巻号一覧
1975 巻, 55 号
選択された号の論文の8件中1～8を表示しています
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サンプリング法の基礎研究 (I)徳永 光一, 佐藤 照男1975 年 1975 巻 55 号 p. 1-8,a1
発行日: 1975/02/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー八戸平原, 数千haの畑地カンガイ計画地域の有効水分関係の土壌調果結果を総括し, そこに現われる変動の解析によりサンプリング法に対する指針を得ようとしたものである。本報では, 土壌物理性調査における標本寸法と母集団の多重性について論じ, ついで畑カン用水量算出の基礎となった土壌調査結果ならびに変動値の総括を行った。次報では, 観測スケールと変動値の変化を本地区の例について解析する予定である。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3249K) -
笠岡湾干拓干陸ヘドロ地の農地基盤整備に関する基礎的研究 (II)長堀 金造, 佐藤 晃一1975 年 1975 巻 55 号 p. 9-14,a1
発行日: 1975/02/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー笠岡湾干拓予定地ヘドロを生の状態と乾湿作用を受けた後の水田と畑状態について土壌水分, 密度, キ裂, 地表面沈下, 土の支持力の試験を行った結果, ヘドロの乾燥はpF2にするのは難しく, 20cm以下の深い部分はとくに困難, いったん乾燥作用を受けると乾燥しやすい。一年後のヘドロのγdは約0.7g/cm3, 地表面沈下は3週間で50mm, キ裂面積37%を占めた。支持力についてはpF値とコーン指数との関係を示すと次とおりとなった。qc=a×b(pF)抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1275K) -
土壌水分検出による畑地カンガイの自動化に関する研究 (III)西出 勤1975 年 1975 巻 55 号 p. 15-21,a1
発行日: 1975/02/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー動ヒズミ式土壌水分測定装置を用いて, ホ場実験を中心に対象土層内への水の浸潤状態について検討したものである。その結果から, カンガイによる浸潤前線位置, 積算浸水量の値は散水, タン水のいずれの状態も測定されるカップ内負圧から求めることができる。
また, 地下カンガイにおける浸潤実験から, 用水の有効利用の面をも考慮してカン水パイプの埋設深さや間隔などをまず検討する必要があることがわかった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1261K) -
傾斜地水田における農地整備の基礎的研究 (X)丸山 利輔, 長堀 金造, 古木 敏也1975 年 1975 巻 55 号 p. 22-28,a1
発行日: 1975/02/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー傾斜地水田では上流側からの浸透水が排水不良の原因となっている場合が非常に多い。
このような条件下における暗キョの合理的な間隔深さを検討したものである。まず数値実験法の有用性を現地実験によって確かめた。次に, 数値実験から傾斜度, 水田の短辺長, 暗キョの本数を変えた場合, 暗キョ間中央水位が, いずれの暗キョ間でも均等になるように暗キョ間隔を定め, これを設計基準的に取りまとめた。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1370K) -
冨田 正彦1975 年 1975 巻 55 号 p. 29-37,a1
発行日: 1975/02/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー水田の畑作利用では, ウネ間タン水の迅速な排除が重要なことを考慮して, 輪換田の排水工の所要条件を整理し, 管暗キョとモグラ暗キョを直交させたシステムが最適なことを明らかにした。そこで, このシステムの排水量公式を, 輪換田に有用な田面からの定常排水について数値計算によって作成した。このシステムのモグラ暗キョ間隔は2m程度が妥当であり, これは耕技術的に維持されることが望ましいことを明らかにしている。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3864K) -
水田地帯の流出解析 (I)四方田 穆, 永井 明博, 丸山 利輔, 手島 三二1975 年 1975 巻 55 号 p. 38-45,a1
発行日: 1975/02/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリーこの水理計算法は, 水理学的手法による水田地帯流出解析を意図して考案したもので, 水路網の分合流点水位に着黛し, 不定流の基本方程式を差分式を用いて水位の関数として表わし, 逐次近似法によって順次精度の高い水位, 流量を求める方法である。この計算法の精度と特徴を検討するため, 合せてカエル飛び法を水路網の場合に適するよう工夫し, モデル水路網について計算した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3030K) -
中野 政詩, 雨宮 悠, 松村 洋夫, 赤間 正幸, 八幡 敏雄1975 年 1975 巻 55 号 p. 46-54,a1
発行日: 1975/02/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー水源部に足尾銅山をもつ渡良瀬川から取水する群馬県待堰用水は銅を含む悪水といわれて久しい。この研究は, この用水に設置されている沈砂池の土砂の貯留機能を明らかにしながら, 銅の除去効果を量的に明らかにしたものである。48年に, 沈砂池における滞積土砂量とその銅含量を調べ, 沈砂池を通過する水中の浮遊土砂量を調べて結論づけたところ, この年のカンガイ期の銅の除去率は用水による全流入銅量の4%であったという。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (4774K) -
塩 光輝1975 年 1975 巻 55 号 p. 55-61,a1
発行日: 1975/02/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー一次元圧密の理論をヒズミを中心に考え, ヒズミによる圧密理論式を導いてレオロジーモデルとの対応を行ったものである。主な結論は, 1)圧密解はε=ε0U(ε0;最終ヒズミ, U;圧密度)となる。2)圧密式は一般化されたVoigtモデルにおいて, 粘性係数ηがH2に比例した定数である場合に相当し, 最終ヒズミε0は, 加えた一定荷重に比例する。3)圧密試験結果をヒズミで整理する方法は, 簡単で有効である。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1197K)
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