民族衛生
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50 巻 , 5 号
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  • 根岸 龍雄
    50 巻 (1984) 5 号 p. 209
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 宮城 重二
    50 巻 (1984) 5 号 p. 210-225
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
     沖縄の一農村(玉城村)において,該地区に居住するねたきり老人58人を対象に昭和53年8月から昭和54年11月までの約1年問にわたって継続調査を実施し(継続調査できた者は38人である),他出別居子やきょうだいなどの近親者を包含した拡大家族が在宅ねたきり老人の介護をめぐってどのような家族関係及び介護パターンを形成しているかを分析し,次のような結果を得た. (1)在宅ねたきり老人の約75%の者は,老人家族のみによって介護されているのではなく,拡大家族の形成を通して介護がなされている. (2) そして,その拡大家族は,主な介護者が徒歩で約15分以内,介護補助者が乗物で約30分以内に居住しているという近住性を前提として形成されている. (3) また,拡大家族内における介護パターンは,同居の配偶者や嫁を主な介護者とし配偶者主導型や嫁主導型の介護パターンが多く見られ,拡大家族の成員による協働の介護パターンが一般的である. (4)なお,娘主導型の介護パターンは一般的ではないが,さりとて該地区の介護パターンは欧米におけるfamily system of careが女系によって体系化しているのと対照的に,男系によって確立してはいない. (5)家族関係及び拡大家族関係は良好な関係が維持されている者が多く,しかも,それらの関係間には相関が見られる. なお,本研究とともに進めた,(1)在宅ねたきり老人の出現率(宮城,1984b),(2)「ねたきり状態」の評価,(3)在宅ねたきり老人の寝室利用の状況については別途に報告する.
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  • 中地 敬
    50 巻 (1984) 5 号 p. 226-242
    公開日: 2011/02/25
    ジャーナル フリー
     関東地方農家世帯におけるがん死亡の特徴を把握するため,前論文では年齢階級別比較危険を解析してがん原因因子の作用年齢を推定した。本論文では農家世帯に危険が高いあるいは低いがんについて,危険の地理的分布という観点から解析した。まず,関東地方を農家人口に基づいた地域ブロックに分割し,がん死亡に対する農家のオッズ比(OR)と地域住民の標準化死亡率比(SMR)をブロックごとに計算してその結果を地図化した。 (1)農家の危険が高い胃・胆のう胆管・食道(女)・肝臓(女)のがんについて,ORが2あるいはそれ以上の地域が見出された. (2)上述の後の3部位ではORとSMRの地理分布に顕著な偏りがあり,両者が高い地域が多く見出され,そこに居住する農家の絶対的危険の高さが指摘された. (3)農家の危険が低い大腸・肺・肝臓(男)・乳房・子宮のがんについても,ORが0.5以下の地域が存在し,ORとSMRの両者が低い地域が数多く見出された.次に,ORとSMRの地理分布に基づいた原因論的解析を相関分析によって試みた.すなわち,消化器系および乳房のがんについて,地域別食物消費(農家・非農家別も含む)との関連性を検討した. (1)農家の胃がんに対する高危険は,米飯・みそ汁の多量摂取および肉・乳・卵・魚介類といった動物性脂肪・高蛋白食品群や果実類の低摂取と関連しており,地域死亡率についてもほぼ同様の相関関係を得た. (2)大腸・乳房のがんは,地域死亡率に関して動物性脂肪・高蛋白食品群が強い正の相関を示した.乳がんの農家における低危険はこれらの食品群の低摂取と関連している. (3)胆のう胆管・食道・肝臓のがんは,(1)や(2)ほど強い食品関連性を示さなかったが,胆のう胆管がんは(1)に類似した傾向を示し,また食道がんは地域死亡率のみが肉・果実類を多く摂取することと負の相関を示した.
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  • 角南 重夫
    50 巻 (1984) 5 号 p. 243-248
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    To study the cause of difference in death rate from non-car-accident and adverse effect by prefecture in Japan, accidential death rates (ADR) were calculated by subtracting corrected death rates from car accident from those from accident and adverse effect by prefecture in 1980, and relationship between ADR and 33 items of prefectural character, income per capita, consumer price index and livelihood protection rate was studied by correlation and factor analysis, and the following results were obtained. 1) Correlation coefficients between ADR and 23 items in man, and 21 items in woman were significant, and of the partial correlation coefficients, the coefficient between ADR and livelihood protection rate in man was significant. 2) Factor analyses were carried out with the significant items (excluding livelihoc protection rate for man) and 2 factors (F1 and F2) were extracted, and the F1 was es mated to be rural character factor. 3) The correlation coefficients between ADR and the F1-score and the F2-score in man, and the F1-score in woman were significant, and of the partial correlation coefficients excluding the influence of livelihood protection rate in man, the coefficient between ADR and the F1-score was significant. The above results suggest that rural character relates to the causes of difference in ADR by prefecture in Japan for both sexes, and poverty to those for man.
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