日本図書館情報学会誌
Online ISSN : 2432-4027
Print ISSN : 1344-8668
60 巻 , 3 号
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論文
  • 伊藤 真理, 松下 鈞
    原稿種別: 論文
    2014 年 60 巻 3 号 p. 87-105
    発行日: 2014/09/30
    公開日: 2017/04/30
    ジャーナル オープンアクセス
    音楽ライブラリアンの養成は,適切な音楽情報サービスを提供するために不可欠であるが,その現職者教育は専門職団体に委ねられたままである。また,音楽図書館関連団体によって提供されている研修については,いまだ総合的に検証されていない。本研究は,これからの音楽ライブラリアン養成のあり方を検討するために,国内の音楽図書館現職者を対象とした研修の実態を考察することを目的としている。本研究では,音楽図書館協議会と国際音楽資料情報協会日本支部が実施してきた研修とニューズレター記事を対象とした。分析は「情報専門職の養成に向けた図書館情報学教育体制の再構築に関する総合的研究(LIPER)」大学図書館班による研究成果に基づいた。また,音楽の主題専門分野の観点から考察を補完するために,米国音楽図書館協会による音楽ライブラリアンの資質要件の例示を参照した。その結果,研修として実施すべき内容や課題が明らかとなった。
  • 高田 淳子
    原稿種別: 論文
    2014 年 60 巻 3 号 p. 106-122
    発行日: 2014/09/30
    公開日: 2017/04/30
    ジャーナル オープンアクセス
    情報リテラシー教育は公共図書館の重要な役割となっている。情報リテラシーの育成を図るには現況を把握し,サービス形成の方向性を明らかにする必要がある。都道府県立図書館及び政令指定都市図書館(中央館)を対象に調査を実施し,実践事例を整理した。個人利用者を支援するため関連するコンテンツやプログラムが作成され,有効活用できるよう試行錯誤と工夫が積み重ねられている。さらに個人だけではなく,限定した特定の集団を対象とする集合型のサービスの可能性があることを調査の過程で見出した。また単独のサービスとして実施されるだけではなく,読書支援,ビジネス支援,学校支援,行政支援などの図書館サービスの中に織り込む形で実施されていることを確認した。情報ニーズの探索や情報評価などを包含する情報リテラシーは,さまざまな図書館サービスの基盤となっている。情報リテラシー育成を支援するサービスは多様化し拡大する方向にある。
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