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23 巻 , 1 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
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研究論文
  • 荒井 俊介, 辻 慶太
    23 巻 (2013) 1 号 p. 1-19
    公開日: 2013/04/18
    ジャーナル フリー
     Blog やTwitter に書かれた日常的な質問を収集し回答を呼びかけるWeb サイトを構築すれば,記事の著者は効率よく回答を得ることが出来るかもしれない。本研究では次の2 つのステップからなる記事の収集方法を提案し,実際に質問を提示するWebサイトを構築して,有効性の検証を行った。即ち,(1)疑問の書かれた記事に特徴的な表現を用いた,既存のサーチエンジンによる検索,(2)テキスト自動分類を用いた疑問の書かれた記事の抽出,である。(1)では「タイトルが思い出せない」をキーワードとして用いることで,効率的に疑問の書かれた記事を抽出できることを明らかにした。(2)ではブースティングと決定木を用いる事で効率よく抽出できることを明らかにした。さらに疑問の書かれたBlog 記事30 個とTwitter 記事31 個をWeb サイトに提示した結果,それぞれ6 個と5 個の記事の著者を満足させる回答が得られた。
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  • 方波見 柳子, 石塚 英弘
    23 巻 (2013) 1 号 p. 20-46
    公開日: 2013/04/18
    ジャーナル フリー
     看護師は担当する複数の入院患者に対して看護行為・ケアを並行実施している.最近はクリニカルパス(以下,パス)と言われる入院から退院までの治療計画に基づいて医療行為・ケアが行われることが多いが,パスに基づく看護業務の必要労働時間推定法は見当たらない.そこで我々は,並行実施されるパスに基づくシミュレーション手法を考案して研究を進めている.本方法の特徴は,パスに基づく医療行為とケアを詳細項目に分け,その所要時間をタイム・スタディによって測定し,それを積み上げ計算することである.本方法によって,プライマリ・ナース,一般の看護師,介護士の個々人の1時間当りの必要労働時間数の値を推定することができる.本論文では冠状動脈バイパス術のパスに適用し,妥当な結果を得た.また,心臓カテーテル検査で労働が過重になる場合について,2つの対策をシミュレーションし,うち1つが有効であることを示した.
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  • Nizamuddin, Hidehiro ISHIZUKA
    23 巻 (2013) 1 号 p. 47-69
    公開日: 2013/04/18
    ジャーナル フリー
     A large amount and variety of geographic information has been produced to support the four years' rehabilitation and reconstruction (RR) process following the earthquake and tsunami disasters in December 2004 in Aceh province, Indonesia. After the RR process, the geographic information has been handed over to the Aceh Geospatial Data Center (AGDC), managing information services and supporting decision making for sustainable development in the Aceh province. However, AGDC has no integrated geographic information system (GIS). Therefore, the authors developed a prototype for an integrated GIS. The system is implemented with ESRI products such as ArcIMS Server, ArcGIS Server, ArcSDE Geodatabase connection for PostgreSQL/PostGIS and ArcGIS Desktop. The system consists of various geographic information produced during the RR process and geographic information related to Aceh province, which has been collected by the first author. Metadata and Metadata catalog service are also provided by the system. The target users of the system are AGDC staff, local government decision-makers or end users, and application developers. Examples of analysis using the system indicate the potential to support the planning of sustainable development. AGDC has evaluated that the system is suitable for implementation. Consequently, the authors concluded that the system will be useful for Aceh province, Indonesia.
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  • 田辺 和俊, 栗田 多喜夫, 西田 健次, 鈴木 孝弘
    23 巻 (2013) 1 号 p. 70-91
    公開日: 2013/04/18
    ジャーナル フリー
     格付け会社が行っている国債の格付けを統一的に再現するモデルを作成するために,2011年4 月末時点での158カ国の国債格付けと44種の経済・政治指標との相関をサポートベクター回帰 (SVR)により一括解析する大規模実験を行った.感度分析により有効な指標を選択し,SVRを最適化した結果,格付けの予測値と設定値のよい一致(平均二乗誤差0.070,決定係数0.925)が得られ,格付け会社が行っている国債格付けを公開の数値データのみから高精度で再現するモデルを作成することができた.解析に用いた各種指標の中では政治指標の寄与がきわめて高いことから,格付け会社が政治的要因を重視していることが判明した.我が国の国債の格付けについては,国内の格付け会社が高目の評価を行っているのに対し,海外の格付け会社は我が国の債務超過を大きく評価して厳しい格付けをしている傾向が明らかになった.格付けと指標との相関は非線形性が高いことから,国債の格付けを再現するモデルを作成するためには,感度分析により有効な指標を選択し,SVR等の非線形解析手法を用いることが不可欠であることが分かった.
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  • 三和 義秀
    23 巻 (2013) 1 号 p. 92-110
    公開日: 2013/04/18
    ジャーナル フリー
     本研究では,主人公への理解が成立する小説においては読者のパーソナリティ特性と物語理解における認知的評価との間には因果関係があり,その関係を介して読後の感情状態が形成されるモデルを仮説とした.そして,111 名の被験者の性格と共感性,4 点の短編小説に対する認知的評価,及び読後の感情状態を測定し,共分散構造分析によって仮説モデルの妥当性を検証した.
     その結果,主人公に対する理解が成立した2 点の素材においては仮説モデルが採択され,外向性や協調性が高い読者ほど共感や同情が強まる因果関係が認められ,その関係が読後の否定的な感情状態の形成に影響する傾向が示された.一方,主人公の理解が抑制された2 点の素材においては仮説モデルが採択されなかった.これらのことから,主人公に対する理解が成立する小説においては,読者のパーソナリティ特性と認知的評価との間の因果関係を介して読後の感情状態が形成される可能性を示唆した.
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