日本栄養・食糧学会誌
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49 巻 , 4 号
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  • 黒澤 裕子, 石川 和子
    49 巻 (1996) 4 号 p. 187-193
    公開日: 2010/02/22
    ジャーナル フリー
    プラスまたはマイナスのエネルギー出納が若年女性の糖, 脂質, タンパク代謝に及ぼす影響について検討するため, 実験1, 2を実施した。実験1では, 負荷期6日間の摂取エネルギー量を3,000kcal/日に設定するとともにベッドレストを負荷し, エネルギー出納を+1, 800kcalとした。一方, 実験2では, 6日間の摂取エネルギー量を1, 500kcal/日に抑え, さらに450kpm/分強度の自転車エルゴメーターによる運動を1日に90分間負荷し, -300kcalのエネルギー出納とした。その結果,
    1) 実験1では, 血中インスリン濃度が負荷期間中有意に増加し続ける傾向を示し, グルコース濃度は変化しなかったことから, インスリン感受性の低下が考えられた。また, インスリンレベルの上昇とともに血中トリグリセリド濃度が負荷期中有意に増加したことから, インスリンレベルの変化が脂質代謝にも影響を及ぼしている可能性が示唆された。
    2) 実験2では, 体重の有意な減少を認めた。また, ヘモグロビン濃度およびヘマトクリット値の負荷期間中の減少による貧血傾向を認めた。さらに, ヘモグロビン濃度とノルアドレナリン濃度に有意な正相関がみられたことから, 体内の赤血球分布が変化し, 脾臓における赤血球貯蔵量が増加したものと考えられた。
    3) 実験2の血中グルコース, インスリン, アラニン濃度が有意に減少し, 遊離脂肪酸が増加したことから, グリコーゲン貯蔵量が減少し, エネルギー産生への脂質代謝とアミノ酸代謝の寄与が増大した可能性が示唆された。
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  • 保井 忠彦
    49 巻 (1996) 4 号 p. 195-205
    公開日: 2010/03/25
    ジャーナル フリー
    草類からタンパク質を効率よく簡便に, かつ高収量で抽出, 分離するためには, 試料をあらかじめ2N HClで前処理することが効果的であることを前報で明らかにした。本報告ではこれに代わる方法を検討した。その結果は次のとおりである。
    1) 試料を1N HCl80%アセトン溶液で, 22℃または38℃に前処理し, しかる後に0.1% 2-ME含有0.05N NaOH溶液で, タンパク質を抽出することにより, 純タンパク質の抽出率は2N HCl溶液での前処理の場合に等しいか, 若干高かった。試料によっては0.3Nまたは0.5N HClを含有する80, 90または95%アセトン溶液を用いて良好な結果が得られた。
    2) 試料に対する前処理剤での温度は38℃にすることで, 22℃の場合より大幅に処理時間を短縮しえた。
    3) 本法による各種試料のTCA溶液沈澱性の純タンパク質としての最大抽出率はホウレンソウと大根葉90%, キャベツ94%, アツミカブの葉とレッドクローバー85%, アルファルファー84%, ホワイトクローバー81%, ホテイアオイ72%などであった。
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  • 稲山 貴代, 柏崎 浩, 石田 裕美, 上西 一弘, 鈴木 久乃
    49 巻 (1996) 4 号 p. 207-214
    公開日: 2010/02/22
    ジャーナル フリー
    1) 心拍数のみのデータを用いて睡眠時心拍数を基準とする適切な標準化によって生活活動レベル (身体活動レベル) を評価することが可能である。
    2) 心拍数を用いてエネルギー消費量を推定するには個人ごとのEE-HR回帰式を作成することが必要である。
    3) 同一の生活活動, すなわち, 文献から得られるエネルギー代謝率が同一であっても心拍比 (HR/SLPHR) の個人間変動は大きい。これは文献値で示された値はあくまでも参考値にすぎず, 同一の生活活動であっても実際のエネルギー代謝率は異なる可能性を示している。
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  • 松尾 達博
    49 巻 (1996) 4 号 p. 215-219
    公開日: 2010/02/22
    ジャーナル フリー
    ビールと高脂肪食の同時摂取が食後のエネルギー代謝に及ぼす影響について検討した。
    健常男性3名にビールと高脂肪食あるいはノンアルコールビールと高脂肪食を摂取させ, 食後3時間にわたってエネルギー代謝を測定した。その結果,
    1) ビールと高脂肪食の同時摂取は, ノンアルコールビールと高脂肪食の同時摂取に比べて, 食後の炭水化物および脂質のエネルギー化が有意に小さかった。
    2) 食後のエネルギー消費量にはビールと高脂肪食およびノンアルコールビールと高脂肪食の間で差は見られなかった。
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