日本栄養・食糧学会誌
Online ISSN : 1883-2849
Print ISSN : 0287-3516
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53 巻 , 4 号
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  • 花井 美保, 江指 隆年
    53 巻 (2000) 4 号 p. 139-148
    公開日: 2009/12/10
    ジャーナル フリー
    生活リズム攪乱モデル実験系としてラットを連続暗黒条件下にて飼育し, Ca出納に対する飼料中Ca, P, Mg, NaおよびZn含量 (標準量または標準量の1/3.5量) の影響および交互作用を直交表を用いた実験計画法により検討した。
    その結果, Ca吸収率を最大にする各種ミネラルの組合せは「標準Mg・低Ca, P量」または「標準Na・低Ca量であり, 最小は「標準Ca, P, Mg量」または「標準Ca, Na量」であった。また, P×MgおよびCa×Naの交互作用がCa吸収率に対し認められた。Ca保留量を最大にする組合せは「標準Ca量」であり, 最小は「低Ca量」であった。
    これらの結果は, 正常明暗飼育時における結果と異なっており, 生体におけるCa代謝が連続暗黒飼育により変化していることが示唆された。
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  • 下田 博司, 川守 秀輔, 河原 有三
    53 巻 (2000) 4 号 p. 149-154
    公開日: 2009/12/10
    ジャーナル フリー
    サラシア・レティキュラータ水抽出エキス (SE) の継続摂取時の脂質レベルの麦動に及ぼす作用を, SE混餌各種飼料を与えたラットを用いて検討し, 以下の結果を得た。
    1) SE混餌標準飼料を3週間与えたラットにおいて, 血中トリグリセリド (TG) 降下作用が認められた。また, オリーブ油負荷ラットの血中TGの上昇に対しては, 抑制作用を示さなかったことから, その作用が腸管からの中性脂質の吸収抑制によるものでないことが明らかになった。
    2) SE混餌高ショ糖食を8週間与えたラットでは, 血中および肝TGの上昇抑制がみられたが, 血中総およびHDL-コレステロール (Cho), 肝Choはわずかに上昇した。
    3) 高コレステロール食を1週間与えたラットにおいて, SE (0.05, 0.1%) は血中TGおよびCho値に有意な影響を及ぼさなかったが, 肝TGを降下させた。
    以上の結果より, SEは継続摂取することによりTG降下作用を示し, その作用は吸収糖質の減少によるTG合成量の減少に基づく可能性が示唆された。
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  • 本間 康彦, 石川 俊次, 立野 政雄, 三谷山 明, 菅野 道廣
    53 巻 (2000) 4 号 p. 155-162
    公開日: 2009/12/10
    ジャーナル フリー
    105名の被験者を対象に, 無作為に植物スタノールエステルを含有しないスプレッド群 (対照群), 植物スタノール2g (植物スタノールエステルとして3.4g)/日含有スプレッド群 (2g植物スタノール群), 植物スタノール3g (植物スタノールエステルとして5.1g)/日含有スプンッド群 (3g植物スタノール群) の3群に分け, 4週間摂取させ血清脂質, アポタンパク値の変化を検討した。併せて自覚症状, 一般臨床検査を検討し, 安全性を調査した。
    1) 血清総コレステロール値は摂取4週目で, 対照群0.6%, 2g植物スタノール群6.3%, 3g植物スタノール群5.5%低下し, 植物スタノール群の低下率は対照群より有意に大であった。2g植物スタノール, 3g植物スタノール群で低下率に有意差は認められなかった。
    2) 血清LDL-コレステロール値は, 摂取4週目, 対照群0.7%, 2g植物スタノール群9.5%, 3g植物スタノール群7.3%低下し, 植物スタノール群の低下率は対照群より有意に大であった。低下率は植物スタノール2g群と, 3g群に有意差は認められなかった。
    3) 血清アポタンパクB値は摂取4週目, 対照群2.1%上昇し, 2g植物スタノール群7.1%, 3g植物スタノール群5.6%低下し, 植物スタノール群の低下率は対照群より有意に大であった。2g植物スタノール群, 3g植物スタノール群間に低下率で差がなかった。
    4) 血清トリグリセライド, HDL-コレステロール, アポタンパクA-1は3群とも有意な麦化は認められなかった。
    5) 問題となる副作用は認められなった。
    以上により, 植物スタノールエステル含有スプレッドは血清総コレステロールおよび血清LDLを低下させるに安全で有用であると結論した。
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  • 久保田 紀久枝
    53 巻 (2000) 4 号 p. 163-167
    公開日: 2009/12/10
    ジャーナル フリー
    Though it is well known that aroma is one of the most important factors determining food selection, many recent studies have recognized that aroma key substances also play an important role in giving food some beneficial physiological functions for health. It is likely that these aroma compounds increase our appetite by acting as signals of active substances in food through their characteristic odor. This paper discusses the flavors and some functions of allicin and its related compounds in garlic, 4-hydroxy-2 (or 5)-ethyl-5 (or 2)-methyl-3 (2H)-furanone (HEMF) in soy sauce and miso, and citral in lemon grass and the rhizomes of ginger with reference to the literature.
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  • 久保 和弘, 斎藤 衛郎
    53 巻 (2000) 4 号 p. 169-174
    公開日: 2009/12/10
    ジャーナル フリー
    It is predicted that in the near future there will be a trend for the development of genetically-modified foods with enriched nutrients, better functionality, and medicinal ingredients, which will be of benefit to the consumer. One line of development will be aimed at the prevention of life-style-related diseases, for example high-oleic soybean oil and oil seeds enriched with n-3-type fatty acids. Another aim will be to overcome malnutrition in the developing countries, for instance by producing rice high in β-carotene, iron and protein. On the other hand, since genetically-modified foods are a matter of some concern among consumers, it will be necessary to establish methods for safety assessment. However, it is generally impossible to conduct safety assessments of genetically-modified foods in human subjects. Accordingly, we propose an evaluation method, in addition to the regular assessment supervised by the Ministry of Health and Welfare, which replaces common foods with genetically-modified foods and then simulates nutrient intake from genetically-modified foods according to the National Nutrition Survey in Japan and Standard Table of Food Composition in Japan.
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