日本集中治療医学会雑誌
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13 巻 , 4 号
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  • 山本 保博, 久志本 成樹
    2006 年 13 巻 4 号 p. 403-404
    発行日: 2006/10/01
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
  • 清水 直樹
    2006 年 13 巻 4 号 p. 405-407
    発行日: 2006/10/01
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
  • 丸山 一男
    2006 年 13 巻 4 号 p. 407-410
    発行日: 2006/10/01
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
  • 福地 孝明, 三品 雅洋, 小林 士郎
    2006 年 13 巻 4 号 p. 411-416
    発行日: 2006/10/01
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
    1999年4月に当院に脳神経センターを開設して,本年で8年目になる。我々は,脳卒中ホットラインを2000年4月に近隣の病院,診療所合わせて約300ヵ所に開設した。2005年4月30日までで脳卒中ホットラインを利用して入院した患者数は149例であり,当センターの全入院患者数の3.1%に当たる。千葉県では,2001年10月より医師,看護師がヘリコプターに同乗し,患者を迅速に病院に搬送するためのドクターヘリ事業が開始されており,当院はその基地病院となっている。2001年10月27日から2004年12月31日までのドクターヘリ搬送実績は,1,650例であった。その中で当脳神経センターに入院した患者は246例と,当院搬送の22.2%であった。これら患者の救急要請から当院到着までの時間は平均28.4±6.8分(15~57分)であった。2005年10月から我が国でも認可となった急性期血栓溶解療法は,発症後3時間以内の超急性期脳梗塞患者のみが対象となり,選択基準を満たす症例が脳梗塞患者のわずか数%にすぎない。急性期脳卒中は脳梗塞に限らず発症後の時間との勝負である。今後もこれらのメリットを最大限に活用し,1人でも多くの患者の命を救い,社会復帰を目標として,レベルの高い医療を提供していきたいと願っている。
  • 田中 啓治, 吉川 雅智
    2006 年 13 巻 4 号 p. 417-422
    発行日: 2006/10/01
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
    我が国における慢性腎不全患者の数は増加の一途を辿っており,血液透析(hemodialysis,HD)を受ける症例数も毎年およそ1万人ずつ増加しているという。かかる症例の死因の第1位に挙げられるのが,急性冠症候群(acute coronary syndrome, ACS)に代表される虚血性心疾患である。その理由は,慢性腎不全患者が糖尿病,高血圧,左室肥大などに加え,特異的な多くの冠疾患危険因子を有するからである。冠動脈病変の特徴はこれら因子によって誘導された異所性化骨現象に基づく重篤なプラーク内カルシウム沈着と著しい中膜肥厚である。急性冠症候群を発症し透析患者の予後は極めて不良とされるが,近年の冠動脈再灌流療法の進歩によって改善が認められるようになった。今後,慢性透析患者の冠動脈石灰化に対する有効な予防対策や新たな治療法を見い出すことによって,冠動脈再灌流療法の効果は一層高まるものと考える。本稿では,この両疾患によってもたらされる病態とその対策について述べる。
  • 安藤 康宏
    2006 年 13 巻 4 号 p. 423-430
    発行日: 2006/10/01
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
    ヨード系造影剤を使用する画像診断の件数の増加,また腎障害,糖尿病,高齢など造影剤腎症のリスクファクターを持つ対象症例の増加で,低腎毒性の造影剤の普及にもかかわらず,造影剤腎症はいまだ頻発する医原性疾患であり,その防止には大きな関心が寄せられている。しかし,発症機序にも不明な点が多く,現時点では,造影剤使用量の低減,脱水の補正のみが確立した防止策であり,国内外にかかわらずしばしば行われてきた,いわゆる予防的血液透析の有用性も,現在は否定されている。造影剤の使用,特に高リスク症例への使用にあたっては,医師はこのような造影剤腎症に関する最新の見解や対応策を理解しておく必要がある。
  • 茶園 美香
    2006 年 13 巻 4 号 p. 431-435
    発行日: 2006/10/01
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
    心理学における「ニード論」,「ストレス-コーピング理論」について紹介し,看護での捉え方や使い方について述べる。患者は,病気によるさまざまな制約により自分でニードを充足することが困難で,人間としての営みを続けることが妨げられている。看護では,病気を持った患者のニードに焦点を当て,基本的なニードが充足するための援助を行なっている。今回は,ニードに焦点を当てた看護論の中から,ヘンダーソンのニード論を紹介し,ニードに対する看護の進め方を論述する。また,患者は病気によって,さまざまなストレスに遭遇している。ストレスの持続は,身体的・心理的に患者を脅かし,病気の回復を遅らせるだけではなく,身体的・心理的に危機的な状況を引き起こす。看護では,患者がストレスに対して効果的なコーピングができるように援助している。今回は,ラザルスらのストレス-コーピング理論を紹介し,看護の進め方を論述する。
  • 江尻 晴美
    2006 年 13 巻 4 号 p. 437-444
    発行日: 2006/10/01
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,ICUへ入室する患者のうち,救急・緊急入室と予定入室という入院経緯の異なる患者家族のニードとコーピングを分析し,家族への援助の手がかりにすることである。対象は,救急・緊急入室患者家族12名,予定入室患者家族11名であり,半構成的面接法を用いた質的帰納的研究を行った。救急・緊急入室患者家族のみから得られたニードは【家族の不安の緩和】【最善の治療をして欲しい】であった。また,救急・緊急入室患者家族のみから得られたコーピングは【回復を祈る】【看護師のケアに参加する】【身動きができない】,予定入室患者家族のみから得られたコーピングは【混乱する】であった。求められる看護援助として,救急・緊急入室患者家族に対しては,理解しやすい情報提供を行い,不安の軽減と家族への共感を行うこと,予定入室患者家族に対しては,術中を含めた理解しやすい情報提供と十分な配慮を行うことなどが示唆された。
  • 丹羽 雄大, 川瀬 正樹, 長谷川 伸一, 長谷川 隆一, 長内 宏之, 櫻井 公也
    2006 年 13 巻 4 号 p. 445-449
    発行日: 2006/10/01
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
    経皮的人工心肺補助(percutaneous cardiopulmonary support, PCPS)により救命し得た電撃型脂肪塞栓症候群の1例を経験した。症例は18歳,男性。交通事故で左大腿骨骨折を受傷した。入院後より急激に呼吸不全が進行し,受傷17時間後に気管挿管,人工呼吸を開始したが,人工呼吸のみでは酸素化の改善が得られず,さらに血圧の低下もあり,PCPSを導入した。胸部X線写真上の吹雪様陰影や意識障害を認め,脂肪塞栓症候群と診断した。また,経胸壁心エコーにて下大静脈内を流れる多数の高輝度物質を5日間検出した。ステロイドパルス療法,シベレスタットナトリウムなどの薬物療法を併用し,翌日にはPCPSの離脱に成功した。第9病日に大腿骨創外固定術を施行し,第10病日には人工呼吸器から離脱した。意識障害はほとんど後遺症なく回復し,4ヶ月後には独歩にて退院した。重症呼吸不全と循環不全を合併する脂肪塞栓症候群では,PCPSが治療手段の一つとして有用と考えられる。
  • 上垣 慎二, 早川 峰司, 臼井 章浩, 山崎 圭, 佐藤 朝之, 牧瀬 博, 丸藤 哲
    2006 年 13 巻 4 号 p. 451-455
    発行日: 2006/10/01
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
    ヒトヘルペスウイルス-6(human herpes virus-6, HHV-6)感染後に発症した急性壊死性脳症(acute necrotizing encephalopathy, ANE)の1例を経験した。症例は1歳3ヶ月女児。発熱後に痙攣を呈した。痙攣は持続性で挿管・鎮静管理を必要とした。髄液検査で蛋白細胞解離を認めた。翌日のMRIで両側視床,小脳白質に異常を認めた。第3病日に躯幹を中心に丘疹を認め,突発性発疹を疑い免疫学的検査を追加したところ血清polymerase chain reactionでHHV-6陽性であった。以上よりANEと診断し,ステロイドパルス療法,γ-グロブリン大量静注療法,およびバルビツレート療法を施行したが効果なく,第14病日に死亡した。ANEは小児急性脳症の1亜型で1995年に本邦で提唱された臨床病理学的疾患単位である。原因としてはウイルス感染が関連しているといわれている。診断は神経放射線学的診断が重要であり,MRI画像で典型的な像を呈する。HHV-6感染で重篤な脳症を呈することがあり注意が必要である。
  • 斉藤 智誉, 野間 祥子, 河野 安宣, 石原 晋, 坂井 晃, 兵頭 英出夫, 八重樫 泰法, 遠藤 重厚
    2006 年 13 巻 4 号 p. 457-462
    発行日: 2006/10/01
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
    治療抵抗性であったEBウイルス関連血球貪食症候群(Epstein-Barr virus-associated hemophagocytic syndrome, EBV-AHS)症例における血清サイトカイン濃度について検討した。症例は30歳,男性。近医にて,重症感染症,disseminated intravascular coagulation (DIC)で加療中に急性腎不全を呈し,当院に紹介転院となった。ICU入室後,人工呼吸管理下に持続血液濾過透析(continuous hemodiafiltration, CHDF)を開始した。翌日,臨床症状,血液検査などから骨髄穿刺を施行し,血球貪食症候群(hemophagocytic syndrome, HPS)と診断した。重篤な肝機能障害のため免疫化学療法は施行せず,ステロイドパルス療法,血漿交換療法(plasma exchange, PE)を施行した。治療開始時の血清サイトカイン値は高値を示し,予後不良であったことが示唆された。また,サイトカインバランスに関しては抗炎症性サイトカインが優位な免疫不全状態であった。ステロイドパルス療法,PE施行後,サイトカインバランスは改善したが,臨床症状の改善には至らなかった。本症例のような重症例に対しては,早期の治療開始と,より有効なサイトカイン調節が必要であると考えられる。
  • 斎藤 敬太, 今泉 均, 升田 好樹, 岩山 祐司, 黒田 浩光, 名和 由布子, 深田 穣治, 浅井 康文
    2006 年 13 巻 4 号 p. 463-466
    発行日: 2006/10/01
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
    胸腹部大動脈瘤(thoraco-abdominal aortic aneurysm, TAAA)術後の腸管虚血の診断に血清乳酸値が有用であった症例を経験した。症例は73歳,女性。胸腹部大動脈瘤の診断にてステント挿入術と,腹部分枝に対する人工血管を用いたバイパス術を施行した。術中およびICU入室後,低酸素血症やショックに陥ることがなかったが,腹部分枝バイパス終了6時間後から血清乳酸値の上昇と代謝性アシドーシスが進行した。代謝の亢進や肝不全,循環不全,呼吸不全を示唆する所見がなかったため,腸管虚血を疑った。試験開腹術を行ったところ,上腸間膜動脈にバイパスしたグラフトが屈曲し,血流が遮断されていた。直ちに虚血を解除し,新たにバイパス術を追加した。ICU帰室後,血清乳酸値は4時間で正常化し,患者は合併症を併発せず,第5病日には一般病棟へ退室した。大動脈疾患に伴う腸管虚血の診断は臨床症状以外では困難な場合が多い。血清乳酸値の特性を十分に把握した上での連続モニタリングは,大動脈疾患に伴う腸管虚血の診断に有用な補助手段となることが示唆された。
  • 黒田 浩光, 今泉 均, 升田 好樹, 岩山 祐司, 買手 順一, 浅井 康文
    2006 年 13 巻 4 号 p. 467-471
    発行日: 2006/10/01
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
    厳密な血糖コントロールは重症患者の予後を改善させると言われているが,頻回の血糖測定が必要で,実際の施行には障害が大きい。今回,経静脈的持続血糖測定器を使用する機会を得たので,精度を動脈血血糖値と比較検討し,さらに施行上の問題点について報告する。【対象と方法】当院集中治療室入院中に同意を得た6例のうち,静脈内に20ゲージ専用留置針を留置できた2例に,人工膵臓STG(R)-22(日機装,東京)に接続して血糖値を持続モニターし,動脈血血液ガス分析装置の血糖値と比較検討した。【結果】動脈血と静脈血,血糖値の間にはr=0.964と非常に高い相関関係が得られた。Bland-Altman plotでは,負の相関関係がみられた。【考察および問題点】血糖値が高くなるにつれ,STG(R)-22による静脈血血糖値が動脈血血糖値に比べて低値となったが,これは機械的な性能ではなく,血糖値の増加に従い,動静脈血較差が広がるためと考えられた。また,ICUのベッドサイドにおける使用に際しては機器が大きい,回路が長くできないといった問題があり,今後,さらなる改良の必要性が示唆された。
  • 升田 好樹, 今泉 均, 黒田 浩光, 名和 由布子, 岩山 祐司, 巽 博臣, 買手 順一, 浅井 康文
    2006 年 13 巻 4 号 p. 473-477
    発行日: 2006/10/01
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
    経皮二酸化炭素分圧(PtcCO2)測定とパルスオキシメータの小型センサーを同時に搭載した耳朶センサーを用いた測定装置TOSCA(R)(Linde社,スイス)の集中治療室での使用経験を報告した。対象はICUに入室した12症例の重症患者とし,左右いずれかの耳朶にセンサーを装着し,PtcCO2およびSpO2を測定した。適宜動脈血ガス分析を行い,PaCO2とPtcCO2とを比較検討したところ,相関係数0.95と良好な相関関係が得られたが,PaCO2が50mmHg以上ではPtcCO2がPaCO2よりも高くなり解離していく傾向があった。測定に伴う重篤な合併症はなく,体位変換に伴う体動でも測定が可能であった。ノルエピネフリン投与後PtCO2とPaCO2とが解離する症例があった。TOSCA(R)を用いたPtcCO2は,実測値と比べ若干高値に表示されるものの追従性も良く有用と考えられるが,重症患者における低灌流状態でのSpO2を含めた検討がさらに必要である。
  • 池田 寿昭, 遠藤 重厚, 三浦 政直, 松下 美季子, 佐藤 信博, 中村 不二雄
    2006 年 13 巻 4 号 p. 479-480
    発行日: 2006/10/01
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
  • 大江 恭司, 糟谷 美有紀, 伊藤 史生, 清水 可方, 永井 利恵, 平林 和也
    2006 年 13 巻 4 号 p. 481-482
    発行日: 2006/10/01
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
  • 仲田 庄志, 篠田 梨花, 後藤 慶, 山崎 雅弘, 村上 昌宏, 南立 宏一郎, 相原 啓二, 蒲地 正幸
    2006 年 13 巻 4 号 p. 483-484
    発行日: 2006/10/01
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
  • 笠間 晃彦
    2006 年 13 巻 4 号 p. 485-486
    発行日: 2006/10/01
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
  • 原口 義座, 星野 正巳
    2006 年 13 巻 4 号 p. 487-488
    発行日: 2006/10/01
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
  • 日本集中治療医学会倫理委員会
    2006 年 13 巻 4 号 p. 489-490
    発行日: 2006/10/01
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
    The Ethics Committee of the Japanese Society of Intensive Care Medicine announces the results of the questionnaires sent out to 75 trustees. The questionnaire includes important ethical problems on the end of life care in the intensive care unit (ICU), and the results have been fully discussed at the 33rd Annual Congress of the Japanese Society of Intensive Care Medicine being held in Osaka on March 2006. The Ethics Committee believes this announcement has a great significance to all members of the Japanese Society of Intensive Care Medicine.
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