本研究では、大学外の中間支援団体が実施する中小企業に対する体験学習プログラム「オンラインシゴトリップ」に着目する。本プログラムは5日間の体験学習プログラムである。特徴は、初日と最終日は、地域の中小企業へのインターンシップを本業とする中間支援団体が事前・事後研修を実施し、中央の3日間は異なる中小企業3社に対して1日1社の体験学習プログラムを実施するものである。比較的短期間に複数社の体験学習ができることから、学生が容易に参加することが可能な仕組みとなっている。 研究目的は、地域中小企業に対する体験学習プログラムの内容を明らかにしたうえで、学生へのプログラム参加の効果、参加後の興味・関心・就職意欲に関する意識変容を明らかにすることである。調査結果より、体験学習プログラムの参加についての参加前後の学生の意識変化、および参加による効果について確認ができた。
近年、インターンシップの目的や役割の変化が見られるようになってきた。特に就職・採用選考を目的とするインターンシップの拡大と共に、低学年向けインターンシップのあり方には見直しが必要になっている。本稿ではインターンシップの新たな教育的意義としてライフキャリアの視点を取り入れ、人生における様々な役割、特に消費者としての市民の立場で社会を俯瞰的にみる態度や姿勢を育成することを目的とし、SDGsをテーマとすることを試みた。その結果、学生の当事者意識育成への効果は認められるものの、受入事業所との連携のさらなる必要性が示唆される結果となった。
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