抗原をウナギの筋肉内に接種し, 血中凝集抗体価と生菌攻撃後の生存率を調べた。凝集抗体価は粗LPS, 精製LPS, 多糖およびリピドAの免疫群で, それぞれ1:5,043, 2,048, 1,098および275となり, 生存率は多糖免疫群が100%, そのほかの群は0%であった。これらのことから, LPS中の多糖の抗原性は低いが, 感染防御には多糖は重要な役割を果たしているものと思われる。
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  • 室賀 清邦, 佐藤 公一, 中井 敏博
    19 巻 (1984 - 1985) 3 号 p. 193-196
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     5種のウナギ病原菌, Aeromonas hydrophila, Edwardsiella tarda, Pseudomonas anguilliseptica, Vibrio anguillarumおよびV. vulnificusの増殖可能温度域および増殖至適温度を, それぞれの種につき10株もしくは15株ずつ振盪培養することにより求めた。その結果調べた5種は, 増殖至適温度が30~35℃にあるA. hydrophila, E. tardaおよびV. vunificus biogroup 1, 25~30℃にあるV. anguillarumおよびV. vulnificus biogroup 2, および22~27℃にあるP. anguillisepticaの3グループに分けられた。また, それぞれの種における血清型や病原性の異なる株の増殖温度についても比較検討した。
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  • Darunee SAE-OUI, 室賀 清邦, 中井 敏博
    19 巻 (1984 - 1985) 3 号 p. 197-199
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     1983年の8月末から10月下旬にかけて, 広島県三原市にある個人の庭池で飼育されていた60尾の錦ゴイCyprinus carpioに病気が発生し, そのほとんどが死亡した。魚病の体表および鰭には発赤が認められ, それらの腎臓, 脾臓および肝臓からEdwardsiella tardaが純粋に分離された。それらの分離株は錦ゴイのみならずニホンウナギAnguilla japonicaにも病原性を有することが筋肉内接種により認められた。 以上の結果から, これらの錦ゴイの死亡はE. tarda感染によるものと判断された。今回の症例はコイにおけるエドワジエラ症の最初の報告例と考えられる。
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  • 飯田 貴次, 山本 淳, 若林 久嗣
    19 巻 (1984 - 1985) 3 号 p. 201-204
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     餌付けに伴うウナギ稚魚の腸内フローラの変化を調べた。採補直後のシナスウナギの腸管からは細菌は分離されなかったが, 餌付け開始後は, 内容物を含む腸管1gあたり106~107cfuの細菌が絶えず分離された。餌としてイトミミズを投与中のウナギ稚魚の腸内フローラは, イトミミズの細菌フローラと類似しており, イトミミズの細菌フローラがただ単にウナギ稚魚に移行したものと思われた。その後, 餌をイトミミズから配合飼料に替えていくに従って, Enterobacteriaceaeが有意に減少し, AeromonasとAcinetobacterが増加していく傾向が認められた。
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  • 19 巻 (1984 - 1985) 3 号 p. 209-212
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
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