日本図書館情報学会誌
Online ISSN : 2432-4027
Print ISSN : 1344-8668
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49 巻 , 4 号
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論文
  • 気谷 陽子
    原稿種別: 論文
    49 巻 (2003) 4 号 p. 137-155
    公開日: 2017/05/04
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究の目的は,学術情報システムのもとでの大学図書館サービスがどのように展開してきたかを,図書館統計を用いて明らかにすることである。1980年から2002年までの大学図書館実態調査を用い,大学図書館サービスの実態を示すであろう11のデータ項目を選定し,本研究の指標とした。指標を資源とサービスという機能面および提供と検索という目的面で4つに区分し,指標の変動を分析したところ,大学図書館サービスの展開段階が5期に分けられることがわかった。すなわち,I期(1980-1983)は大学図書館サービスの制度整備と環境整備,II期(1984-1988)は学術情報システムの実用段階への移行,III期(1989-1993)は学術情報システムの完成と有効性の実証,IV期(1994-1998)は大学図書館でOPAC以外の電子資料の提供開始,V期(1999-)は大学図書館が提供する電子資料の拡大の時期であった。
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  • 野口 武悟
    原稿種別: 論文
    49 巻 (2003) 4 号 p. 156-171
    公開日: 2017/05/04
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究では,学校図書館法成立前後から1960年代に至る盲学校図書館の実態を,地域の視覚障害者に対する図書館サービスの構想と展開を中心に明らかにした。学校図書館法によって制度化された盲学校図書館は,地域の視覚障害者に対する図書館サービスにその独自の方向性を見出し,議論と実践の広がりを見せた。まさに盲学校図書館は,地域の視覚障害者に対する「公共図書館的使命」を帯びていたのであった。この方向を後押ししたのは,厚生害更生援護事業であり「学校図書館審議会」最終答申であった。ところが,地域の視覚障害者の利用は伸び悩んでいた。結局,1960年代も後半になると,(1)学校の敷地内にあることが裏目に出たこと,(2)盲学校図書館づくりの停滞により,地域の読書ニーズに応えていなかったこと,(3)地域の視覚障害者をめぐる読書環境が変化し盲学校図書館の地域に対する必然性が弱まったこと,などの要因が複合し,盲学校図書館における地域の視覚障害者に対する図書館サービスは挫折してしまうのであった。
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