日本図書館情報学会誌
Online ISSN : 2432-4027
Print ISSN : 1344-8668
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61 巻 , 3 号
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論文
  • 和気 尚美
    原稿種別: 本文
    61 巻 (2015) 3 号 p. 135-151
    公開日: 2017/04/30
    ジャーナル オープンアクセス
    デンマークでは異なるレベルのアクターが協力して移民に対し公共図書館サービスを提供している。本研究では,地域レベル3つ,国レベル2つのアクターを取り上げ,移民に対する図書館サービスに関わるアクターの機能と関係について検討した。調査から得られたデータは,予算の提供,多言語資料・専門的助言の提供,ネットワーク形成支援の3点から考察した。そして 1)プロジェクトは主に文化局の助成事業によって支えられており,文化局が助成対象を図書館に限定せず,関連アクターにまで広げているため多様なアクターのプロジェクトの実施を可能にしていること,2)統合図書館センターが移民に対する図書館サービスを専門に扱うナショナルセンターとして明確な立場にあるため多言語資料や専門的助言に関するニーズは統合図書館センターに凝集していること,3)各アクターは異なる2つのアクターの協力関係を支える機能を有していることを示した。
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  • 青柳 英治
    原稿種別: 本文
    61 巻 (2015) 3 号 p. 152-167
    公開日: 2017/04/30
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究の目的は,専門図書館職員がこれまで従事してきた職務内容の把握を通して,どのようにキャリアを積み重ねてきたのか,今後,必要となるキャリア形成の条件は何かを明らかにすることである。そのために,修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いて,専門図書館職員に求められる知識・技術を構成する概念とカテゴリーを抽出し,それらをもとに専門図書館職員のキャリア形成のプロセスと,そのプロセスに影響を及ぼす要素,ならびに,概念とカテゴリー間の関係を明らかにした。その結果,今後の専門図書館職員のキャリア形成に必要となる条件として,「継続的な学びと習得」「外部とのつながり」の二つのカテゴリーを抽出できた。さらに,本研究で抽出した概念とカテゴリー間の関係を検討することで,専門図書館職員のキャリア形成には,「サービス活動」と「自部門の内外の関係者とのネットワーク構築」の二つの方向があることを明らかにできた。
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研究ノート
  • 金井 喜一郎
    原稿種別: 本文
    61 巻 (2015) 3 号 p. 168-180
    公開日: 2017/04/30
    ジャーナル オープンアクセス
    音楽資料には,一媒体多作品,多責任性,多言語,作品の可塑と断片化などの特徴があり,利用者もこの特徴に関連した検索要求を持っている。しかしながら,現状では音楽図書館のOPACでさえ,これらの特徴に十分に対応できてきないことが先行研究で示されている。そこで本稿では,この問題を解決する一つの方法として音楽資料に関するOPACのPRBR化を目指し,音楽資料に特化したMARCを対象として,著作および表現形の機械的同定のための基礎的な検討を行う。具体的には,音楽資料に特化したMARC(Toccata MARC)からクラシック音楽に関するデータ300件を抽出し,それらのデータの分析結果を参考に,著作および表現形の同定キー作成方法を探る。本研究が最終的に目指すのは,(1)音楽資料に特化したMARCを対象に,(2)文字列照合に基づく同定キーのクラスタリングによって,(3)著作だけではなく表現形の同定も行うことである。本稿は,この研究の第一段階となるものである。,
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