農作業研究
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50 巻 , 2 号
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研究論文
  • 川口 岳芳, 南田 秀樹, 川本 靖信, 佐藤 彩佳, 尾崎 行生
    2015 年 50 巻 2 号 p. 25-35
    発行日: 2015年
    公開日: 2016/01/28
    ジャーナル フリー
    ワケギ球根の植付作業は,中腰・手作業でつらいことから省力・軽労化が求められている.そこで,長ネギなどで利用されている既存の苗の簡易移植機に新たな機構の装着や構造変更を加え小型・軽量化し,ワケギ球根の植付けに対応した以下の特徴を持つ簡易移植機を開発した.「苗台土寄せ板」と「植付部土寄せ板」を新たに装着することにより,土壌表面を均平化し,球根を一定の深さで植付けることができる.「苗ガイド板」の構造変更や機体上の段差の解消により,植付時の球根の転倒,ひっかかりおよび脱落を防止できる.「植付部」の狭小化と新たに装着した「補助溝切り器」により,溝底へ植付けることができる.開発機種の植付精度については,植付深さの変動が極めて小さく,植付時の機体への連結紙筒のひっかかりや転倒が皆無となり,本機の球根の植付けへの実用性が示された.
資料
  • 神川 諭
    2015 年 50 巻 2 号 p. 37-43
    発行日: 2015年
    公開日: 2016/01/28
    ジャーナル フリー
    エンバクわらを土壌にすき込み,キスジノミハムシの被害を低減させる防除法において,より省力的にエンバクわらを施設へ持ち込む方法を検討した.エンバクの刈取時間は,コンバインがバインダ,刈払機より有意に短く,収集作業時間は,コンバインとバインダが刈払機よりも短かった.また,刈取ったエンバクの細断作業時間は,コンバイン,チッパが押切器に比べ有意に短かった.押切器での細断作業時の心拍数は,他の方法よりも多くなった.これらの結果から,コンバインを用いる方法が最も短時間で刈取り,収集および細断作業を実施できた.コンバインは,穂ばらみ期から糊熟期のエンバクの刈取りおよび細断が可能であった.穂ばらみ期のエンバク断片は,糊熟期と比べて細かくなる傾向があった.
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