昭和医学会雑誌
Online ISSN : 2185-0976
Print ISSN : 0037-4342
ISSN-L : 0037-4342
68 巻 , 1 号
選択された号の論文の13件中1~13を表示しています
  • 秋澤 忠男
    2008 年 68 巻 1 号 p. 1-2
    発行日: 2008/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 北澤 孝三
    2008 年 68 巻 1 号 p. 3-5
    発行日: 2008/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 柴田 孝則
    2008 年 68 巻 1 号 p. 6-11
    発行日: 2008/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 西脇 宏樹, 中山 隆弘, 吉村 吾志夫
    2008 年 68 巻 1 号 p. 12-14
    発行日: 2008/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 緒方 浩顕, 衣笠 えり子, 田口 進
    2008 年 68 巻 1 号 p. 15-21
    発行日: 2008/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 塩沢 英輔, 矢持 淑子, 瀧本 雅文, 太田 秀一
    2008 年 68 巻 1 号 p. 23-25
    発行日: 2008/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 片桐 敬
    2008 年 68 巻 1 号 p. 26-35
    発行日: 2008/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 冨塚 陽介, 加王 文祥, 網倉 良安, 本田 衣麗, 保阪 善昭
    2008 年 68 巻 1 号 p. 36-43
    発行日: 2008/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    近年再生医療は目覚しい進展をみせており, 皮膚再建領域においても様々な培養皮膚代替物が開発されている.現在開発されている生きた線維芽細胞を含むハイブリッド型人工真皮はScaffold (担体) に動物由来の物質を使用しており, 未知の感染症に対する潜在的な危険性を含んでいる.そこでわれわれは生体材料由来でないペプチドハイドロゲルをScaffoldとして用いた三次元モデル培養真皮を作製した.方法は, 新生児由来ヒト真皮線維芽細胞をペプチドハイドロゲルと混合後インサートに分注して培養真皮を作製して, D-MEM培地にて最長2週間培養した.培養した標本から病理切片を作製しHE染色, Azan染色, ヒト1型コラーゲンによる免疫組織化学染色を行った.結果は, 標本内には均一なペプチドハイドロゲルによる隔壁が泡沫状に構築されており, ペプチドハイドロゲル内での線維芽細胞の生存を確認できたことから, 真皮様組織が作製できた.また免疫組織化学染色においてヒトI型コラーゲンの存在を確認できたので, ペプチドハイドロゲル内での線維芽細胞はその機能を発現していることが示唆された.培養真皮作製には, 線維芽細胞とその増殖の場となるScaffoldが必要である.現在様々なScaffoldが用いられているが, 今回われわれが用いたペプチドハイドロゲルとは, 標準アミノ酸1%と水99%から構成され線維構造を持った3Dハイドロゲルを形成する.特徴としては動物由来の材料や病原体が含まれておらず生体適合性に優れている.今回われわれは, このような特徴を持ち臨床応用の可能性を秘めたペプチドハイドロゲルをScaffoldとして用いた三次元モデル人工真皮を作製したので, その作製方法, 作製した人工真皮内での線維芽細胞の生存, 機能発現について報告した.
  • 吉田 泰雄
    2008 年 68 巻 1 号 p. 44-54
    発行日: 2008/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    本研究は頚部脊髄症と頚部神経根症の発症とその多彩な病型発現に頚椎および頚神経の解剖学的形態がどのような影響を与えているのかを明らかにする目的で, 頚椎椎間孔と後根糸の走行に着目し, 日本人頚椎標本の画像計測・肉眼的形態計測を行った.対象は平成17年度, 18年度昭和大学歯学部解剖用遺体から, 環椎から第一胸椎までを摘出した後, 筋肉などの軟部組織を切除し, 頚椎を全周性に露出した頚椎標本12体 (男性7体, 女性5体, 死亡時年齢48~93歳平均71歳) である.摘出された頚椎標本を, X線ヘリカルCTにて第1頚椎より第7頚椎までを, 空間分解能0.6mmでボリューム撮影を行い, DICOMデータとして保存した.DICOMデータをもとに, 椎体・椎孔・椎間孔に関する画像計測を行った.さらに頚椎標本の後根糸の肉眼的観察・計測を行った.頚椎標本の画像計測では, C5/6の椎間孔が最も狭く, 以下C3/4, C4/5, C6/7, C2/3の順であった.脊髄神経溝の前額断・水平断における角度は左右の有意差はなく, 前額断ではC3で約63゜, C4で約57゜, C5で約52゜, C6で約55゜であり, C5が有意に鋭角であった.水平断ではC3で約54゜, C4で約59゜, C5とC6で約63゜であり, C3に比べC5, C6が有意に鈍角であった.脊髄後根合流部の計測では, 横幅はC3からC6までが約7.0~7.5mmであり, C7で約6.5mmと有意に狭い値を示した.頭尾側幅は, C5で左右差を認めC3, C4, C6, C7, C8では左右差はなく, C3で約125mm, C4で約11.5mm, C5で約12~13mm, C6で約11.5mm, C7で約10.5mm, C8で約10mmであった.脊髄後根の椎間孔入口部から脊髄への上部の入射角はC3からC5にかけて徐々に鈍角になり, C6以下で徐々に鋭角になっていく.下部の入射角もC4, C5が鈍角で, C6以下では鋭角になっており, C4, C5の後根糸は硬膜内を斜走する距離が短い傾向を認めた.以上の結果から, 頚椎椎間孔の解剖学的形態や後根起始部の高位別差異が頚部脊髄症や頚椎症性神経根症の発症および多彩な病態発生に影響を与えているものと考えられた.
  • 黒田 高明, 福地 邦彦
    2008 年 68 巻 1 号 p. 55-60
    発行日: 2008/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    カルバペネム耐性腸内細菌科細菌の侵淫状況を評価する目的で, 昭和大学病院において, 2005年の1年間に分離された1950株の腸内細菌科細菌の薬剤耐性検査を行い, 10株 (0.5%) の耐性株を同定した.この内訳は, Serratia marcescens142株中6株 (4.2%) , Klebsiella pneumoniae360株中1株 (0.3%) , Enterobacter cloacae215株中1株 (0.5%) , Providencia rettgeri14株中1株 (7.1%) およびEnterobacter species13株中1株 (7.7%) であり, メルカプトプロピオン酸抑制試験陽性でメタロβ-ラクタマーゼ産生と判定された.さらにPCRにより, これら10株がblaIMP遺伝子を保有していることを確認した.PCR産物の塩基配列解析の結果, E.cloacae, K. pneumoniae, およびP. rettgeriblaIMP-1を保有し, S. marcescens6株とEnterobacter species1株の計7株ではblaIMP-11を保有していることを確認した.パルスフィールド電気泳動によるゲノム型解析の結果, S. marcescens6株のうち5株が異なる病棟から異なる時期に分離されたにも関わらず, 同一ゲノム型を示した.この結果は, blaIMP-11保有細菌の院内での定着を示唆する.これら耐性遺伝子の監視が耐性菌拡大防止のために必要である.
  • 田中 雅輝, 遠井 健司, 吉江 和佳, 東 里美, 大瀧 礼子, 中村 久子, 小林 玲音, 高道 恭生, 安本 和正
    2008 年 68 巻 1 号 p. 61-64
    発行日: 2008/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    腕神経叢ブロックは, 肩関節や上肢手術の術中管理に適した鎮痛法である.著者らは現在, 上肢手術の管理の際に超音波ガイド下腕神経叢ブロックを積極的に採用しているが, この方法はブロックの安全性・確実性に優れ, また全身麻酔導入後に施行が可能であるため患者に与える苦痛も軽減できるという利点がある.症例は66歳女性で, 左前腕切断術が予定された患者に, 術中の鎮痛のみならず, 術後の幻肢痛への対策も考え, カテーテル挿入による持続腕神経叢ブロック (鎖骨下法) を行った.術中・術後において良好な管理が可能であったので報告する.
  • 酒井 広隆, 真田 昌, 東 礼美, 川上 恵一郎, 原田 浩史, 森 啓, 新倉 春男, 小峰 光博, 藤田 和博
    2008 年 68 巻 1 号 p. 65-70
    発行日: 2008/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    症例は93歳男性, 息切れを主訴に入院となった.CT検査では両側の胸水貯留がみられたが, リンパ節腫大はなかった.胸水中には核のくびれと細胞質の空胞形成が著明な異型細胞を多数認め, フローサイトメトリーによる表面抗原解析ではCD19, CD20が陽性, サザンプロット解析では免疫グロブリン重鎖遺伝子に再構成がみられ, 染色体分析では構造異常を伴う4倍体領域の核型異常を認めた.免疫染色では腫瘍細胞核内にヒトヘルペスウイルス8型 (human herpes virus-8: HHV-8) /Kaposi肉腫関連ヘルペスウイルス (Kaposi's sarcoma-associated herpes virus: KSHV) 抗原を検出せず, 血清ヒト免疫不全ウイルス (human immunodeficiency virus: HIV) 抗体は陰性であった.血清IgGは2560mg/dlで血清中に36.1%のM成分を認め, 免疫電気泳動ではIgG-κ型M蛋白であることがわかった.尿中Bence Jones蛋白は検出しなかった.一方, 骨髄における形質細胞の比率は5.0%であり, 明らかな骨病変はみられなかった.以上からIgG-κ型M蛋白血症を伴うHIV陰性HHV-8/KSHV陰性のPrimary effusion lymphoma (PEL) と診断した.フローサイトメトリーにて胸水リンパ腫細胞の細胞質内にIgG-κを認めたことからM蛋白はPELの腫瘍細胞が産生しているものと考えられた.これまでにM蛋白血症を合併したPELの報告はなく, 貴重な症例である.
  • 梅本 岳宏, 松本 匡史, 横溝 和晃, 日比 健志, 真田 裕, 増永 敦子
    2008 年 68 巻 1 号 p. 71-76
    発行日: 2008/02/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    症例は59歳女性.既往として8歳時に急性虫垂炎にて虫垂切除術を受けている.平成18年2月右下腹部の腫瘤を自覚し, 3月婦人科を受診した.腹部MRI検査にて回盲部に大きさ6cmの腫瘤を認めた.4月下部消化管内視鏡検査では盲腸に境界不明な隆起性病変を認め, 生検結果はgroup3であった.注腸造影検査で盲腸部に腫瘤と回腸末端の拡張不良があり, 小腸への浸潤を強く疑わせた.腹部超音波検査及び腹部CT検査で肝後区域に大きさ1cmの転移性と思われる瘤影を認めた.以上により遺残虫垂もしくは盲腸より発生した粘液産生癌の疑いで, 右半結腸切除術 (D3) を施行した.病理組織学的所見で虫垂癌と診断された.虫垂切除後51年後に遺残虫垂に発症した虫垂癌の1例を経験したので報告する.
feedback
Top