日本栄養・食糧学会誌
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38 巻 , 1 号
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  • 印南 敏
    1985 年 38 巻 1 号 p. 1-13
    発行日: 1985/02/10
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
  • 安松 克治
    1985 年 38 巻 1 号 p. 15-24
    発行日: 1985/02/10
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
  • 大谷 貴美子, 柴田 美佐子, 吉岡 正子, 北田 勝久, 佐藤 良樹, 宮内 政博, 米澤 一仁, 槇村 博之, 高嶋 隼二, 松岡 瑛
    1985 年 38 巻 1 号 p. 25-31
    発行日: 1985/02/10
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    健康な22歳の女子9名を被験者とし, 早朝空腹時9時に脂質ェネルギー比71%, 総カロリー300kcalの脂肪を単独負荷した場合, 2gのグアガムを同時投与した場合, および4週間にわたり, 1回2g1日3回毎食ごとにグァガムを投与した後, 早朝空腹時に脂肪を単独負荷した場合について, 血清脂質および血漿遊離アミノ酸の変化について比較検討を行なった。
    1) グアガム同時投与による脂肪負荷後の血清脂質の濃度変化はコントロールと有意差は認められなかった (p>0.05) 。 また血漿遊離アミノ酸の増減にも影響は認められなかった。
    2) グアガム長期投与により, 血清遊離脂肪酸の空腹時濃度が有意に (p<0.05) 低下し, 血漿遊離アミノ酸濃度は高値を示した。とくにアルギニン, スレォニン, グルタミン, グリシン, イソロイシンは有意に (p<0.05) 高値を示した。
  • 豊田 正武, 四方田 千佳子, 伊藤 誉志男, 一色 賢司, 加藤 丈夫, 神蔵 美枝子, 白石 由美子, 西島 基弘, 林弘 道, 深澤 ...
    1985 年 38 巻 1 号 p. 33-38
    発行日: 1985/02/10
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    1) 1983年11月中旬~下旬に, 厚生省のマーケットバスケット方式に従い, 各種食品を, 東京, 札幌で大手スーパーより, 東京, 大阪で中堅スーパーより, 仙台, 和歌山, 北九州で中小スーパーより, 山梨, 長野, 島根で地元小売店より購入し, 1人1日喫食量に相当する試料量を採取し, 8食品群ごとに集め, 6種食品添加物含量を分析し, 1日摂取量を求めた。
    2) 6種食品添加物の10機関の平均1日摂取量はそれぞれ, 副ソルビン酸ナトリウム1.57mg, メチルセルロース0mg, CMC7.47mg, ピロリン酸塩2.1mg, トリポリリン酸塩2.0mg, ヘキサメタリン酸塩5.2mgであり, ADIの0.3~6.3%の範囲内にあった。
    3) 天然由来の成分を含まないと思われる, 既報の24種の食品添加物の1日摂取量を含めた30種食品添加物の1日総摂取量は97.7mgであり, プロピレングリコールとソルビン酸でその約81%を占め, さらにCMCと縮合リン酸塩を含めると約95%を占めた。 購入先別摂取量では地方中小スーパーが最も多く, ついで大手スーパー, 地方小売店, 中堅スーパーの順となった。
  • 鈴木 和春, 遠藤 幸江, 上原 万里子, 山田 英明, 五島 孜郎, 今村 美喜郎, 塩津 晋
    1985 年 38 巻 1 号 p. 39-42
    発行日: 1985/02/10
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    ミネラル吸収および腸内フローラに及ぼす乳糖ラクツロースおよびソルビトールの影響について比較検討を行なった。
    被験動物として初体重75g前後のWistar系雄ラット24匹を用い, 乳糖 (LO), ラクツロース (LU), ソルビトール (SO), 対照 (C) の4群に分け, 46日間飼育し, 飼育終了前, 5日間にわたり出納試験を行なった。 出納終了後ラットを屠殺し, 盲腸内pHの測定, さらに盲腸内容物の総菌数, 乳酸桿菌数, ビフィズス菌数の検索を行なった。 その結果, 体重増加量についてはLU群, SO群はC群に比し, 低値を示し, LO群とLU群の比較ではLU群が低値傾向を示Lた。 ミネラルの体内保留については, カルシウムはLO群, LU群, SO群いずれもC群に比し, 高値を示し, マグネシウムはLU群, SO群がC群に比し, 高値を示した。リンではCaのような明瞭な差はみられなかった。盲腸内pHはLU群, SO群がC群に比し, 明らかな低値を示し, またこの2者が盲腸重量において他に比し, 高値を示した。 盲腸内容物1g当たりの総菌数, 乳酸桿菌数は, 各群間に差はみられなかったが, ビフィズス菌はLC投与群が他群に比し, 有意に増加した。
  • 小畠 義樹, 黒田 圭一, 西出 英一, 印南 敏
    1985 年 38 巻 1 号 p. 43-50
    発行日: 1985/02/10
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    オキアミ摂取がラットの消化管からの鉄吸収や鉄栄養に関係する血液性状に与える影響を成長期のwistar系雄ラットを用いて検討した。実験飼料は凍結乾燥生オキアミと煮熟オキアミをいずれも20%と30%タンパク質の2段階レベルで添加したものを調製, 対照として, これらオキアミ飼料に等しいレベルのタンパク質と鉄を含むカゼイン飼料を調製した。これらの飼料を4週間投与後, 体重増加量, 血球数, ヘモグロビン濃度 (Hb), 血清鉄濃度 (SI) 等を測定した結果, 等しいタンパク質レベルについて比較するとき, これらの値は両種のオキアミ群では対照群より低く, とくに煮熟オキアミ群では著定い低下を示した。実験期の最後の9日間の見かけの鉄吸収率は, 生オキアミ群と対照群は比較的似ていたが, 煮熟オキアミ群では負の値を示し, 鉄吸収の著しい阻害作用のあることが推定された。
    この鉄吸収阻害と甲殻の関係を見るため, 大正エビの生甲殻と煮熟甲殻の乾燥粉末を各10%添加した飼料と濾紙粉末添加の対照飼料を3週間投与した各群のHb, SIを比較した。生甲殻と対照群では差は認められなかったが, 煮熟甲殻群ではSI, Hbは対照群より低い傾向を示した。
    これらの結果から, オキアミ中には鉄の吸収を阻害する成分が存在するらしいが, それは甲殻である可能性が強く, 加熱処理により活性化されるものと推定されたた。
  • 山田 和彦, 安部 真佐子, 細谷 憲政
    1985 年 38 巻 1 号 p. 51-56
    発行日: 1985/02/10
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    空腹時 (明時) ならびに摂食時 (暗時) のラット小腸粘膜二糖類水解酵素活性の日内変動について, 小腸絨毛の陰窩部から絨毛先端部にかけて部位別に観察した。
    1) 小腸粘膜湿性重量, タンパク質量, DNA量は, 空腹時ならびに摂食時に差はみられなかった。 スクラーゼ, イソマルターゼ, ラクターゼ活性は, いずれも空腹時に比較して摂食時に著明に増大した。 また, スクラーゼ, イソマルターゼ複合体の酵素タンパク質量は, 酵素活性に並行して, 空腹時に比較して摂食時に著明に増大した。
    2) 空腸陰窩部から絨毛先端部への絨毛 - 陰窩軸に沿った二糖類水解酵素の活性は, 空腹時ならびに摂食時いずれも陰窩において低く, 絨毛基部から中部にかけて増大し, 先端部においては若干減少を示した。 対応する絨毛部位について空腹時と摂食時を比較した場合には, スクラーゼならびにイソマルターゼ活性は絨毛基部から中部にかけて大きく変動し, また, ラクターゼ活性は, 絨毛先端部においても大きく変動した。
    以上の結果, 二糖類水解酵素活性は小腸絨毛全体にわたり, 空腹時に低く摂食時に高い日内変動をすることが示された。
  • 中坊 幸弘, 山田 かよ子, 萩平 博
    1985 年 38 巻 1 号 p. 57-62
    発行日: 1985/02/10
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    胃全摘術, あるいは75%小腸下部切除術を施したラットに, 同一窒素源とみなせるカゼイン, カゼインのトリプシン消化産物 (平均重合度2~3), あるいはカゼイン類似アミノ酸混合物を含む食餌を投与し, 窒素源形態の違いが術後ラットの窒素代謝におよぼす影響を比較, 検討した。
    その結果は, 次のとおりであった。
    1) 術後6日目からの自由摂食8日間の体重増加は, 各手術群とも, アミノ酸混合物食で, やや少なくなったが, 各窒素源形態間に統計的有意差は認められなかった。
    2) 体重100g当たりの肝臓, および腎臓重量は, いずれの食餌群間にも有意差を認めえなかった。しかし, 盲腸重量はアミノ酸混合物食で重く, 胃全摘ラットよりも小腸切除ラットのほうが, いずれの食餌でも重くなる傾向がみられた.
    3) いずれの手術ラットも, ヘマトクリット値, 血漿総タンパク質濃度, およびA/Gは, 窒素源形態によって有意な影響がみられなかった。 血漿尿素濃度は, 胃全摘ラットよりも小腸切除ラットのほうが有意に高値を示し, カゼイン食やアミノ酸混合物食の摂取でその傾向は増大した。
    4) 術後11日目から3日間測定した窒素出納試験では, 胃全摘ラットの窒素出納は, いずれも正で窒素源形態の違いによって, 窒素保留量に有意差は認められなかった。 75%小腸切除ラットの窒素出納も, いずれの窒素源形態も正値となっていたが, 窒素保留量は低分子ペプチッド摂食で高値であった。
    両手術群ラットとも, 窒素のみかけの消化吸収率は低分子ペプチッドのとき, 高値となった。 アミノ酸混合物摂取によって, 尿中アンモニア割合の上昇と, 尿素割合の減少するのが観察された。
  • 太田 剛雄, 次田 隆志, 加藤 博通
    1985 年 38 巻 1 号 p. 63-68
    発行日: 1985/02/10
    公開日: 2009/11/16
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    日本産米 (コシヒカリ) の玄米をパーボイル加工した米と未加工米について, 40℃, 相対湿度80%の条件下に60日間貯蔵して人工的に古米化させ, これら2種の米の貯蔵に伴う物理化学的特性と化学的成分の変化をそれぞれの4℃貯蔵米を対照として比較検討した。 その結果, パーボイル加工米は未加工米に比ベて以下のような違いが認められた。
    1) 炊飯特性は, 未加工米において貯蔵に伴う膨張容積, 加熱吸水率の増大を示したのに対し, パーボイル加工米においては, パーボイル加工に伴って膨張容積と加熱吸水率が減少したが, これを貯蔵した後の変化はほとんどみられなかった.
    2) 米飯のテクスチヤーは, 未加工米, パーボイル加工米ともに貯蔵に伴って硬さの増加と粘りの減少がみられた。
    3) 精白米中の脂質については, 未加工米において貯蔵に伴う遊離脂肪酸の増加と中性脂質の減少の傾向が認められたが, パーボイル加工米では, 遊離脂肪酸, 中性脂質のいずれもが加工に伴って減少し, その後の貯蔵による大きな変動はみられなかった。
    4) 精白米中の遊離フェノール酸類は, 未加工米において貯蔵に伴い著しく増加するのに対して, パーボイル加工米では, 加工に伴って増加したが, その後の貯蔵によっては大きな変化は認められなかった。
    5) 米を炊飯して得られるフレーバー成分を分析した結果, 未加工米, パーボイル加工米ともに貯蔵に伴ってほとんどのフレーバー成分が増加したが, その増加パターンは両者ではかなり相違していた。
    以上の結果を総合すると, 未加工米においては酵素作用による影響が大きいのに対して, パーボイル加工米では酵素作用はほとんど認められず, 脂質の自動酸化の影響が大きいと考えられる。
  • 1985 年 38 巻 1 号 p. 78
    発行日: 1985年
    公開日: 2009/11/16
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