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82 巻 , 3 号
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巻頭言
原著
  • 原田 まつ子, 吉田 正雄, 井上 聡, 小風 暁, 苅田 香苗
    82 巻 (2016) 3 号 p. 99-109
    公開日: 2016/06/22
    ジャーナル フリー
    In order to obtain basic data useful for improving the dietary habits, we investigated the relationship between decreased general taste sensitivity and the dietary habits as well as stress in young women, paying particular attention to appropriate taste sensitivity from a young age. In the taste sensitivity test, the thresholds for the tastes of sweetness, saltiness, acidity and bitterness were determined using a filter-paper disk diffusion method in the tongue tip region and soft palate region. In addition, a nutritional investigation based on a self-administered questionnaire “meal menu and intake time-based semi-quantitative food frequency questionnaire (MMITQ)”, measurement of salivary alpha amylase activity, and an evaluation using the STAI (State-Trait Anxiety Inventory) questionnaire were carried out. The subjects were 84 of 249 students of a womenʼs junior college in Tokyo who had no chronic diseases and could participate in the re-examination at least 3 times during the investigation period of 8 days from June 2010 to July 2013 (average age, 19.3 ± 1.2 years). The results showed that as compared to that in the normal taste sensitivity group (60 subjects 71.4%), the percentage of subjects with the drinking habit and/or intake of dietary supplements was higher in the decreased taste sensitivity group (24 subjects, 28.6%) (p=0.034 and 0.041, respectively). The average intake of zinc was 7.7 mg in the decreased taste sensitivity group, which was significantly lower than the average intake of 8.5mg in the normal taste sensitivity group (p=0.041). On the other hand, the average intakes of magnesium and salt equivalent in the decreased taste sensitivity group were significantly higher than those in the normal taste sensitivity group (magnesium: p=0.048, salt equivalent: p=0.037). There were no significant differences between the two groups in the salivary alpha amylase activity, or in the characteristic/unstable state score. These results suggest that the tendency towards decreased taste sensitivity observed in young women may be related to habitual drinking and intake of dietary supplements, as well as to a poor daily intake of zinc and excessive intakes of magnesium and/or salt equivalent.
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  • Shoko KONISHI, Emi TAMAKI
    82 巻 (2016) 3 号 p. 110-124
    公開日: 2016/06/22
    ジャーナル フリー
    目的:本研究の目的は,日本の既婚および未婚女性における避妊使用の傾向を明らかにすること,および妊娠企図の影響を調整したうえで,避妊の使用と関連する要因を明らかにすることである.
    方法:2014年に実施した横断調査である,生物人口学プロジェクトにおいて,男性パートナーがいると回答した1746人の女性(うち既婚1361人,未婚385人;年齢20-44歳)の避妊使用と妊娠企図(調査時点に妊娠を希望;将来妊娠を希望;妊娠を望んでいない)について解析を実施した.
    結果:既婚女性の64%,未婚女性の30%は調査時点あるいは将来も妊娠を希望していなかった.しかしそのうちわずか各39%と47%の女性しか,確実な避妊法(コンドームあるいは経口避妊薬の継続的な使用)を実施していなかった.多変量ロジスティック回帰分析によると,既婚および未婚の女性の双方について,将来妊娠を希望していること(vs. 調査時点で妊娠を希望していること)および大学卒業以上の学歴(vs. 高校卒業あるいはそれ以下)は,確実な避妊法の実施と有意な正の関連を示した.既婚女性に限ってみると,妊娠を望んでいなかった女性は,調査時点で妊娠を希望していた女性と比較して確実な避妊法を実施する傾向が強かった.一方,未婚女性では同様の関連はみられず,年齢が高いほど確実な避妊法を実施する割合が小さくなる傾向がみられた.
    結論:調査時点で妊娠を希望していない場合でも,未婚女性,既婚女性ともに確実な避妊法を実施していない者が多かった.これらの女性がどの程度,望まない妊娠のリスクに晒されているのかについて,今後の調査研究が必要である.
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  • Soon Yoon CHUNG, Eung Cheol LEE, Toyoharu KITADA
    82 巻 (2016) 3 号 p. 126-140
    公開日: 2016/06/22
    ジャーナル フリー
    目的:本研究の目的は,韓国の女子高校生の便秘と健康への影響要因と,7日間の自然治癒活動が便秘と健康に及ぼす影響を調査分析することである.
    方法:非対照介入試験である本研究では,韓国・富川市の公立高校1年生の女子高生138人を対象者に自己報告調査に基づき,便秘と健康への危険要因を分析した.また7日間の自然治癒活動後にも同じ調査を行い,便秘指標と健康指標から便秘と健康への効果を分析した.一連の統計処理にはANCOVAと重回帰分析を用いた.
    結果:生活習慣とストレスは,便秘と健康に統計学的に有意な影響を及ぼした.便秘への危険要因は,1日当たりの水分摂取(p=0.010),好きな食べ物(p=0.011),1日当たりの運動(p=0.008),学校でのストレス(p=0.011)であった.健康への危険要因は,1週間当たりの間食の頻度(p=0.005),1日当たりの水分摂取量(p=0.017),1日当たりの運動(p=0.021),学校でのストレス(p=0.001),家でのストレス(p=0.001)であった. 理にはANCOVAと重回帰分析を用いた.
    7日間の自然治癒活動により便秘評価尺度が有意に減少し(p=0.012),その主な效果要因は1日当たりの水分摂取量であった(p=0.034).また,この活動は健康指標を有意に増加させたが(p=0.016),その主な效果要因は生活習慣ではなく,ストレスであると考えられた.一方,1週間当たりの排便回数や便秘の自己認識に有意な変動はみられなかった.
    結論:以上の結果により,便秘と健康が生活習慣やストレスによって統計学的に有意に影響を受けており,また7日間の自然治癒活動は便秘評価尺度の減少により便秘に直接もたらすものであり,ストレスの減少を通して健康にも間接的に影響をもたらした可能性があると提唱するものである.したがって,便秘改善と健康増進に対して自然治癒活動が適用できる可能性を示唆している.
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