日本栄養・食糧学会誌
Online ISSN : 1883-2849
Print ISSN : 0287-3516
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36 巻 , 5 号
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  • 萩平 博
    36 巻 (1983) 5 号 p. 323-330
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
  • 五明 紀春, 三浦 理代
    36 巻 (1983) 5 号 p. 331-340
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
  • 金子 佳代子, 天谷 節子, 小池 五郎
    36 巻 (1983) 5 号 p. 341-345
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    1) のべ34名の女子大学生に一定の食事を摂取させて1日尿を採集しクレアチニンおよびクレアチン排泄量を測定した。
    2) 肉なし食を5日間, ひき続き豚肉200gを加えた食事を5日間摂取すると, クレアチニン排泄量は肉200g食の初日に増加し, 以後5日間大きな変化はみられなかった。クレアチン排泄量は平均120mg/日の割で5日間増加を続けた。
    3) 無タンバク食を10日間摂取するとクレアチニン排泄量は徐々に減少した。クレアチン排泄量は1, 2日ですみやかに減少しその後少量の排泄が続いた。 無タンパク食にひき続き卵250g/日を加えた食事を摂取するとクレアチニン排泄量には変化がみられず, クレアチンは徐々に増加する傾向がみられた。
    4) 無タンパク食10日の後, タンパク質80gを含む肉なし食を3日間摂取させてもクレアチニン排泄量は増加しなかったがクレアチンはやや増加する傾向がみられた。
    5) 豚肉0, 100g, 200g, 300gを含む食事 (タンパク質はいずれ80g) を摂取させるとクレアチニン排泄量は肉の摂取により増加した。しかし肉なし食と肉100g食の間には有意差はみられなかった。
    6) 以上の結果より, LBMの算出を目的として尿クレアチニンを測定する場合, 体内のクレアチンプールが定常状態にあることが必須であるが, フィールドワーク等ではクレアチン含量の高い鳥獣魚肉の摂取が100g以下であれば大きな問題はないと考えられる。
    7) これまでに提案されているクレアチニン排泄量からのLBM算出式は米国人について研究されたものである。米国人と日本人のタンパク質および獣肉摂取量の差異を考慮すると, 米国人の式をそのまま日本人にあてはめることには問題があり, 今後日本人を対象とした算出式を検討する必要があると思われる。
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  • 松下 千江子, 水上 戴子, 堀川 蘭子
    36 巻 (1983) 5 号 p. 347-358
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    ラットに質および含量の異なるタンパク食 (10%カゼイン食, 10%アルブミン食, 30%アルプミン食) を10日間投与した後, 無タンパク食1, 2, 3, 4, 5, 7, 14, 21日間投与によりタンパク欠乏状態へと切り換えた。 この間の動物の血漿・肝臓。 筋肉中のタンパク含量・核酸含量・遊離アミノ酸 (FAA) 濃度を測定し, さらに各組織と血漿のFAA濃度比を算出した。 以上より, タンパク欠乏適応過程におけるこれらの変化に及ぼすタンパク欠乏期前の投与タンパク質の質および含量の差による影響を検討した。 その結果は, 次のとおりである。
    1) 血漿中のタンパク含量, 肝臓・筋肉中のタンパク質/DNA・RNA/DNAは, タンパク欠乏初期では, C10群, A10群, A30群の順で減少を始め, 欠乏期前の投与タンパク質の質の違いではC10群よりA10群のほうが, また, アルブミン群間では含量の高いA30群のほうが, タンパク欠乏に対して, タンパク含量, RNA含量の減少を抑制する傾向があった。
    2) 欠乏5日目以降のタンパク質/DNA・RNA/DNAの変化は, 肝臓と筋肉で異なり, 肝臓は3群とも5日目から14日目にかけて増加傾向を示したが, 筋肉では3群とも減少傾向を示した。
    3) 血漿・肝臓・筋肉中のほとんどの必須アミノ酸は3群ともタンパク欠乏期に減少し, 非必須アミノ酸は血漿。 肝臓中のほとんどが増加, 筋肉中では減少した。 いずれも初期は変動が大きかったが, 7日以降では変化がわずかとなり3群とも近似の値を示すFAAが多かった。
    4) 組織/血漿FAA濃度比では, Lys, His, Thr, Metが特徴的な動向を示した。 タンパク欠乏期に, Lysはいずれの群も肝臓/血漿濃度比と筋肉/血漿濃度比はほぼ等しく, 組織間相互でのLys濃度比は一定に保たれていた。 Hisは3群とも低下し, とくに筋肉/血漿濃度比において著しかった。 Thrは肝臓および筋肉/血漿濃度比が, Metは肝臓/血漿濃度比が, C10群は低下, A10, A30群は上昇傾向を示し, タンパク欠乏前の投与タンパク質の質の違いによる影響が認められた。
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  • 坂本 元子, 丹後 俊郎
    36 巻 (1983) 5 号 p. 359-366
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    1) 栄養状態の評価の指標として体位, 皮膚厚, 血液学的所見, 血液生化学的所見, 免疫能 (遅延型皮膚反応, 補体系) をとりあげ, グアテマラの低栄養児41例, 正常児10例を対象に, 免疫系の相互作用とあわせて, 免疫能維持のための栄養状態を検討した。
    2) 栄養状態低下の過程において, 体重減少, 筋肉量の低下などの症状が現われる。これらの症状は血液学的所見およびAlb, TPの低下とあわせて観察される。免疫能ではPHA反応が体重減少がみられるころから消失し, 栄養状態の低下はPHAの反応に敏感に影響を与え, 密接な関係が示された。
    3) CH50の変化はTPおよびGlobに高い相関を示すが, 体位, 皮膚筋量減少のレベルではまったく関与しない。 ただC4はPHA反応とよく似た形を示すが, これはC4が他の成分と異なり, 遺伝子配列において, Factor BやT細胞上のアロ抗原遺伝子が同一亜領域内に存在することによると推測される。
    4) 低栄養状態においては免疫系のうち, 細胞性免疫系と補体系は独立してその役割を果たしていることが示唆された。
    5) PHA反応, 補体系を維持するための血液性状の指標を, 低栄養への過程, 低栄養から栄養療法による回復の過程でのPHA反応陽転のレベル, 臨床所見による血液性状などを考慮して推測すると, TPは5.8g/100ml, Hb 8.0g/100ml, Htは26%, Albは3.2-3.5g/100mlを一つの低限と考えることができよう。
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  • 西牟田 守
    36 巻 (1983) 5 号 p. 367-371
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    1) 水および食塩水摂取が尿量, 尿中電解質排泄に及ぼす影響を知る目的で実験を行なった。
    2) 日常の食塩摂取量が多いとされる日本人青年男子 (19~25歳) に10時間以上摂食摂水制限を行なった後水 (n=34) または0.9%食塩水 (n=32) 500mlを経口摂取させ, 摂取後4時間にわたって経時的に採尿し, 尿量, 尿中ナトリウム (Na), カリウム (K) 濃度を測定し, 尿量, 尿中NaおよびK排泄率の経時変化と, 摂取後4時間のそれぞれの総排泄量について検討を加えた。
    3) 水摂取により水利尿が観察された。水摂取後, 尿量, NaおよびKの尿中排泄率が増大し, 摂取後2時間目から4時間目までこれらの値は一定となった。
    4) 食塩水摂取により水利尿が抑制された。食塩水摂取後, 尿量, NaおよびKの尿中排泄率が増大した。摂取後1時間30分から4時間までの間, これらの値は一定値を示し, Naの尿中排泄率はこの期間, 水摂取後の値より有意に高値を示した。
    5) 食塩水摂取後2時間目から4時間目までの各30分尿のNa濃度とNa/K比は正相関を示した。
    6) 以上の結果より, 腎における水・電解質の排泄機構, 食塩過剰摂取と水・ナトリウム体内貯溜機構, および, 適正食塩摂取量に関し考察を加えた。
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  • 福場 博保, 津田 淑江
    36 巻 (1983) 5 号 p. 373-377
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    従来, リジノアラニンは, アミノ酸アナライザーや, 高速液体クロマトグラフィー法, ガスクロマトグラフィー法などで定量を行なっている。 著者らは, 操作が簡単な等速電気泳動法を用いての測定を試み, その定量性の検討を行なった。 その結果以下のことが認められた。
    1) 島津細管式等速電気泳動IP-1Bを用い, リジノアラニンの分離定量を行なった結果, リーディング液: 水酸化カリウムー酢酸 (pH5.0), ターミナル液: カルニチン, 定電流75μAでリジノアラニンを陽イオンとして, 分離することができた。
    2) そのときの定性値P. U. V. は0.44と安定し, 1nmolから25nmolまで定量性も認められた。
    3) ラット消化器管内容物中のリジノアラニン量を等速電気泳動法とアミノ酸アナライザー法とにより測定した値と比較した結果, 一致した値を得ることができた。
    4) 本法を用いて食品中のリジノアラニンの定量を試みた。 市販ピ-タンにおいては, タンパク質100g当たりそれぞれ卵白・卵黄中に3.75から5.60mmol, 4.93から6.59mmolの値が得られた。 また大豆の調理過程におけるリジノアラニンの生成を本法を用いて検討したところ, 一般的調理過程においては, リジノアラニンは生成されないものと考えられた。
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  • 小林 邦彦, 村田 昌一, 松冨 直利, 加藤 昭夫
    36 巻 (1983) 5 号 p. 379-382
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    リノール酸エチルと卵アルブミン (Difco製) を1 : 2の割合で混合したものを30℃, RH80%で保存し反応させた。酸化された卵アルブミンのメチオニン残基およびリジン残基を測定するとともに, 褐変度 (ハンター白度) を測定して比較検討した。
    リノール酸エチルの酸化状況はPVでは3~4日ごろから急激に上昇し, 7日ごろで最高に達した。これに対してCVではわずかに遅れ5~6日ごろから上昇し8~9日で最高に達した。リジン残基 (FDNB反応性リジン) は7日ごろから減少し始め除々に損傷を受け, それとともに褐変も進行した。一方メチオニン残基はNeumann法 (モノヨード酢酸処理ー過ギ酸酸化法) およびプロムシアン処理ガスクロマトグラフィ法いずれを用いて測定しても5日ごろから急激に減少し, 12日で約70%損傷を受けた。このように油脂と共存するタンパク質の酸化では褐変やリジンの損傷に先立ってメチオニンが酸化損傷されることが明らかにされた。
    なおタンパク質中のメチオニン残基の定量には従来のNeumann法よりはブロムシアン・ガスクロマトグラフィー法が操作が簡単で, 速く, 優れていることが認められた。
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  • 近藤 万里, 寺田 美穂, 田部井 亮, 宇都宮 信博, 松山 和義, 山本 一郎
    36 巻 (1983) 5 号 p. 383-388
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    高血圧自然発症ラットを用い, わかめの高血圧発症に対する影響を検討し, 胎生期よりのわかめの投与は発育期に次のような作用を示した。
    1) わかめは甲状腺機能を増強し, 血中サイロキシン濃度を上げ, また, 血漿中カテコラミン濃度を下げる。
    2) わかめは血清中KおよびCa濃度を上げる。
    3) わかめ投与によって体重増加が抑制されるもの, および体重増加傾向に差が認められるものがあった。
    4) わかめには胎生期から投与した場合, SHRの高血圧発症を遅らせる効果があったが, 高血圧発症そのものを抑制する効果はなかった。
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  • 鈴木 裕, 志岐 淳一, 井上 タツ
    36 巻 (1983) 5 号 p. 389-392
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    国外産糯白米2品種, 粳白米8品種および国内産粳白米7試料を湯取法と電気釜による普通炊法で炊飯し, その硬さと粘りをテクスチュロメータで測定した。印度種糯米2品種, 国外産日本種粳米2品種, 国内産日本種粳米6試料は湯取法による米飯のほうが軟らかで粘りが少なかった。印度種粳米6品種は湯取法米飯のほうが軟らかであったが, 粘りは大きかった。炊飯法と飯粒の粘りの順位, アミロース含量, 日本種と印度種粳米間の違いについて論じた。
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  • 藤田 修三, 不破 英次
    36 巻 (1983) 5 号 p. 393-395
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    50%ジャガイモデンプン粒を含む飼料をラットに与えて, 膵臓分泌液および膵臓中の消化酵素活性について比較検討した。膵臓分泌液は, 総胆管の十二指腸開口部付近より直接に採取し, 膵臓は分泌液採取後に摘出した。その結果, 分泌液量は, ジャガイモデンプン粒摂取により増加した。分泌液中および膵臓中のα-アミラーゼ活性はともに低下し, 一方プロテアーゼ活性は, 上昇あるいは上昇の傾向を示した。
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