図学研究
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35 巻, 1 号
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  • 横澤 肇, 新垣 英哉
    2001 年 35 巻 1 号 p. 3-8
    発行日: 2001年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    距離画像の解析により多面体の3次元形状を計測することを目的としている.このための初期段階として画像から物体の構成面を分離して抽出すること, すなわち, 領域分割処理を扱う.初期領域の形成にあたってはディジタル面 (DNP) パターンの適合による手法を採用する.個々のDNPパターンの面検出に対する寄与をまず検討した.この検討に基づいて, 面の検出に有効と考えられるDNPパターンのみを採用して核領域を形成し, これらを基にして計測対象物体の構成面に対応する領域へ分割した.この段階の処理にしきい値に基づく領域拡張法, および, エッジ検出法と領域拡張法とを統合したニューラルネットワーク (NN) による方法とを用い, これらの結果を比較・検討した.NNによる方法は, カラー画像に対して提案された動的領域分割法であるが, 性質の異なる距離画像の領域分割にも良好な結果を与え, 特にエッジ位置の特定に有効であることを示した.
  • 蛭子井 博孝
    2001 年 35 巻 1 号 p. 9-14
    発行日: 2001年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    楕円を拡張した卵形線には, 焦点が3つあり, さらに, 4つ以上焦点を持つ曲線を探していた.それは, 直極点を用いた卵形線の定義と直極点の一般化 (無限連鎖化) の方法を組み合わせることにより卵形線の定義を拡張したものとしてあらわせることがわかった.そうして, 卵形線の焦点の多数化 (多極化) ができた.そこで, この小論では, 直極点の一般化 (拡張) を述べ, 次に, 以前報告した, 直極点による卵形線の定義を述べ, さらに, 一般化された直極点による卵形線の拡張を考える.そして, その考えの基に, 拡張された卵形線 (多極曲線 (愛称chocoid) ) の図をコンピュータで描いた.この多極曲線は, 4直線に関する直極点を用いるとき, その極は, 直線上に6点あり, そのうち5点の座標で形が決まる.さらに, 数例の数値例を描くと, 自己交差した多重閉曲線であることがわかった.5直線に関する直極点を用いる場合も, MapleVと言う数式処理, 関数グラフィックソフトで, 媒介変数表示を求め, CG化した.その性質は, まだ未知なるものが多いが, 一応の形を報告する.
  • 小山 清男
    2001 年 35 巻 1 号 p. 15-20
    発行日: 2001年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 梶山 喜一郎, 鈴木 賢次郎, 近藤 邦雄, 鈴木 宏正, 堤 江美子, 山口 泰
    2001 年 35 巻 1 号 p. 21-29
    発行日: 2001年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
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