BME

呼吸生理あれこれ

滝島任

1987 年 1 巻 9 号 p. 646-647
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.646

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呼吸機能計測機器:システム化の功罪固有パターン「読みとり」の困難性

金野公郎

1987 年 1 巻 9 号 p. 648-649
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.648

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呼吸機能計測機器はこのままでよいのだろうか?ここでは, 近年ますます発展するそのシステム化の功罪をめぐって, 臨床側からみた問題点と要望について述べた.

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呼吸機能計測機器の発展形式からみた問題点

太田保世

1987 年 1 巻 9 号 p. 649-650
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.649

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ブラックボックス

小野寺壮吉

1987 年 1 巻 9 号 p. 650-651
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.650

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吸計測機器の改善項目

福地義之助

1987 年 1 巻 9 号 p. 651-652
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.651

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肺磁図による粉じん測定

小谷誠, 合原一幸, 内川義則

1987 年 1 巻 9 号 p. 653-655
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.653

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肺磁図は, 粉じんの磁気特性を利用して肺内に蓄積した粉じん量を測定するための手法であり, じん肺患者の早期診断などに偉力を発揮する. 今後は計測精度の向上と, 装置の低価格化が課題といえよう.

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在宅酸素療法

芳賀敏彦

1987 年 1 巻 9 号 p. 656-658
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.656

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家庭において, また屋外において長期間酸素吸入を行うことは, 慢性呼吸不全患者の生存の質(QOL)と生存率の向上に有効であり, これに必要な医療器械が開発されている. 供給源として液体酸素蓄蔵器, 酸素濃縮器があり, 酸素量節約のためのデマンドバルブなどの付属器がある.

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血中酸素の無侵襲計測

宮坂勝之

1987 年 1 巻 9 号 p. 659-661
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.659

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容易かつ連続的に動脈内の酸素分圧を測定することは永年の課題であるが, まだ完成されていない. これに対して経皮的酸素分圧モニターおよび経皮的酸素飽和度モニターが開発されている. ここでは両者の原理および特徴を紹介し, 呼吸管理における問題点を概説する.

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RCUにおける呼吸管理

磨田裕, 沼田克雄

1987 年 1 巻 9 号 p. 662-664
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.662

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RCUでの治療は肺での酸素, 炭酸ガスの交換を補助し, 生命を維持することである, そのため, 呼吸ガス, 換気, 血液ガス分圧などが計測される. これらの測定法は近年すぐれたものが多くなってきたが, まだ十分ではなく, 今後さらに改良が望まれる.

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バイオフィードバック療法

桂戴作

1987 年 1 巻 9 号 p. 665-667
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.665

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気管支喘息バイオフィードバック療法は, 機器を使って気道の収縮状態を患者本人に知らせ, 患者自身が気道を開大しやすい何らかの方法(呼吸法その他)を探求し, その会得した方法で, 気道の攣縮しやすい条件反応を消去して, 酸素摂取をより十分にならしめようとする自己制御の方法といえる.

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睡眠と呼吸

飛田渉

1987 年 1 巻 9 号 p. 668-670
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.668

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呼吸器・循環器疾患のみならず, 中枢神経系疾患において, 睡眠時の呼吸状態を知ることは全体の病態像を把握するうえできわめて重要である. ここでは睡眠時の呼吸計測法として, ポリソムノグラフィーを紹介し, さらに筆者らの開発した簡易睡眠時呼吸モニターについてその概要を述べる.

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呼吸筋計測法

佐々木英忠

1987 年 1 巻 9 号 p. 671-673
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.671

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呼吸筋の臨床的計測方法として, (1)最大発生口腔内圧, (2)筋電図, (3)負荷-速度関係, (5)酸素消費量および呼吸仕事量が用いられている. 一方, 受動的胸郭運動においても胸腔と腹腔の力学的特性の異なる2つのコンパートメントを考慮した体表面HFOの臨床応用が考えられている.

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経胸郭電気インピーダンス計測

川上憲司, 金井寛

1987 年 1 巻 9 号 p. 674-676
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.674

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経胸郭電気インピーダンス測定による呼吸・循環動態の研究は生理面, 臨床面からは広く行われてきているが, 基礎的検討はいまだ十分とはいえない. 本稿では呼吸器分野におけるインピーダンス法の意義と, 実用にあたっての問題点についてふれ, 今後進むべき方向について述べる.

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鼻腔通気度検査

戸川清

1987 年 1 巻 9 号 p. 677-679
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.677

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鼻呼吸状況を客観的に把握する方法が鼻腔通気度検査である. 本検査の原理からみた検査法の種類と方法, 通気度表現方法, 正常値の範囲, 検査の意義, 検査上の留意点などを簡単に解説した.

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運動負荷試験

堀江孝至

1987 年 1 巻 9 号 p. 681-683
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.681

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運動負荷試験は, 運動耐容能を客観的, 定量的に評価するために重要で, 運動能力を低下させている因子の同定, 特定疾患の診断, 治療効果の判定, 酸素療法の適応の決定などのために行われる. その方法, 測定する指標, 呼吸・循環系の反応などを解説した.

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気道過敏性検査

三浦元彦, 井上洋西

1987 年 1 巻 9 号 p. 684-688
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.684

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気道過敏性の検出は, 気管支喘息を中心とした各種呼吸器疾患の診断, 病態把握, 治療のうえから重要である. この気道過敏性検査を安全に, かつ短時間で施行しうるアストグラフ法の原理および臨床応用について述べる. また, 運動誘発喘息についてもふれる.

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呼吸中枢負荷試験

鈴木章彦, 川上義和

1987 年 1 巻 9 号 p. 689-691
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.689

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呼吸中枢に対する負荷試験について, 概要を解説した. ヒトの呼吸調節系の生理を図解した後, 臨床的に行われている負荷試験として, 化学調節系では低酸素換気応答, 高炭酸ガス換気応答, および呼吸刺激剤の投与について, また神経調節系ではload compensationと吸気抵抗感知閾値について解説し, 最後に臨床診断にふれた.

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新しい肺機能検査法への模索

久野健志

1987 年 1 巻 9 号 p. 692-699
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.692

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私どもが数年来模索し, 開発に努めてきた新しい肺機能検査のパラメータである気道インピーダンスおよび組織(肺および胸郭)インピーダンスの周波数依存性の測定法と, その意義について解説した.

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肺機能検査システムの仕組み

杉山吉彦

1987 年 1 巻 9 号 p. 700-704
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.700

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肺機能検査システムは, 各種センサやコンピュータ・デバイスの進歩や普及に伴って, その実用化の速度は著しいものがある. 多岐にわたる検査項目を短時間で処理できる本システムの基本的な仕組みについて解説した.

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機器のインテリジェント化はどこまで進むか

大櫛陽一

1987 年 1 巻 9 号 p. 705-708
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.705

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呼吸計測器のインテリジェント化は, 小型化, 無侵襲化, 複合化, 自動化という形で進みつつある. 呼吸器疾患の診断にはX線画像など多方面の情報が必要なため, 診断機能化までに, データベース化を通じた知識ベースの蓄積が必要となるだろう.

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標準化の動向用語:さらに深い関心を

吉良枝郎

1987 年 1 巻 9 号 p. 709-710
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.709

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どの領域においても, 標準化は共通の基盤と尺度を形成するために不可欠な要件である. ここではMEの分野を含め呼吸器病学における用語, 検査法, 機器の3つについて, その標準化の現状と将来の見通しを述べた.

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検査法:まずソフトの標準化を

小林龍一郎, 山林一

1987 年 1 巻 9 号 p. 710
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.710

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機器:学会基準による装置の規格化を

小南喜一

1987 年 1 巻 9 号 p. 711
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.711

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メーカー製品一覧

1987 年 1 巻 9 号 p. 712-717
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.712

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TQCの概念と医療への導入上の留意点

師岡孝次

1987 年 1 巻 9 号 p. 718-724
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.718

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第2次産業で活用され多大な成果を上げたTQCの発展経過の概略とその理念を解説し, つぎに第3次産業である医療にそれを導入する際の留意点について詳細に述べる.

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機器・システムの安全(その2)

小野哲章

1987 年 1 巻 9 号 p. 727-728
発行日: 1987/09/10
公開日: 2011/09/21

DOIhttps://doi.org/10.11239/jsmbe1987.1.727

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その1(5月号収載)では, 主に機器の安全基準に関する問題の解説を行ったが, 今回は, 電気設備の安全基準に関する問題および個別機器の安全に関する問題の解説を行う.

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