情報知識学会誌
Online ISSN : 1881-7661
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30 巻 , 1 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
  • 長塚 隆
    2020 年 30 巻 1 号 p. 1-2
    発行日: 2020/02/29
    公開日: 2020/03/27
    ジャーナル フリー
  • 西岡 千文, 亀田 尭宙, 佐藤 翔
    原稿種別: 研究論文
    2020 年 30 巻 1 号 p. 3-20
    発行日: 2020/02/29
    公開日: 2020/03/27
    ジャーナル フリー

     学術出版物のオープンアクセスが進展し,自由にアクセス可能な学術情報が蓄積されている.一方,引用データに関しては,機械可読なアクセスのオープン化が遅れている.このような状況を解決するために,I4OC(Initiative for Open Citations)が設立され,オープン・サイテーション,すなわち引用データのオープン化を推進している.本稿では,I4OC の取り組みによって公開された引用データを分析することで,日本におけるオープン・サイテーションの現状の把握を試みる.結果,世界の学術出版物において引用データをオープンにしている文献の割合は24.22%であるのに対して,日本の学術出版物においては18.86%であることが判明した.オープン・サイテーションを推進するための今後の課題として,過去の文献と人文学系分野の文献の引用データの組織化の支援が挙げられる.

  • 吉川 次郎, 高久 雅生, 芳鐘 冬樹
    原稿種別: 研究論文
    2020 年 30 巻 1 号 p. 21-41
    発行日: 2020/02/29
    公開日: 2020/03/27
    ジャーナル フリー

     英語版Wikipedia 上のDOI リンクを対象に,(1) DOI リンクと編集者に関する状況,(2) 各研究分野における編集者ごとのDOI リンクの追加件数の偏りおよび占有度を明らかにするための分析を行った.結果として,まず,研究分野が特定可能な学術文献として約93 万件の参照記述を取得可能であり,ESI 分類における22 の研究分野と照合可能である.これらの参照記述を追加する編集者のうち,User は34,062 名,Bot は31 名,IP (非ログイン編集者) は16,349 名である.次に,既存の参照記述に対してDOI リンクを追加する編集を大規模かつ機械的に実行する編集者の存在により,User およびBot における研究分野全体でのジニ係数は0.93 であり,総体的に偏りが大きい.また,多くの研究分野においてそれぞれ偏りが大きい.

  • 久永 忠範, 渕田 孝康
    原稿種別: 研究論文
    2020 年 30 巻 1 号 p. 42-61
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/03/27
    [早期公開] 公開日: 2020/02/14
    ジャーナル フリー

     近年,多くの行政・団体がオープンデータの公開,活用に取り組んでいるが政府の推進する「オープンデータは,機械判読可能で人手を多くかけずにデータの2次利用が可能である」というデータ活用までには至っていない.本研究では,地方公共団体のオープンデータの可能性を探るために,開示されているCSVデータの項目名,列データをベクトル化することによりデータの連携度を測る述語ベクトル法を提案する.またその述語ベクトル法を用いて,各データ間の連携可能性について実験を行い,オープンデータ間における項目名のみの連携度と列データのみの連携度を比較した.結果として列データのみから算出した連携度が高いオープンデータは特定の列の類似度が高くなり,データ連携を取りやすいことが示された.

  • 水谷 長志
    2020 年 30 巻 1 号 p. 62-67
    発行日: 2020/02/29
    公開日: 2020/03/27
    ジャーナル フリー

    MOMATと略称される東京国立近代美術館のアートライブラリで30年余のキャリアを重ねた.ミュージアムのライブラリと,そのライブラリの中にアート・アーカイブを所蔵することによってMLA連携の構図を構想した.MLA連携の浸透が少し日本の美術館の展示風景を変化させたことに気づくのである.

  • 石川 徹也
    2020 年 30 巻 1 号 p. 68-73
    発行日: 2020/02/29
    公開日: 2020/03/27
    ジャーナル フリー

    デジタルアーカイブシステムADEAC(A System of Digitalization and Exhibition for Archive Collection)をTRC-ADEAC株式会社において,クラウドシステムとして運用している.当システムは,現在Japan-searchおよびEBSCO Discovery Serviceとの連携システムとしても利用されている.本稿でADEACの目的および2019年10月時点の利用状況,システム提供メニューの概要を報告し,主にデジタルアーカイブ(デジタルコンテンツ)の利活用について検討する.

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