日本レーザー医学会誌
Online ISSN : 1881-1639
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32 巻 , 1 号
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一般
特集「歯科における最新レーザー治療」 -Er:YAGレーザーの応用 -
  • 加藤 純二
    2011 年 32 巻 1 号 p. 15
    発行日: 2011/04/30
    公開日: 2011/08/30
    ジャーナル フリー
  • 亀山 敦史, 加藤 純二
    2011 年 32 巻 1 号 p. 16-28
    発行日: 2011/04/30
    公開日: 2011/08/30
    ジャーナル フリー
    1996年,Er:YAGレーザーは齲蝕除去・窩洞形成が可能な歯科用レーザー機器として認可を受けた.以来,レーザー照射歯質と修復材料との接着について,数多くの報告がなされている.しかし,エナメル質,象牙質のいずれにおいても,接着性や辺縁封鎖性への効果はむしろ非照射歯質に比べて低いとする報告が多いのが現状である.本論文では,これまでに報告された数多くの関連文献からEr:YAGレーザーの照射条件や接着システムが修復材料の接着性に及ぼす影響についてまとめ,よりよい条件での接着性を検討した.
  • 海老原 新
    2011 年 32 巻 1 号 p. 29-34
    発行日: 2011/04/30
    公開日: 2011/08/30
    ジャーナル フリー
    歯内治療におけるレーザー応用の研究は1967年に始まった.当分野においては1985年に基礎研究を開始し,その後,1990年からEr:YAGレーザーに関する研究を始め,1996年に臨床応用するに至っている.本稿ではまず,歯内治療における問題点を提起し,その後,当分野におけるレーザー応用の基礎研究について紹介する.最後にEr:YAGレーザーの臨床応用例について紹介する.
  • 吉嶺 嘉人, 松本 妃可, 坂田 篤信
    2011 年 32 巻 1 号 p. 35-38
    発行日: 2011/04/30
    公開日: 2011/08/30
    ジャーナル フリー
    この論文は,破折器具や根管内異物の除去のような歯内療法における偶発症治療に対して,根管用内視鏡とEr:YAGレーザーを併用する方法について記載している.内視鏡観察下にEr:YAGレーザーを使用することで,最小限の侵襲による治療が可能であった.この併用療法は,歯内療法における問題解決に有望である可能性が示唆された.
  • 水谷 幸嗣, 青木 章, 石川 烈, 和泉 雄一
    2011 年 32 巻 1 号 p. 39-47
    発行日: 2011/04/30
    公開日: 2011/08/30
    ジャーナル フリー
    歯周病は細菌性プラークが原因で歯周組織に炎症を生じる疾患で,特に歯周炎は深い歯周ポケットを伴い,歯槽骨などの歯の支持組織を喪失する疾患である.Er:YAGレーザーは,その原因となるプラークや歯石の除去が熱傷害なく蒸散でき,付加的な治療効果も期待されることが基礎研究にて示されているため,従来法への補助あるいは代替治療手段として有用と考えられている.臨床研究においても,スケーリング・ルートプレーニングや,フラップ手術などの歯周外科治療に応用され,良好な臨床成績が示されている.本稿では,最近の研究報告に基づき,Er:YAGレーザーを用いた歯周治療について俯瞰する.
  • 江黒 徹, 青木 章, 水谷 幸嗣, Aristeo A. Takasaki, 簗瀬 武史, 和泉 雄一, 勝海 一郎
    2011 年 32 巻 1 号 p. 48-54
    発行日: 2011/04/30
    公開日: 2011/08/30
    ジャーナル フリー
    Er:YAG レーザーは,軟組織および硬組織の両者に応用可能であるため,齲蝕治療をはじめ,歯周治療,歯内療法や歯科インプラント治療にも広く応用されており,優れた臨床効果を発揮している.インプラント治療への応用としては,1次手術時における歯肉切除,インプラント床形成のための骨外科,および歯肉や骨組織の創傷治癒促進のためのLLLT,2次手術時の埋入インプラントの露出のための歯肉の切除・整形や骨整形,メインテナンス期におけるインプラント周囲炎への応用などが中心である.Er:YAG レーザーは,今日インプラント治療において有望なレーザーとなり今後の発展が期待されている.本稿では,基礎的研究結果とともにインプラント臨床へのEr:YAG レーザー応用について紹介する.
  • 津久井 明
    2011 年 32 巻 1 号 p. 55-58
    発行日: 2011/04/30
    公開日: 2011/08/30
    ジャーナル フリー
    歯周形成外科は,解剖,発育,外傷,疾患により生じる歯肉,歯槽粘膜,骨の欠損を防止し,修正するための外科処置と最近定義された.これは口腔内における審美のみならず口腔内の健康を維持するのに必要な治療法であり,一般歯科医にも次第に普及しつつある.しかし,歯周形成外科における治療法は複雑であり,その処置には術者の技術と経験が必要である.現在,Er:YAGレーザーは硬組織,軟組織に対して応用でき,特に歯周病治療においてその効果を発揮し期待されているレーザーである.本稿では,歯周形成外科治療に分類される,根面被覆と歯冠延長に対するEr:YAGレーザーの治療効果を紹介する.
  • 高森 一乗, 那須 大介, 白川 哲夫
    2011 年 32 巻 1 号 p. 59-63
    発行日: 2011/04/30
    公開日: 2011/08/30
    ジャーナル フリー
    小児歯科領域でのレーザーの応用は, 従来の方法よりその非侵襲性が着目され, 比較的早い段階から応用が試みられており, 他科に比べても幅広い範囲で使用されている.レーザーは従来の方法より子ども達に受け入れられやすく, その支持が得られている.
     小児歯科領域でのレーザーのこれまでの発展とEr:YAGレーザーが応用された1990年代後半以降の学術論文を整理し, 本領域でのレーザー研究の現状ならび問題点を提示し, 将来的展望を解説する.
  • 青木 章, Verica Aleksic, 岩崎 剣吾, 渡辺 久, 安孫子 宜光, 石川 烈, 和泉 雄一
    2011 年 32 巻 1 号 p. 64-70
    発行日: 2011/04/30
    公開日: 2011/08/30
    ジャーナル フリー
    近年,非常に小さい熱傷害で歯周軟組織および硬組織の両者を効果的に蒸散できるEr:YAGレーザーが非常に注目されている.歯周治療,インプラント治療において高出力Er:YAGレーザーの臨床応用は増加し,その良好な臨床的効果が報告されている.最近の研究では,低出力のEr:YAGレーザーは細胞増殖促進効果を有することが示されている.しかしながら,Er:YAGレーザー照射時の周囲組織に対する生物学的効果について,詳細はまだ明らかにされていない.本総説では,最近の基礎研究の結果に基づき,Er:YAGレーザーの臨床における生物学的な効果について検討し、記述した.
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