巻号一覧
1980 巻, 86 号
選択された号の論文の9件中1～9を表示しています
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農地生態系における人間活動の影響評価 (1)竹中 肇, 玉置 庸伸, 堤 聰, 足立 忠司, 河野 英一, 石川 重雄1980 年 1980 巻 86 号 p. 1-8,a1
発行日: 1980/04/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー有機質肥料の投入が, 農地生態系にどのような影響をもたらしているかを明らかにするため, 過去50余年にわたり, 肥料の連川が行われている鴻巣市の農事試験場のホ場で, 主として土壌物理性の変化と水分動態を中心に検討を行った。
その結果, 有機質肥料の連川により, 作土中の耐水性団粒の増加と保水性の増人がもたらされ, 落水時のホ場乾燥の進行や地耐力の発現にも, 明らかな差異が現われた。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3212K) -
農地生態系における人間活動の影響評価 (2)河野 英一1980 年 1980 巻 86 号 p. 9-18,a1
発行日: 1980/04/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー53年間化学肥料および有機物肥料を連用した水田, 同一期間無肥料で管理した水田において, 作土の物理性と土壌構造の稲作期間中の経時的変化を追究した。
供試水田の深さ0～10cmの作土はいずれの水田においてもカンガイ期間中泥状状態となる。有機物施用田の深さ0～10cmの作土は, 多量に存在する粗大有機物繊維と水稲根とがそれぞれ交錯するため, 泥状状態であっても粗間ゲキがよく発達し, 膨軟な状態となる。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3888K) -
傾斜地における開発農地の侵食機構と保全に関する実証的研究 (IV)高橋 強, 長堀 金造, 福桜 盛一, 今尾 昭夫, 松本 康夫1980 年 1980 巻 86 号 p. 19-25,a1
発行日: 1980/04/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー山間傾斜地に開発造成された傾斜畑における土壌侵食の実態とその防止対策を明らかにすることを日的として, 広島県李地区において自然降雨と人工散水を対象として現地試験を行った。その結果, マルチソグの侵食防止効果としては, 雨滴の衝撃力を吸収して土粒子の分散, 流亡を軽減することの他に, 流出水中に含まれる土砂の流亡を抑制するフィルター的な効果も著しいものであることがわかった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (5042K) -
農業用水利用構造に関する実証的研究 (II)竹中 肇, 駒村 正治, 江崎 要, 冨田 正彦, 堤 聰1980 年 1980 巻 86 号 p. 26-35,a1
発行日: 1980/04/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー前報に引続き, 水利施設の構造面ならびに水管理組織の両面から, 主として, 畑地における水利用の内容と特徴を, 数力年にわたる現地調査に基づき解明した。
ここで明らかにされた諸事実に基づき, 今後の送配水システムの設計のあり方や, 水管理組織の対応の仕方などにつき, 若干の提案を行った。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3849K) -
武上 成比古1980 年 1980 巻 86 号 p. 36-41,a1
発行日: 1980/04/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー表面流出を伴う洪水流出解析のため次の実川モデルを提案する。表面流出が発生しないときは菅原タンクモデルを適用する。表面流出は降雨強度が浸透能を越えたときに発生し, 浸透能変化とともに変化する。表面流出量は降雨余剰の1/lずつの和として計算され, lは遅れ時間を表わす。この表面流出量とタンクモデルの合計によって洪水流出量が求められる。この実川モデルを高川ダム流域に適用してその実川性を確認した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (5607K) -
応力下のコンクリート中の弾性波伝パ特性 (I)小山 修平, 奥野 日出, 中谷 三男1980 年 1980 巻 86 号 p. 42-50,a1
発行日: 1980/04/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリーモルタル, コンクリートの変形破壊挙動に対応する弾性波伝パ特性を実験的にとらえ, コンクリートの微小な質的変化(キ裂の発生・伸展など)を推定するために有効なヒズミパラメーターを導入し一軸圧縮応力下の超音波縦波伝パ速度(Vp)の変化について考察した。また多孔質二相媒体中の弾性波理論を導入した結果, 供試体の圧縮過程で生じるクラック量およびその性状の違いについてもある程度定量的に把握することができた。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (4940K) -
青山 咸康1980 年 1980 巻 86 号 p. 51-56,a2
発行日: 1980/04/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー構造物の地震応答解析において, とくに土材料から成る構造物では, その非線形な復元力の表示法が解の性質を支配する。応力-ヒスミの双曲線爽示に基づくHardin型の復元力を有する1自由度系の履歴応答に着目し, 非線形性がどのように変位や加速度応答に影響するかを調べた。また, 数値計算によって, Hardin型の振動系を計算する場合, その子法が, どの程度まで, 真の履歴特性を表現し得るかを調べた。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (4440K) -
有限要素法による盛土斜面の解析 (I)永井 啓一, 中谷 三男1980 年 1980 巻 86 号 p. 57-63,a2
発行日: 1980/04/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー本研究では, 斜面の中の不連続面を, 斜面の安定性にたきな影響を生える「弱い部分」として取扱うために, R. E. Goodmanらのジョイント要素を用いた。不連続面の挙動を一面セン断試験機を応用し, 実験的に明らかにした。次にジ。でント要素を用いて不連続面を表わし, 実験結果をシミュレーショソすることによって, ジョイント要素によって斜面の「弱い部分」を表現することの吋能性を検討した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2112K) -
芝田 精一1980 年 1980 巻 86 号 p. 64-73,a2
発行日: 1980/04/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリーわが国の炭川地帯の地質には, 第四紀層, さらに軟弱地盤に覆われた地域が多く, 採掘による地下水位低下に伴う圧密沈下が考えられる, そこで, この値を土質特性変化の各小層ごとに算定し, 別途算定した採掘に伴う通常沈下量に加算して, 全計算沈下量を求める方法を提案した。本法を一農地鉱害復1日地区に適用し, 一方, 採掘前および沈下安定後の両地形図上から実測沈下量を求めて, 上記計算沈下量と対比の結果, 両値はほぼ合致した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (4284K)
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