昭和医学会雑誌
Online ISSN : 2185-0976
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67 巻, 1 号
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  • 土岐 彰
    2007 年 67 巻 1 号 p. 1
    発行日: 2007/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 土岐 彰, 八塚 正四, 鈴木 淳一, 鈴木 孝明, 菅沼 理江, 内藤 美智子, 堀田 紗代, タナカ 早恵
    2007 年 67 巻 1 号 p. 2-6
    発行日: 2007/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 八塚 正四, 土岐 彰, 鈴木 淳一, 鈴木 孝明, 菅沼 理江, 内藤 美智子, 堀田 紗代, タナカ 早恵
    2007 年 67 巻 1 号 p. 7-12
    発行日: 2007/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 鈴木 淳一, 土岐 彰, 八塚 正四, 鈴木 孝明, 菅沼 理江, 内藤 美智子, 堀田 紗代, タナカ 早恵
    2007 年 67 巻 1 号 p. 13-16
    発行日: 2007/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 鈴木 孝明, 土岐 彰, 八塚 正四, 鈴木 淳一, 菅沼 理江, 内藤 美智子, 堀田 紗代, タナカ 早恵
    2007 年 67 巻 1 号 p. 17-20
    発行日: 2007/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 菅沼 理江, 土岐 彰, 八塚 正四, 鈴木 淳一, 鈴木 孝明, 内藤 美智子, 堀田 紗代, タナカ 早恵
    2007 年 67 巻 1 号 p. 21-25
    発行日: 2007/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 内藤 美智子, 土岐 彰, 八塚 正四, 鈴木 淳一, 鈴木 孝明, 菅沼 理江, 堀田 紗代, タナカ 早恵
    2007 年 67 巻 1 号 p. 26-29
    発行日: 2007/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 堀田 紗代, 土岐 彰, 八塚 正四, 鈴木 淳一, 鈴木 孝明, 菅沼 理江, 内藤 美智子, タナカ 早恵
    2007 年 67 巻 1 号 p. 30-31
    発行日: 2007/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • ―分岐鎖アミノ酸顆粒療法ならびに非環式レチノイド療法の開発―
    武藤 泰敏
    2007 年 67 巻 1 号 p. 32-42
    発行日: 2007/02/28
    公開日: 2010/09/09
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  • ―この疾患を風化させないために―
    阪本 桂造
    2007 年 67 巻 1 号 p. 43-50
    発行日: 2007/02/28
    公開日: 2010/09/09
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  • 塩沢 英輔, 矢持 淑子, 瀧本 雅文, 太田 秀一
    2007 年 67 巻 1 号 p. 51-53
    発行日: 2007/02/28
    公開日: 2010/09/09
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  • 武井 雅俊, 酒井 哲郎, 櫻井 将之, 片桐 敬, 井上 紳, 松山 高明, 太田 秀一
    2007 年 67 巻 1 号 p. 54-61
    発行日: 2007/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    急性冠症候群 (ACS) 発症時の血栓形成およびその成長にはtissue factor (TF) やプラスミノーゲンアクチベーターインヒビター1 (PAI-1) が関与していることが知られている.近年, 緊急冠動脈造影時の血栓吸引療法により, ACS発症時の血栓及び粥腫の組織学的検索が可能となった.我々はACS発症時の緊急冠動脈造影検査時に吸引された検体を用いて血栓の病理組織学的な検討を行い, TFやPAI-1の発現形態について検討した.症例は178例.男性147, 女性31例, 平均年齢65.6歳採取後の検体にヘマトキシリンーエオシン等の通常染色を施行し, 画像解析装置を使用し血栓総面積, 赤色血栓 (赤血球とフィブリン) , 白色血栓 (血小板とフィブリン) 領域と, 同時に吸引された粥腫部位の面積を測定した.さらにTF, PAI-1に対する抗体を用いて免疫染色を施行し, 各陽性細胞数と血栓の面積との相関を検討した.またマクロファージに発現するCD68, 活性化好中球に発現するミエロペルオキシダーゼに対する抗体を用いて免疫染色を施行した.赤色・白色血栓から成る混合血栓は178例全てに観察され, 粥腫は82例に認められた.検体の面積が10mm2以上の大きな血栓では, 赤色/白色血栓面積の比は血栓全体の面積と有意な相関 (R=0.59, P<0.01) を示しており, 血栓の成長には赤色血栓の増殖が大きく関与していると考えられた.免疫染色では粥腫内にTFが主に泡沫細胞などのマクロファージに発現していた.一方血栓内では粥腫より離れた, 赤色・白色血栓の境界部付近に白血球が多く認められ, 同部位にミエロペルオキシダーゼ, CD68陽性細胞とともにTF, PAI-1陽性細胞が多く認められた.さらに, 赤色・白色血栓境界部付近のTF, PAI-1陽性細胞率と血栓総面積には有意な相関が認められた.血栓の成長には主に赤色血栓の増殖が関連しており, 粥腫より離れた血栓内に認められる白血球に発現しているTFやPAI-1が, この血栓の成長過程に関与していることが示唆された.
  • ―経頭蓋カラードプライメージング法を用いて―
    上田 宏昭, 茅野 博行, 斉木 裕香, 小澤 優樹, 小林 洋一, 片桐 敬
    2007 年 67 巻 1 号 p. 62-67
    発行日: 2007/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    経頭蓋カラードプライメージング法を用いて, 非侵襲的に徐脈性不整脈患者でのVVIペースメーカー (PM) の設定心拍数毎の中大脳動脈血流速度および心血行動態の変化を検討した.対象は, 体外式PM (VVI) を挿入した徐脈性不整脈患者5例である.方法は, 体外式PMの設定心拍数を7分毎に段階的にペーシング前から60/min, 80/min, 100/minまで増加させる.設定心拍数毎に経頭蓋カラードプライメージング法により中大脳動脈カラードプラ像を描出, パルスドプラ法にて血流波形を記録し, 最高 (Vmax) , 最低 (Vmin) , 平均血流速度 (Vmean) を測定した.ドプラ心エコー図法で1回拍出量と心拍出量を算出し対比した.Vmaxは, ペーシング前では0.9±0.3m/secであったが, 設定心拍数60/minでは1.2±0.3m/sec, 80/minでは1.0±0.3m/sec, 100/minでは0.9±0.3m/secとなり, 設定心拍数60/minで最高値を示した.Vminも, ペーシング前では0.3±0.1m/secであったが, 設定心拍数60/minでは0.5±0.1m/sec, 80/minでは0.4±0.1m/sec, 100/minでは0.4±0.1m/secと, 設定心拍数60/minで最高値を示した.Vmeanも, ペーシング前では0.5±0.1m/secであり, 60/minでは0.7±0.2m/sec, 80/minでは0.6±0.1m/sec, 100/minでは0.6±0.1m/secと設定心拍数60/minで最高値を示した.1回拍出量は, ペーシング前では101.1±27.3mlであったが, 設定心拍数60/minでは119.1±20.4ml, 80/minでは110.7±18.0ml, 100/minでは104.3±19.7mlと設定心拍数60/minで最高値を認めた.しかし, 心拍出量は, ペーシング前では4.0±1.11/minであったが, 設定心拍数60/minでは7.1±1.21/min, 80/minでは8.9±1.91/min, 100/minでは10.4±2.01/minと心拍数の増加とともに有意に増大した (p<0.05~p<0.01) .経頭蓋カラードプライメージング法を併用することにより患者個人の至適PM心拍数の設定が可能であると考えられた.
  • ―当院での工夫: 再建靭帯の『イソジン漬け』―
    塩谷 英司, 栗山 節郎, 星田 隆彦, 山本 茂樹, 石川 大樹, 宮岡 英世
    2007 年 67 巻 1 号 p. 68-73
    発行日: 2007/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    膝靭帯再建, 特にACL再建における術式 (骨孔位置の決定, 移植腱の選択など) を報告したものは多く見られるが, 感染の予防について論じたものは少ない.以前より我々は膝靭帯再建の治療成績を報告してきたが, 今回はその感染予防に努めた『術中での工夫』について報告する.2001年4月から2005年10月までに鏡視下膝靭帯再建術を行った522例である.2001年度の感染を契機に縫合糸の選択や関節内ドレーン留置などの工夫をつづけ, 最近では再建靭帯を骨孔挿入直前までポピドンヨードに浸し生理食塩水で洗浄する (『イソジン漬け』) .感染例は2001~2004年度で12例であったが, 積極的に『イソジン漬け』を施行した2004年9月から感染例を認めない.感染予防特にポピドンヨード使用は細胞毒性の問題を抱えるものの, 膝鏡視下手術後の化膿性関節炎のリスク軽減には必要不可欠である.
  • 高野 裕, 大平 正典, 久代 裕史
    2007 年 67 巻 1 号 p. 74-78
    発行日: 2007/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    経皮内視鏡的胃痩造設術 (Percutaneous endoscopic gastrostomy, 以下PEG) における早期合併症が, 造設部位の位置に影響するかを検討した.患者は15名.男7名, 女8名.平均年齢75.2歳 (58~91歳) .感染者は5名, 非感染者は10名.肋骨から刺入部までの距離は, 平均4.6cm, 感染者2.4cm, 非感染者5.7cm.正中線から刺入部までの距離は, 平均2.3cm, 感染者5.8cm, 非感染者0.6cm.正中線上, 剣状突起からの距離は, 平均6.1cm, 感染者6.0cm, 非感染者6.1cmであった.胃痩は2, 3日以内に感染がなければ使用されており, 非感染者はその後, 追跡できる限り, トラブルはなかった.肋骨からの距離が5cm以上であれば感染は起こっていない.また, 正中に近いほど感染は起こっていなかった.PEGを造設する場合は肋骨から少なくとも5cm以上離し, 正中線に近い場所で造設することで術後早期の感染症は防げると推測される.
  • 宮本 真豪, 矢内原 敦, 満川 香織, 長塚 正晃, 岡井 崇
    2007 年 67 巻 1 号 p. 79-86
    発行日: 2007/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    イソフラボンのヒト子宮内膜癌細胞への作用の検討.1.daidzein richのアグリコン型イソフラボンであるDr.AglyMaxを用い, 子宮内膜癌細胞株 (ISHIKAWA細胞) における増殖効果の検討を行った.無添加群とDr.AglyMaxrRを100μM添加した群において, 24時間後の増殖能の評価をBrdUを用いたELISA法にて比較検討した.2.実験1と同様に培養された細胞よりAGPC法にてRNAを抽出し, microarrayを用いた約47, 000の遺伝子発現の差違を検討した.1.Dr.AglyMaxを添加した群は無添加群 (100%) と比較して有意な増殖能の低下が認められた (67%) (p<0.01) .2.検討した約47, 000の遺伝子の内, 1165の有意に上昇する遺伝子の発現が認められ, 1114個の有意に低下する遺伝子が認められた.daidzein richのIsofiavoneに子宮内膜癌の抑制効果があることが示唆された.また, Microarrayの結果よりステロイド代謝酵素や, 細胞内サイクルに関与する遺伝子が動いていることから, これらの遺伝子を介するIsoflavoneの癌抑制効果への関与が示唆された.
  • 鈴木 慎太郎, 中村 陽一
    2007 年 67 巻 1 号 p. 87-91
    発行日: 2007/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    症例は31歳の女性.夕食に寿司を食べていた最中, 顔面の痒み, 口唇の腫脹や喉頭の掻痒感, 閉塞感を自覚したため精査目的で当科を受診した.花粉症の既往がある.当初, 寿司の魚肉アレルギーもしくは醤油の原材料である小麦や大豆に対するアレルギーによる口腔アレルギー症候群を疑った.しかし抗原特異的IgE検査で調べた食餌抗原は全て陰性であり, 大豆, 小麦粉など醤油の主要成分は皮膚試験でも陰性だった.そこで実際に摂取した醤油の材料を取り寄せ, 各成分そのもので皮膚試験を行い, カツオ抽出物で強陽性を認め, カツオなど魚肉由来の醤油添加物が口腔アレルギー症候群の原因ではないかと強く疑った.市販の醤油の中には風味付けのため「だし入り」と称し, 魚肉抽出物が添加されている場合がある.小型の個別包装にはアレルギー成分表示義務がないため, こうした添加物の記載がないことも多く, 食物アレルギーの既往がある患者では指導上注意が必要である.
  • 中嶋 秀人詞, 服部 憲路, 齋藤 文護, 柳沢 孝次, 中牧 剛, 友安 茂
    2007 年 67 巻 1 号 p. 92-97
    発行日: 2007/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    妊娠中に急性白血病を発症した際, 非妊娠例と同様に化学療法を施行するのが一般的であるが, 抗癌剤による催奇形性の問題から妊娠初期にAPLを発症し健児を得たという報告は少ない.我々は妊娠11週に急性前骨髄球性白血病 (APL) を発症した症例を経験した.妊娠継続の希望があり, ATRA単剤で寛解導入療法を行なった.その後にアントラサイクリン系薬剤単剤による地固め療法を検討したが寛解導入療法施行中に患者の妊娠中止の希望があり, 子宮内容除去術を施行しその後は従来のレジメンで化学療法を行っている.妊娠初期に発症したAPLに対し, ATRAのみによる寛解導入療法, アントラサイクリン系薬剤のみによる地固め療法は有力な選択肢になると思われた.
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