日本栄養・食糧学会誌
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40 巻 , 6 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
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  • 鈴木 和春, 五島 孜郎
    40 巻 (1987) 6 号 p. 443-450
    公開日: 2010/02/22
    ジャーナル フリー
  • 四方田 千佳子, 一色 賢司, 加藤 丈夫, 神蔵 美枝子, 白石 由美子, 西島 基弘, 林 弘道, 深澤 喜延, 横山 剛, 米田 孟弘 ...
    40 巻 (1987) 6 号 p. 451-456
    公開日: 2010/02/22
    ジャーナル フリー
    1) 従来の加工食品に対する食品添加物摂取量調査用のマーケットバスケット方式に準じ, 生鮮食品による6食品群を作成し, 全国10機関で調整した試料について, ビタミン, ミネラルおよび遊離アミノ酸の分析を行い, 生鮮食品由来の1日摂取量を求めた。
    2) 調査対象物質の生鮮食品からの摂取量を, 加工食品からの摂取量と比較したところ, グルタミン酸では加工食品の摂取量中にかなりの人為的添加量を含むと類推されたが, その他の物では摂取量の大部分が天然含有量に由来すると考えられた。
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  • 林 弘道, 宮川 あし子, 原田 行雄, 一色 賢司, 加藤 丈夫, 神蔵 美枝子, 黒田 弘之, 後藤 宗彦, 坂部 美雄, 佐々木 清司 ...
    40 巻 (1987) 6 号 p. 457-462
    公開日: 2010/02/22
    ジャーナル フリー
    1) 厚生省の食品添加物摂取量調査のため, マーケットバスケット方式に従い, 1983年10月下旬には加工食品, 1985年10月下旬と1986年5月下旬には生鮮食品について各種食品を札幌, 仙台, 東京, 甲府, 長野, 名古屋, 大阪, 和歌山, 松江, 高松, 北九州の10地域 (12機関) の店頭で購入し (ただし1983年, 1985年は名古屋, 高松を除く) 1人1日喫食量に相当する試料量を採取し, 各食品群毎に集め, トコフェロール同族体含量を分析し, 1日摂取量を求めた。
    2) 秋~冬時期における総トコフェロールの平均1日総摂取量は17.12mgであり, 加工食品からの寄与が87.5%と大きく, 同族体比ではα-Toc: 31%, β-Toc: 8%, γ-Toc: 56%, δ-Toc: 5%となりα-Tocとγ-Tocが全体の87%を占めた。
    3) 加工食品では食品群ごとに同族体の種類と構成比がかなり変化に富んでおり, その主構成成分はγ-Tocであったが, 生鮮食品の同族体組成は比較的単純で, α-Tocが76%を占め, 両者間に構成比の特徴的な差がみられた。
    4) Bieriらの式から求めたトコフェロールの1日総摂取量の生理活性合算値 (α-Toc Eq.) は6.71mgであった。
    5) 総トコフェロールの1日総摂取量の購入機関 (地域) による差は最小と最大で2.9倍であったが, この両者を除くと他の機関の値は比較的一定しており, 地域差は顕在化しなかった。
    6) 生鮮食品の場合, 春~夏と秋~冬の両時期における4種同族体および総Tocの1日総摂取量に差はないと判断された。
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  • 岩田 多子, 稲山 貴代, 加藤 敏光
    40 巻 (1987) 6 号 p. 463-467
    公開日: 2010/02/22
    ジャーナル フリー
    Wistarラットに高フルクトース食を摂取させることによって, 実験的に高脂血症のラットを作成し, ラットの脂質代謝に及ぼすスピルリナの効果について観察を行った。
    3週齢, 平均体重44~46g, 雄のWistarラットを4週間飼育し, 68%の割合でフルクトースを含む高フルクトース食を基本食としてHF群に投与し, 5, 10, 15%の割合でスピルリナを添加した飼料を5S群・10S群・15S群にそれぞれ投与した。
    高フルクトース食で飼育することによってHF群の血漿脂質は, 標準食群に対し有意の差で上昇を示した。このHF群に対しスピルリナを投与した5S群・10S群・15S群は, 血漿中のコレステロール, 中性脂肪およびリン脂質がいずれも有意の差で低値を示し, 上昇抑制作用が観察された。
    肝臓中の脂質は, HF群と5S群・10S群・15S群の間では, 有意の差はみられなかった。
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  • 岩田 多子, 稲山 貴代, 三輪 里見, 川口 一男
    40 巻 (1987) 6 号 p. 469-477
    公開日: 2010/02/22
    ジャーナル フリー
    1. SHRの血圧, 血漿脂質・肝臓脂質に及ぼす中国緑茶・烏龍茶の影響
    4週齢, 平均体重58~59g, 雄のSHRを8週間飼育し, 飲料水として90℃以上の熱湯にて5分間浸出させた中国緑茶 (CI群), 5倍濃度中国緑茶 (CII群), 烏龍茶 (OI群), 5倍濃度烏龍茶 (OII群) を投与した場合, 中国緑茶および烏龍茶がSHRの血圧および血漿・肝臓脂質に及ぼす影響について検討した。
    血圧は, 対照群と比較して中国緑茶および烏龍茶を投与することにより, 各群実験開始後5週より有意の差で低値を示しはじめ, その血圧上昇抑制効果はCII群においては7週, CI群, OI群およびOII群においては8週の時点まで観察された。
    血漿脂質ではHDLコレステロールが対照群と比較して, OII群が有意に高値を示し, 総コレステロールに対するHDLコレステロールの割合も有意の差で高値を示した。中性脂肪は, 対照群と比較してOI群およびOII群が有意の差で低値を示した。
    肝臓脂質の中性脂肪は, 対照群と中国緑茶および烏龍茶投与群の間に有意の差はみられなかった。
    2. 果糖誘導性高脂血症Wistarラットの血漿脂質・肝臓脂質に及ぼす中国緑茶・烏龍茶の影響3週齢, 平均体重42~43g, 雄のWistarラットを74%の割合で果糖を含む高果糖食で6週間飼育し, SHRを用いた場合と同様に飲料水として中国緑茶および烏龍茶を投与し, ラットの血漿・肝臓脂質に及ぼす影響について検討した。
    高果糖食で飼育することによって, 高果糖食摂取群の対照となるHF群は, 標準食群に対し血漿および肝臓中の脂質が有意に高値を示した。
    HF群に対しFCII群は血漿中の総コレステロールおよびHDLコレステロールの上昇を有意の差で抑制した。中性脂肪は, FCII群, FOI群およびFOII群において有意の差で上昇が抑制された。
    肝臓脂質は, HF群と中国緑茶および烏龍茶投与群の間に有意の差はみられなかった。
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  • 溝口 順二, 山田 茂夫, 大滝 恒夫
    40 巻 (1987) 6 号 p. 479-484
    公開日: 2010/02/22
    ジャーナル フリー
    ラットの膵消化酵素活性および膵外分泌反応に及ぼすトリプシンインヒビター連続経口投与の影響について調べた。5週齢のSD系雄ラットにロイペプチンを50, 200あるいは400mg/kgの割合で14日間経口投与したところ, 体重増加に変化はみられなかったが膵重量は投与用量に依存して増加した。膵組織中の消化酵素活性も有意に増加したが, アミラーゼ活性とトリプシンあるいはキモトリプシン活性の増加は異なり, アミラーゼ活性の増加に比べてトリプシンおよびキモトリプシン活性の増加が有意に高かった。トリプシンインヒビターの投与はin situ膵標本における膵外分泌反応をも亢進させたが, セルレイン刺激後の酵素放出量を比較するとトリプシンおよびキモトリプシンの分泌量が選択的に増加していた。さらにセルレイン刺激前の膵液分泌量も有意に増加したが, アミラーゼ放出量, タンパク質放出量は増加しなかった。トリプシンインヒビター投与後にみられるこれら膵外分泌機能の変化を内因性CCK-PZの作用だけで説明することは困難であり, CCK-PZ以外の消化管内因子の関与も示唆された。
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  • 中村 強, 吉原 大二, 柳井 稔, 川西 悟生, 片山 純男
    40 巻 (1987) 6 号 p. 485-495
    公開日: 2010/02/22
    ジャーナル フリー
    ラットに胃全摘処置を施し, 消化管術後のモデルを作製した。このラットにMCTを含む飼料を投与した場合のCHO代謝をはじめとする脂質代謝に及ぼす影響を, サフラワー油を投与した場合と対比させて検討した。さらに, MCT投与による副作用として肝機能および血中ケトン体の上昇についても検討した。
    1) 胃全摘処置を施したラットは成長の抑制が認められた。また, このラットにサフラワー油を投与した場合の血清脂質は同一飼料を投与した健常ラットと比較して低下する傾向にあった。このことから, 胃全摘ラットは吸収障害を伴って低栄養下にあることが推察された。
    2) 胃全摘ラットにMCTを投与した場合は, サフラワー油を投与した場合に比べ血清脂質が増加し, より健常レベルに近づくことが認められた。さらに, MCTとサフラワー油の投与比率を変えた場合には, その比率を高めるに従って, 血清脂質が増加する傾向にあった。このことから, 胃全摘ラットの血清脂質はMCT投与により改善され, 結果として栄養状態も改善されることが示唆された。
    3) 本実験では, MCT投与による肝機能異常は, 認められなかった。また, 血中ケトン体レベルの上昇はMCT投与による影響よりも18時間の絶食による影響のほうがより顕著であった。また, 尿中には検出されなかった。
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  • 梶本 五郎, 吉田 弘美, 芝原 章
    40 巻 (1987) 6 号 p. 497-504
    公開日: 2010/02/22
    ジャーナル フリー
    水素添加率 (水添率) の異なる大豆レシチン (水添率25, 40, 60, 100%) を大豆油, 綿実油, オリーブ油および硬化度の異なるなたね油に0.1%ずつ添加し, 180℃, 加熱時の油脂の色調, トコフェロール (Toc) の熱分解度合, 加熱後の油脂の酸化安定性などについて検討した。
    1) 水添率の高い大豆レシチン添加油ほどかっ変度は高い。レシチンの水添率とその添加油のかっ変度との間には, 硬化なたね油, オリーブ油では明白な差があり, 大豆油, 綿実油ではその差は少なかった。
    2) 各油脂中のTocの熱分解はレシチンの添加でなり防止できた。そのToc熱分解防止作用は水添率の高いレシチンほど大きく, 未水添および水添率25%レシチン添加オリーブ油の場合, Tocの残存率が25%に対し, 水添率100%のレシチン添加ではTocの残存は50%であった。
    3) 加熱油のカルボニル価, アニシジン価は, 水添率の高いレシチン添加油ほど低く, 加熱後の油脂の酸化安定性 (オーブン試験) も高い。
    4) レシチン添加による油脂のかっ変度は, 硬化なたね油ほど高い。Tocの熱分解は硬化度の高いなたね油ほど大きいが, レシチンの添加によってTocの熱分解は防止できた。加熱後の油脂の酸化安定性は, レシチン未添加の場合, 硬化度の高いなたね油ほどわるい。しかし, レシチン添加の場合, 硬化なたね油の酸化安定性は著しく高められた。
    5) 溶液中でレシチンと金属 (塩化第二鉄, 塩化銅) が反応し複合体を形成した。複合体形成割合は, レシチンおよび100%水添レシチンと鉄とでは, 6.0および38.0%であった。
    6) 金属添加によって油脂の熱酸化およびTocの熱分解は促進された。油脂の色調は, 金属添加油と無添加油との間ではほとんど差がなく, わずかに金属添加油のほうがかっ変度が高い程度であった。金属とレシチンの混合系では, それぞれの単一添加系よりも油脂のかっ変度は高く, その色調は赤褐色を呈していた。また, その色調は, 水添率の高いレシチン添加油ほど赤褐色が濃い。
    油脂中のTocの熱分解は金属添加によって促進されたが (金属添加大豆油のTocの残存率31.3%), レシチン添加によってかなり防止され, 大豆油中のTocの残存率は77.7%であった。金属添加による油脂の熱酸化の促進, 加熱後の油脂の酸化安定性の低下は, レシチンの添加によりかなり防止できた。
    油脂中での金属とレシチンおよび水添レシチンとの複合体形成については推測程度で, 今後, 複合体形成の確認とそれが油脂のかっ変, Tocの熱分解防止に関与しているかをさらに検討したい。
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  • 和田 淑子, 橋本 慶子
    40 巻 (1987) 6 号 p. 505-508
    公開日: 2010/02/22
    ジャーナル フリー
    1) 高油脂含量のクッキー生地では自由水は少なく, 油脂は束縛されない状態にあった。
    2) クッキーの生地物性は配合した油脂の固体脂指数と関連があった。
    3) クッキー生地を凍結して割断すると, 連続相がデンプンからはがれて, デンプン粒は切断されなかった。
    4) 以上の結果から, クッキー生地では油脂が連続相となり, 自由水はほとんど存在しないために, 生地物性は油脂の物性に強く依存すると結論した。
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  • 今田 節子, 河原 近代, 高橋 正侑
    40 巻 (1987) 6 号 p. 509-511
    公開日: 2010/02/22
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    アミクサゲルの調製に米糠中のいかなる物質が関与しているかを知るため, 米糠を水溶性画分・脂溶性画分に分画しアミクサ寒天を抽出し, 寒天の収率・寒天ゲルの硬さ・抽出された粘質多糖類の分子量分布を測定することによって, その添加効果を比較した。得られた結果は以下のとおりである。
    1) 米糠水溶性画分添加により得られたアミクサ寒天収率のほうが, 米糠脂溶性画分添加によるものに比べ, 高収率であった。
    2) 米糠水溶性画分を添加して得られたアミクサ寒天はゲル化したが, 米糠脂溶性画分添加により得られたアミクサ寒天液はゾル状であった。
    3) アミクサ寒天中の粘質多糖類をHPLC分析した結果, 米糠水溶性画分と米糠脂溶性画分で抽出された粘質多糖類は分子量分布の異なるものであった。以上の結果は, 米糠の水溶性画分にのみ, アミクサ原藻を軟化溶解させ, 粘質多糖類を溶出させることのできる物質が含まれていることを示唆するものであった。
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