昭和医学会雑誌
Online ISSN : 2185-0976
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64 巻, 5 号
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  • 阿部 琢巳
    2004 年 64 巻 5 号 p. 399
    発行日: 2004/10/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • ―Diffusion tensor image, SSFSE-DWI, 3D-CTAを中心に―
    国井 紀彦
    2004 年 64 巻 5 号 p. 400-406
    発行日: 2004/10/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • ―手術法の基本とバリエーション―
    阿部 琢巳
    2004 年 64 巻 5 号 p. 407-414
    発行日: 2004/10/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 泉山 仁
    2004 年 64 巻 5 号 p. 415-427
    発行日: 2004/10/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 広田 暢夫
    2004 年 64 巻 5 号 p. 428-433
    発行日: 2004/10/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 池田 尚人
    2004 年 64 巻 5 号 p. 434-440
    発行日: 2004/10/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 藤本 司
    2004 年 64 巻 5 号 p. 441-450
    発行日: 2004/10/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 黒澤 太平, 長谷川 智華, 藤巻 孝一郎, 佐藤 啓造
    2004 年 64 巻 5 号 p. 451-455
    発行日: 2004/10/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • ―axonotmesisとneurotmesisによる違い―
    塚越 卓
    2004 年 64 巻 5 号 p. 456-459
    発行日: 2004/10/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    神経修復なしには回復の期待できないneurotmesisモデルと修復なしでも完全回復が期待できるaxonotmesisモデルを用いた他動運動訓練による神経再生促進効果について基礎的研究をおこなった.Wistar系ラット25匹をneurotmesis群10匹 (訓練群=5, 自然回復群=5) , axonotmesis群10匹 (訓練群=5, 自然回復群=5) , 無処置群=5匹の5群に分けた.Neurotmesisモデルは殿部で右坐骨神経を露出し, 神経を切断後, 顕微鏡下に8-0ナイロン糸にて神経上膜縫合を施行した.Axonotmesisモデルは露出した右坐骨神経を外科用持針器で3分間圧挫した.それぞれについて訓練施行群と自然回復群を設けた.訓練群は術後1日目より他動運動訓練を右膝関節に対し1セット最大可動域で5回, 1日昼・夕の2セットとし, 週5日の頻度で4週間継続実施した.訓練終了後, 5群共に再び坐骨神経を露出し, ハムストリングスにおける単一筋線維筋電図の活動電位の振幅, 潜時, 持続時間を測定し, 比較検討を行った.Axonotmesis群では振幅は自然回復群6.5±1.45mVに対し訓練群13.6±4.45mV.潜時は自然回復群1.5±0.14msecに対し訓練群1.3±0.15sec.持続時間は自然回復群3.2±0.28msec.に対し訓練群で2.4±0.15msecと全てに有意差 (p<0.01) を認めた.Neurotmesis群では振幅は自然回復群6.79±2.63mVに対し訓練群9.46±2.36mVと有意に増加 (p<0.01) を認めた.潜時は自然回復群1.65±0.57msecに対し訓練群1.65±0.29msec.持続時間は自然回復群3.42±0.92msec.に対し訓練群で3.43±0.83msecと有意差は認められなかった.なお, 無処置群の振幅, 潜時, 持続時間はそれぞれ17.1±3.02mV, 1.2±0.10msec, 2.05±0.34msecであった.以上よりaxonotmesis群では他動運動訓練による神経再生促進効果の可能性が示唆された.
  • 入口 陽介
    2004 年 64 巻 5 号 p. 460-468
    発行日: 2004/10/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    大腸腫瘍のうち, 大小の結節が集簇した結節集簇様病変は, 腫瘍径が大きいわりにsm浸潤率が低率であることから, 内視鏡的粘膜切除術 (以下EMR) の良い適応であると考えられている.しかし, 結節集簇様病変に対してEMRを選択する際の問題点は, 腫瘍径が20mm以上になると, 低頻度ながら外科的手術が必要な高度な脈管侵襲 (ly, v) やリンパ節転移を伴うsm癌が認められることと, 実際にEMRを施行した場合, 腫瘍径が大きいために分割切除となり, 遺残再発の可能性が残ることである.そこで過去13年間に東京都多摩がん検診センターで経験した腫瘍径20mm以上の結節集簇様病変120例を対象として, 適切な治療法の選択を目的に, X線, 内視鏡学的および病理組織学的に検討した.その結果, 腫瘍長径と深達度との間に相関関係は認めなかったが, 外科的手術が必要なsm2, 3癌は14%で, 表面性状における構成成分と治療法決定の重要な因子となる深達度, sm浸潤距離, 脈管侵襲 (ly, v) , リンパ節転移陽性率との間に特徴的所見が認められた.すなわち大きさ10mm以下の隆起を結節とすると, 結節はほとんどが腺腫あるいは高分化腺癌の粘膜内病変であり, 結節のみで構成される病変は, sm2, 3率が3%と極めて低率で, 積極的なEMRの選択が可能である.これに対して, 一部に大きさ10mmを越える粗大結節を伴うものはsm2, 3率が30.8%と高率なため, 同部位の一括切除を前提としたEMRもしくは腹腔鏡下手術を選択する.また一部に相対的陥凹を有するものはsm2, 3率が83.3%で, リンパ節転移率も25.0%と高率であることから, 十分なリンパ節廓清を伴う外科的手術が必要である.次に, EMR後遺残再発症例について検討したところ, 腫瘍径が大きくなるにしたがい分割切除回数は増加し, 10分割以上の4例中2例に遺残再発を認めたが, いずれも追加EMRによって治癒し, 外科的切除術が必要となった症例は認めなかった.また外科的手術を選択した症例の79%をEMR適応病変が占めていたが, その主な理由は, 腫瘍径が40mm以上と大きいために外科的切除術が選択されていた.したがって, 本検討により, 正確な術前診断が得られれば, これまで腫瘍径が大きいために外科的手術が施行されてきた大腸結節集簇様病変に対しても, 身体的侵襲の少ないEMRを積極的に選択できると考えた.
  • 菅原 スミ, 白澤 貴子, 鈴木 章記, 川口 毅
    2004 年 64 巻 5 号 p. 469-478
    発行日: 2004/10/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    看護師の日常的な看護活動の中に起きている10例の倫理的ジレンマ事例とその対処行動について, ジレンマ経験の有無別にTEG (東大式エゴグラム) による看護師自身の性格傾向・行動パターンとの関連を疫学的に解析した.対象は東京都, 神奈川県に勤務する看護師175名に自記式質問紙によるアンケート調査を行なった.対象とした看護師のTEGタイプはAタイプが最も多く, 看護経験の5年未満のものにACタイプのものがやや多く認められた.全てのTEGタイプともジレンマ事例に対して「関係者と直接話し合いを持った」「看護師間で話し合いを持った」という対処行動をとる者が多かった.TEGタイプ別に対処行動をみると, CPタイプは「関係者と話し合いを持つ」の割合が多く, ACタイプでは「看護師間で話し合いを持つ」「ひとりで考える, 決定する」の割合が多かった.ジレンマ経験の有無別に対処行動とTEGタイプとの関連を事例別に検討した結果では, ジレンマ経験のある看護師の場合は3事例にACタイプとNPタイプ, Aタイプ, FCタイプならびにCPタイプとの間に有意な関連が認められ, ジレンマ経験のない看護師の場合は7事例においてCPタイプとNPタイプ, Aタイプ, FCタイプならびにACタイプとの間に有意な関連が認められた.以上の結果より, 看護師のTEGタイプのACタイプおよびCPタイプは, ジレンマの対処行動が特徴的であることが認められ, これらの対処行動はACタイプ, CPタイプの性格傾向・行動パターンの傾向と一致していることが示唆された.
  • 野中 晶子, 河村 満
    2004 年 64 巻 5 号 p. 479-485
    発行日: 2004/10/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    “首下がり”を呈した自験7例を対象とし, “首下がり”の臨床像, 画像所見を検討し, 共通した臨床症候の抽出を試み, 基礎疾患, 発症・増悪因子, 経過について考察した.対象7症例は男性1例, 女性6例, 年齢は59歳から77歳, 基礎疾患は, パーキンソン病3例, 頚部脊椎症2例, 多系統萎縮症1例, 筋ジストロフィー1例であった.“首下がり”は基礎疾患の進行や原因薬剤の内服, 後頚部の炎症, 頚筋の疲労で徐々に発症, 増悪を示した.原因薬剤の中止及び頚部の安静, 炎症に対する抗生物質の投与, 後頚筋の筋力トレーニングで改善がみられた.多系統萎縮症症例では“首下がり”は不変であったが, 他の6症例の予後はおおむね良好であった.“首下がり”は各種の疾患で生じ, heterogeneousな症候と言うことができる.自験例では頸部の筋力低下, 筋萎縮, 筋緊張低下, 筋強剛等を認めた.“首下がり”症候は頚部傍脊椎筋の異常によって生じ, 後頚筋の筋力低下・筋萎縮によるものと, 前頚筋の過剰な緊張によるものがあると思われた.さらに“首下がり”と“腰曲がり”とが同一の病態基盤をもつ可能性を指摘したaxial myopathyの概念があることを指摘した.
  • 滝西 安隆, 岡崎 雅子, 五味渕 寛, 小口 勝司, 鈴木 慎太郎, 太田 秀一, 根本 哲也, 小林 健太, 木内 祐二, 網代 百合子 ...
    2004 年 64 巻 5 号 p. 486-487
    発行日: 2004/10/28
    公開日: 2010/09/09
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