巻号一覧
1984 巻, 112 号
選択された号の論文の12件中1～12を表示しています
- |<
- <
- 1
- >
- >|
-
内田 晴夫, 丸山 利輔, 小林 慎太郎1984 年 1984 巻 112 号 p. 1-8,a1
発行日: 1984/08/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリータイプの異なる二本の転換畑の畦間について, 地表水の残留率を算定し, 比較検討した。 その際, 畦間標高のシミュレーションに当って, 情報量基準AICを用いて自己回帰式の項数を決定した。
また, 自己回帰式における項数は, コレログラムの大きさと形, 測定間隔および傾斜の相違が畦間の地表水残留率に与える影響を検討した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2903K) -
ドリップ潅概の設計方法に関する研究安養寺 久男1984 年 1984 巻 112 号 p. 9-15,a1
発行日: 1984/08/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー傾斜を有するラテラルラインの設計のために, 高低差の摩擦損失水頭に対する比 (R) を用いて, 水圧分布に及ぼす傾斜の影響を検討した。 同一傾斜度に対しては, ドリップ潅慨のように摩擦損失水頭が少ないほど, Rの値が大きくなり傾斜の影響を受けやすいといえる。
摩擦損失水頭とR, および, 最大・最小水圧の比, あるいは, 水圧の変動係数の関係から, ラテラルラインの設計の基準値に対応した長さと口径の決定が可能となる。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2817K) -
実蒸発散量推定に関する研究 (II)大槻 恭一, 三野 徹, 丸山 利輔1984 年 1984 巻 112 号 p. 17-23,a1
発行日: 1984/08/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー前報では, 微気象観測結果から, 実蒸発散景とPenman式による蒸発散位算定値の間には補完関係が成立することを実証した。 本論では, この関係を流域規模の推定に適用し得るか否かを検討した。 すなわち, 信頼し得る精度で水収支観測が行われている試験流域の流域蒸発散量を補完関係式および水収支法によって算定し, 両考を季別・年別に比較することによって補完関係式の妥当性について検討した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (5926K) -
実蒸発散量推定に関する研究 (III)大槻 恭一, 三野 徹, 丸山 利輔1984 年 1984 巻 112 号 p. 25-32,a1
発行日: 1984/08/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー気象庁の月別気象資料を利用した蒸発散量の推定について検討した。 まず, 全天日射量推定式を求め, 全国143気象官署における1951～1980年の全天日射量を推定した。 この値と他の気象資料を用い, Morton式およびPenman式によってわが国の蒸発散量を推定した。 この値を試験流域における流域蒸発散量と比較し, Morton式を用いれば, 気象資料のみから地域の平均的な蒸発散量を推定し得るという結果を得た。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (4445K) -
千家 正照, 西出 勤, 丸山 利輔1984 年 1984 巻 112 号 p. 33-41,a1
発行日: 1984/08/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー営農排水条件, 土壌条件等の異なる複数の水田転換畑を対象に地表排水量を実測し, 各圃場の流出特性・単位排水量の検討を行った。 さらに, 数量化理論1類の解析により, 流出特性の規定要因を明らかにするとともに, 排水計画上重要な基礎諸元である流出率, 4時間平均流出率の推定を試みた。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3605K) -
藤井 克己, 中野 政詩1984 年 1984 巻 112 号 p. 43-53,a1
発行日: 1984/08/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリーモソモリロナイトを多く含むベントナイトの内表面吸着水の化学ポテンシャル低下量を粒子中央部と縁辺部について計算した。 そして吸着水の少ないとき, 低下量に影響する因子として, 分子間力が卓越したものとなった。
また吸着水分子層数と化学ポテンシャルの関係から, pF-水分量曲線を求めるとき, 吸着水の化学ポテンシャルを縁辺部から数分子はみ出したところで代表させて考えれば, 測定値をうまく説明できることが示された。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3829K) -
中野 政詩, 雨宮 悠, 藤井 克己, 石田 朋靖, 石井 明俊1984 年 1984 巻 112 号 p. 55-66,a2
発行日: 1984/08/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー拘束された不飽和粘土に水が浸潤するときの水分分布および膨張圧の変化を研究した。 水分分布の変化は, 水分特性, 透水係数, 水分拡散係数を調べて, 通常の拡散方程式で説明した。 膨張圧の変化は, 微視的構造変化を考察し, 拡散二重層による浸透圧, ファンデルワールス力による粒子相互の引力および粒子と水分子相互の引力を調べたところ, 粒子の膨潤による試料の圧縮と粒子のオリエンテーションの影響が大きいことがわかった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (4942K) -
A. E. 利用による構造物モニタリングシステムの開発 (I)桑原 孝雄, 中谷 三男, 小山 修平1984 年 1984 巻 112 号 p. 67-75,a2
発行日: 1984/08/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリーAcoustic Emission (A.E.) を利用した構造物モニタリングシステムの開発に当り, 基本的パラメータであるカウントレートおよびトータルカウント特性を各種の単調載荷試験から明らかにする。 その結果, 材料の種類に応じ応力およびひずみ状態に対応したA.E.発生パターンの存在および基本的A.E.信号の物理的意味が明らかとなる。 これらの結果を基にモニタリングに際しての基本的必要条件を具体化する。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (6177K) -
A. E. 利用による構造物モニタリングシステムの開発 (II)桑原 孝雄, 中谷 三男, 小山 修平1984 年 1984 巻 112 号 p. 77-86,a2
発行日: 1984/08/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー本報では, 繰返し荷重を受けた場合のA. E.特性を (1) 先行荷重推定法,(2) 材料の安定-不安定性推定, に関して論ずる。用いた材料はモルタルおよび岩石等であるが,(1) については比較的精度よく推定可能であることを示すとともに,(2) については, 材料の応力履歴とA. E. パラメータとの係わりを明らかにし, モニタリングに際しての貴重な知見を得る。これらを元にモニタリング条件を検討する。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (6282K) -
A. E. 利用による構造物モニタリングシステムの開発 (III)桑原 孝雄, 河浪 秀次, 中谷 三男, 小山 修平1984 年 1984 巻 112 号 p. 87-92,a2
発行日: 1984/08/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー本論文では, モルタルおよびコンクリートの破壊過程におけるA.E.波のスペクトル特性について検討する。
3種の試験 (圧縮, 引張り, 曲げ) において得られるA. E. 波をスペクトル解析した結果, 先報までにみた特性を確認の上, 各種試験ごとに微妙なスペクトル分布特性に差のあることを明らかにし, 応力特性との係わりを検討する。また, モニタリングシステム構成の基本的条件としてセンサーの周波数特性の選定の重要性が明らかとなる。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3464K) -
脱窒効果と運転条件西口 猛, 柚山 義人, 高橋 強, 吉田 陽一, 門田 元1984 年 1984 巻 112 号 p. 93-99,a2
発行日: 1984/08/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー農村集落排水処理において高率の窒素除去を行うため, 兵庫県のK施設の一部を改造して間欠曝気方式の適用を試み, 滞留日数1～2.5日, 水温15℃以上という運転条件で, BOD除去率95%以上, 窒素除去率80%以上という処理結果を得た。また良好な処理水質を得るための活性汚泥の維持目標や運転操作の基本的な調節方法について検討を行い, 間欠曝気方式が農村集落排水の窒素除去に有効であることを示した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2852K) -
1984 年 1984 巻 112 号 p. 100
発行日: 1984年
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (87K)
- |<
- <
- 1
- >
- >|