日本図書館情報学会誌
Online ISSN : 2432-4027
Print ISSN : 1344-8668
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58 巻 , 3 号
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論文
  • 大場 博幸, 安形 輝, 池内 淳, 大谷 康晴
    原稿種別: 論文
    58 巻 (2012) 3 号 p. 139-154
    公開日: 2017/04/30
    ジャーナル オープンアクセス
    日本の公共図書館・大学図書館・国立国会図書館の所蔵傾向について包括的な調査を行った。2006年上半期に刊行された約3万5千点の書籍を対象とし,2010年にカーリルやWebcat Plus等を通じて所蔵館数を調査した。調査対象の書籍について出版点数と需要を軸に分布を示し,館種別の所蔵数の分布と比較した。また,絶版書籍や選定図書の所蔵率も調べた。結果から次のことが明らかになった。第一に,公共図書館群は8割以上の所蔵率を示した。この結果は,公共図書館の蔵書が共通の書籍に集中しているわけではないことを推定させる。第二に,大学図書館群は出版点数や需要の分布とは異なる所蔵の偏りを見せること。これは,大学図書館が選択的な所蔵をおこなっており,かつ図書館間でその評価基準が共有されていることを推測させる。第三に,国立国会図書館には約1割の所蔵もれがあり,これは先行文献で報告されていたことと同様だった。
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  • 今井 福司
    原稿種別: 論文
    58 巻 (2012) 3 号 p. 155-171
    公開日: 2017/04/30
    ジャーナル オープンアクセス
    本論文は日本占領期の教育改革における学校図書館の位置づけを明らかにするために,占領期にモデルとされたアメリカのカリフォルニア州とヴァージニア州における公立学校カリキュラム改革と,その改革における学校図書館の位置づけを,教師用指導書やコース・オブ・スタディを用いて確認した。そしてこれらのモデルに対して,倉澤剛が『近代カリキュラム』で行った翻訳や学習指導要領での記述に着目し,元々のモデルと日本での紹介のされ方の比較を行った。アメリカの両州の資料を検討したところ,ともに学校カリキュラムの新しい構成や指導方法と並んで,学校図書館設備の重要性やカリキュラムの関係が明記されていた。しかし,倉澤の翻訳や学習指導要領ともに学校図書館の記述は省略されており,これらの紹介のみを通じて学校教育と学校図書館の結びつきを理解することは困難であったと思われ,学校教育の関係者への学校図書館に対する理解が阻害されたと考えられる。
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