情報知識学会誌
Online ISSN : 1881-7661
Print ISSN : 0917-1436
24 巻 , 3 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
特集「サイエンスデータとマッシュアップ技術」
  • 村田 健史
    2014 年 24 巻 3 号 p. 253
    発行日: 2014/10/06
    公開日: 2014/12/31
    ジャーナル フリー
  • 絹谷 弘子, 清水 敏之, 吉川 正俊, 喜連川 優, 小池 俊雄
    2014 年 24 巻 3 号 p. 254-274
    発行日: 2014/10/06
    公開日: 2014/12/31
    ジャーナル フリー
     研究者が収集したデータ,作成したプロダクトデータの分野を超えた利活用を目的としてデータ統合・解析システム(DIAS:Data Integration and Analysis System)の開発は2006年から開始された. 2010年10月からDIASが保有する研究データと研究成果データの公開を始めた.4年間の公開データセット数の増加により現在ではプロジェクト以外の研究者に研究データを提供する環境が整ってきた.有期プロジェクトが持続的に研究データを公開し続けることは困難であり,今後DIASが長期運用体制に移行することを見据えて研究データの長期的な管理体制を整備する必要がある.本稿ではDIASデータ公開の現状と持続的なデータ,メタデータの維持管理に関するDIAS が抱える問題点を述べる.
  • 村田 健史, 渡邉 英伸, 鵜川 健太郎, 村永 和哉, 鈴木 豊, 山本 和憲, 木村 映善
    2014 年 24 巻 3 号 p. 275-290
    発行日: 2014/10/06
    公開日: 2014/12/31
    ジャーナル フリー
     多くの科学研究分野ではデータのほとんどがデジタル化され,さらにデータ総量の大規模化・データ構造の複雑化が進んでいる.来るデータ指向型科学時代を踏まえ,様々な科学研究のニーズを満たすための汎用性と専門性を両立した科学研究用クラウドが求められている.NICTサイエンスクラウドは(1)データ収集・伝送機能,(2)データ保存・管理機能,(3)データ処理・可視化機能の3つの基盤技術から成る科学研究用クラウドである.ビッグデータ科学・データ指向型科学の実現を目指し約4年にわたり構築と運用を進め,地球環境および宇宙環境科学を含む様々な学術研究成果を挙げてきた.本稿では,NICTサイエンスクラウドのシステムとサービスとNICTサイエンスクラウドを利用するプロジェクトの現状について報告する.さらに,NICTサイエンスクラウドにより明らかになった科学研究用クラウドシステムの有効性や課題について議論する.
  • 渡邉 英伸, 上野 宣, 村田 健史
    2014 年 24 巻 3 号 p. 291-296
    発行日: 2014/10/06
    公開日: 2014/12/31
    ジャーナル フリー
     科学データのオープン化に対する取り組みが進められる中で,Web アプリケーションの脆弱性は避けて通れない問題である.NICTサイエンスクラウドでも,Web アプリケーションの公開を希望するクラウド利用者の技術的スキルや専門知識を問わず,高水準のセキュアなWeb アプリケーションの開発が可能な仕組みや体制が要求されるようになった.本論文では,一般競争入札方式を想定し,NICTサイエンスクラウド利用者のWeb アプリケーション開発の技術的スキルや専門知識が乏しい場合においても,セキュアなWeb アプリケーションを開発するための開発協力手法を提案する.
  • 村田 健史, 鵜川 健太郎, 村永 和哉, 鈴木 豊, 渡邉 英伸, 是津 耕司, 山本 和憲, 篠原 育, 笠原 禎也, 岡田 雅樹, 小 ...
    2014 年 24 巻 3 号 p. 297-320
    発行日: 2014/10/06
    公開日: 2014/12/31
    ジャーナル フリー
     世界科学会議(ICSU)のプログラムの一つである世界科学データシステム(WDS)は科学データに関する国際的取組を目的としており,異分野横断型研究対応を主要目標の一つとして掲げている.NICTサイエンスクラウドは,WDSの理念を実現するために次世代型の科学研究環境の実現を目的に構築された科学研究用クラウドシステムである.科学分野のビッグデータの収集・転送機能,保存・公開機能,処理・可視化機能をマッシュアップすることで学際的研究環境の実現が期待される.本研究では,科学データを融合して表示するための学際的科学データ表示Webを提案する.過去の 経験をもとに,まず学際的科学データ表示Webで必要な要件をまとめた.さらに基本設計を行い, 2 つの科学衛星プロジェクトデータを融合表示するWebアプリケーションをNICTサイエンスクラウド上に実装した.この実装事例をもとに,学際的科学データ表示Webの有効性について議論する.
一般投稿論文
  • 田辺 浩介, 常川 真央, 高久 雅生, 江草 由佳
    2014 年 24 巻 3 号 p. 321-341
    発行日: 2014/10/06
    公開日: 2014/12/31
    ジャーナル フリー
     本研究では,FRBRのWork・Expressionのエンティティを,図書館などによって作成,管理された既存の書誌・所蔵情報と連動して扱うことができ,かつ,別々のシステムで管理されたWork・Expressionエンティティをシステム間で相補的に利用できる疎結合構成の実装モデルを提案する.この提案手法は,Work・Expressionの記述のためのシステムを,Web 上で提供されている既存の目録システムと独立して運用することを可能にしている.本研究では既存の目録システムとしてCiNii Booksを用いたシステムを試作し,その実現可能性を示した.
  • 真栄城 哲也, 上保 秀夫, 中山 伸一, 早倉 舞
    2014 年 24 巻 3 号 p. 342-364
    発行日: 2014/10/06
    公開日: 2014/12/31
    ジャーナル フリー
     本研究は,日本語の文章における表記および送り仮名の個人差に基づく著者判別の手法を提案 する.これらの特徴は日本語の文章に特有である.著者判別を評価するための解析対象は,大学生が書いた文章と,小説である.提案手法を,既存の手法で判別能力が高いとされる読点の使い方および品詞3-gramと比較した.その結果,表記・送り仮名を用いた判別は,既存の最良の手法と同程度の判別能力を持つことが明らかになった.提案手法は,既存手法とは異なる観点から著者の文体的特徴を捉えることができる.
エラータ
feedback
Top