昭和医学会雑誌
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64 巻 , 3 号
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  • 長谷川 智華, 黒澤 太平, 黒瀬 直樹, 李 暁鵬, 熊澤 武志, 藤城 雅也, 佐藤 啓造
    2004 年 64 巻 3 号 p. 263-267
    発行日: 2004/06/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 黒澤 太平, 栗城 綾子, 佐藤 啓造
    2004 年 64 巻 3 号 p. 268-276
    発行日: 2004/06/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 市原 三義, 石川 哲也, 内山 心美, 安藤 智, 松岡 隆, 市塚 清健, 盛本 太郎, 岡井 崇
    2004 年 64 巻 3 号 p. 277-285
    発行日: 2004/06/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    超音波造影剤である微小気泡 (レボビスト) を用いた超音波間歇送信法により, 子宮腫瘍における組織血流量を正常子宮筋層と対比測定し, 本法の婦人科腫瘍臨床における応用の可能性を検討した.対象はインフォームドコンセントを得た子宮筋腫20例である (比較として子宮肉腫3例) . (1) レボビスト300mg/ml総量8.5mlを, 2ml/secでボーラス投与後, 1.5ml/minにて持続静脈注射した.0.5, 1, 3, 5秒間隔の超音波照射で得られるドプラシグナル強度を基に相対的組織血流量を測定した.正常子宮筋層と各腫瘍病巣は出来るだけ近く, かつ深さに差のないように関心領域を設定した.超音波診断装置はアロカ社製Pro Sound II, 測定はコントラストハーモニックパワーフローで行った.画像解析には超音波診断装置に内蔵された画像解析ソフトPRISMを使用した. (2) 子宮筋腫での子宮動脈塞栓術 (UAE) 施行前後に相対的組織血流量を比較した (n=6) . (1) 子宮筋腫核は正常子宮筋層に比し血流量の指数が低値であった (Wilcoxon検定, p<0.05) .3例の子宮肉腫では肉腫病巣の血流量は多かった. (2) UAE施行後, 子宮筋層, 筋腫核ともに組織血流量は有意に低下したが, 筋腫核血流量の低下は正常筋層血流量のそれに比較し顕著であった.今回我々は微小気泡と超音波間歇送信法により, 子宮筋腫の組織血流量をはじめて測定し, 本方法の子宮腫瘍の鑑別診断およびUAEの治療効果判定への有用性を示した.
  • 馬場 利容, 小倉 美代子, 宗 寅傑, 末木 博彦, 飯島 正文
    2004 年 64 巻 3 号 p. 286-294
    発行日: 2004/06/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    Graft-versus-host reaction (GVHR) における表皮細胞障害は主に細胞障害性Tリンパ球に起因すると考えられてきたが, 近年, 表皮内に多数のマクロファージの浸潤が確認され, マクロファージ由来のtumor necrosis factor-α (TNF-α) による表皮細胞障害が注目されている.今回我々はGVHRを陽性コントロールとして, 種々の程度の表皮障害を伴うinterface dermatitisにおけるマクロファージ系細胞の動態とTNF-αの役割を明らかにした.組織学的にinterface dermatitisならびにGVHRを示す25症例26検体を対象とした.表皮障害の程度を抗HLA-DR抗体, 抗ICAM-1抗体, 抗CDla抗体を用いて免疫病理学的に4つのgradeに分類し, 各gradeの表皮内CD11b陽性細胞数ならびにTNF-α発現の程度を比較した.表皮障害の程度に基づくgrade分類と表皮内CDllb陽性細胞数には正の相関が認められ (P=0.0003) , 表皮内におけるTNF-αの発現もgrade分類と平行して増強が認められた.以上よりinterface dermatitisの病態形成, 特に表皮細胞障害にはマクロファージとその産生するTNF-αの関与が推察された.
  • 江黒 剛, 浅野 和仁, 久光 正, 宮岡 英世
    2004 年 64 巻 3 号 p. 295-300
    発行日: 2004/06/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    変形性膝関節症 (以下OA) は中高年で最もよくみられる慢性関節疾患の1つであるが, 病態形成因子に関しては十分に解析されていない.近年, 一酸化窒素 (以下NO) をはじめとする活性酸素が各種疾患の病態形成因子として重要な役割を果たしていることが報告されている.そこで, 今回OA患者関節液からNOの検出を試みるとともに, OAの病態形成因子としてのNOの役割について考察した.研究対象は腰野の方法により分類したgrade1から4のOA患者各5名, 計20名と健常者3名であった.Griess法にてNOを, ELISA法にて炎症性サイトカイン (IL-1β, TNF-α, IL-6) ならびに軟骨マーカー (COMP) を測定した.関節液中のNO含有量はgrade 1では健常者と有意差はなかったものの, grade 2以上では健常者と比べ有意に増加していた.IL-1βはすべてのgradeにおいて健常者との間に有意差を認めなかったが, 炎症の際に産生が増強すると考えられているTNF-α・IL-6はgradeが上昇につれ関節液内での含有量が著増した.COMPは健常者と比較し全てのOA患者関節液で有意に高かった.上述した結果は, OAの関節内ではgrade上昇につれて炎症反応が強く発現すること, さらにはNOが病態形態因子として重要な役割を果たしている可能性を示唆している.
  • 子安 ゆうこ, 津村 智恵子, 神田 晃, 川口 毅, 酒井 菜穂, 今井 孝成, 小田島 安平
    2004 年 64 巻 3 号 p. 301-309
    発行日: 2004/06/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    シックハウス症候群 (Sick House syndrome; 以下SHS) とは, 建物の室内環境が原因で健康被害を呈するものである.SHSは社会的には認知されているが, 医学的な定義, 疾病概念は曖昧であった.今回, SHSの病態解明のための全国規模の調査班が結成され, 疫学調査を行った.このうちSHSの定義が同じ地域の対象者1456人を対象に調査結果に基づいて, SHSの診断及び治療に結びつくと考えられた特異的なライフスタイルの特徴と症状を捉えるために検討を行った.調査対象をSHS群, SHS疑い群, 非SHS群の3群に分別し因子分析を行った結果, 不定愁訴, 粘膜刺激症状, 睡眠障害の3因子が抽出された.さらにSHSの発症要因を解明するため重回帰分析の手法を用いて性別, 住居の築年数, 睡眠時間, ストレスの有無, 喫煙状況, 建材, ヒーター, ペット, アレルギーの有無について分析を行なった.その結果, アレルギー疾患を有しているものに最も関連が強く, 次に睡眠時間が短く, ストレスを強く感じているものにSHSの発症が多かった.また, 住居の築年数は有意な関連は認めなかったが, 建材は症状発現に有意に影響していることが認められた.以上の結果よりSHSの予防ならびに症状の改善のためには規則正しい生活, ストレスの回避, アレルギー疾患の治療, 環境原因因子を除去することが大切であることが示唆された.
  • 栗城 亜具里, 盛本 太郎, 鈴木 真, 市塚 清健, 佐々木 康, 大槻 克文, 湯浅 朋子, 関沢 明彦, 斉藤 裕, 岡井 崇
    2004 年 64 巻 3 号 p. 310-316
    発行日: 2004/06/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    周産期医療が発達した現在においても, わが国の早産率は約5%あり, 早産児は周産期死亡率の主原因である.早産は子宮頸管熟化と子宮収縮により発症するとされており, これらに関与する遺伝子発現の検出は早産発症機序を解明するために極めて重要である.我々は, 頸管擦過細胞を用いてRT-PCR法により各種遺伝子の発現の同定が可能かどうかについて検討した.切迫早産徴候のない陣痛発来前の妊婦を対象とし, ダクロン製スワブとブラシを用いて頸管内を擦過して細胞を採取し, パパニコロウ染色で確認したところ, 頸管円柱上皮細胞が確実に採取できたのはブラシであった.そこで, ブラシを用いて細胞を採取し, 従来のAGPC (Acid Guanidinium Phenol Chloroform) 法およびTRIZOL Reagentを用いた改良法にてRNAを抽出した結果, 後者でより多くのRNAが抽出された.さらに, 頸管熟化に関与することが知られている物質のmRNAの検出を試みた.cyclooxygenase-2, matrix metalloproteinase-3, tissue inhibitors of metalloproteinase-1, inducible nitric oxide synthaseの特異的プライマーを用いてRT-PCRを行い, direct sequence法でそれらの発現を確認した.さらに, LightCyclerを用いてCox-2mRNAの発現量を定量したところ, 妊娠中期群 (0.03±0.04copy/β-actin lcopy) と比較して, 妊娠末期群 (0.10±0.06copy/β-actin lcopy) でより多く発現を認めた.本研究で, 頸管擦過細胞からRNAを採取する方法が確立された.本法を用いれば非侵襲的に妊娠頸管における様々なmRNA発現の変化・追跡が可能であり, 妊娠週数による頸管の変化, とくに早産における子宮頸管熟化の病態解明に有用である可能性が示唆された.
  • 粂川 陽祐, 西川 順一, 上砂 敏之, 太田 秀樹
    2004 年 64 巻 3 号 p. 317-320
    発行日: 2004/06/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    症例は15歳男子.平成14年1月11日腹痛を自覚し, その後下痢を伴ったため1月14日当院受診.血液検査にてWBC23700/μl, CRP8.21mg/dlと高値を認めたため, 同日入院となった.第6病日両足背に紫斑が出現したためSch隸nlein-Henoch斑病を疑い, プレドニゾロン, 第XIII因子製剤の投与を開始した.第17病日に施行した小腸内視鏡検査では, 十二指腸下行脚から空腸まで広範囲にわたり浮腫状の粘膜発赤およびびらんが著明であり, 臨床所見と併せてSch隸nlein-Henoch斑病と診断した.内視鏡により小腸病変を観察し得たSch隸nlein-Henoch斑病の1例を経験したので報告する.
  • 町田 彰男, 向井 聖士郎, 荒瀬 勉, 桑尾 定仁, 村上 雅彦, 草野 満夫
    2004 年 64 巻 3 号 p. 321-325
    発行日: 2004/06/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    偽肉腫型食道癌肉腫の1例を経験したので報告する.症例は78歳, 男性.嚥下困難を主訴に来院.内視鏡検査で胸部食道に半周性の広基性隆起がみられ, 生検にて低分化型扁平上皮癌と診断され, 手術が施行された.手術は胸腔鏡下食道亜全摘術, リンパ節郭清, 胸骨後胃管再建が行われた.腫瘍の大半は非角化型の扁平上皮癌であったが, 間質内には紡錘形細胞・多核巨細胞よりなる多形性に富んだ間葉細胞の増生を伴っていた.これらの両成分は組織学的・免疫組織学的な移行を認めないことより, 食道癌肉腫 (偽肉腫) と診断された.術後18ケ月時右肺に食道癌肉腫 (癌腫部) の転移が認められた.
  • 佐久間 大, 久保 定徳, 宮本 彰俊, 上林 正治, 和田 正浩, 小川 英風, 関川 高志, 幸田 隆彦, 佐藤 温, 松川 正明, 今 ...
    2004 年 64 巻 3 号 p. 326-327
    発行日: 2004/06/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
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