図学研究
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36 巻, 4 号
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  • 米村 貴裕, 広瀬 健一, 古川 耕平, 長江 貞彦
    2002 年 36 巻 4 号 p. 3-9
    発行日: 2002年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    筆者らはCCDカメラを用いて, ユーザの指先や頭部の動きやジェスチャを認識するシステムを開発している.本システムを用いることで, ユーザはマウスやキーボードを用いることなくパーソナルコンピュータを操作できる.また, 空間に文字を描き示すことで, 文字の入力を可能にした.これにより既存のOSとの互換も図った.一方, 本システムに対応した3DCGモデリングソフトウェアと教育用コンテンツを開発した.これらはユーザのジェスチャに対応して操作でき, また, 物を観察するときに行なう「覗き込み」の機能を付加することで, ユーザの好奇心の持続に役立てることができた.このようなユーザに優しいインタフェースを用いるソフトウェアにより, 初心者も3DCGや図形情報処理に親しむことができると確信している.
  • 菱田 博俊, 直井 久
    2002 年 36 巻 4 号 p. 11-18
    発行日: 2002年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    投影面, 投影線および投影対象物を認識し易い様に設定する事は, 図面を誤解させない為に重要である.本研究では立方体の直軸測投影図について, 視覚認識調査に基づき適切な描画方向に関する考察を行った.視覚認識調査では, 描画方向のパラメータθおよびφに関して規則的に行列配置した一覧図を用いたものと, 不規則なものの2種類を用いた.いずれの調査結果も, 描画方向〈θ=45°φ=30°〉およびその近傍の図が認識し易い事を示した.各面がゆがまずになるべく均等に見える事が情報伝達の上で望ましく, また日頃生活の視線を考えると余り上方からの視線は避けて作図する事が望ましいと考えられる.また不規則配置調査の結果は規則配置調査の結果と比して, 指向性が弱く, 見た目が構図として面白いと思われる方向にずれる傾向を示した.視覚が機能思考と美的思考の両面に基づいている可能性が示唆され, 一方で2種類の視覚認識調査により視覚におけるこれらのバランスを確認し得る事も期待できると考える.
  • 小山 清男
    2002 年 36 巻 4 号 p. 19-26
    発行日: 2002年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 長島 忍
    2002 年 36 巻 4 号 p. 27-30
    発行日: 2002年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 2002 年 36 巻 4 号 p. 31-47
    発行日: 2002年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
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