日本栄養・食糧学会誌
Online ISSN : 1883-2849
Print ISSN : 0287-3516
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54 巻 , 1 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
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  • 松本 元伸, 小谷 麻由美, 藤田 晃人, 田中 敏郎
    54 巻 (2001) 1 号 p. 3-7
    公開日: 2009/12/10
    ジャーナル フリー
    われわれは, 柿葉抽出物が好塩基球細胞からのヒスタミン遊離を抑制することを以前に報告した。本報文において, われわれはアトピー性皮膚炎モデルマウス, NC/Ngaを用いて皮膚炎発症に対する柿葉抽出物の影響をみた。皮膚症状が発現した後, NC/Ngaマウスにコントロール食またはコントロール+柿葉抽出物を4週間経口摂取させた。皮膚症状が進展した後, 血清IgE値, 引っ掻き行動を測定した。また, 甜茶と青しそ, 柿葉抽出物によるPCA抑制力価を動物モデルで検討した。柿葉抽出物投与により, アトピー性皮膚炎モデルマウスNC/Ngaマウスの皮膚炎および痒みの軽減, 血清IgE値の抑制を認めた。また, 甜茶と青しそ, 柿葉抽出物によるPCA抑制力価を動物モデルで検討したところ, 柿葉抽出物投与群で濃度依存的に耳介浮腫の抑制がみられた。これらの結果は柿葉抽出物が抗アレルギー作用を有することを示唆するものである。
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  • 山上 雅子
    54 巻 (2001) 1 号 p. 9-17
    公開日: 2009/12/10
    ジャーナル フリー
    脱脂米糠のチアミンを菌体内に集積したパン酵母を用いて製造した, チアミン含有量の高いパンのビタミンB1源としての有効性を検討した。健康な成人19人に連続3または4日間, 上記のパンを給与し, チアミン尿中排泄量および血中濃度の変化と, その間の食物摂取状況を調査した。パン中のチアミン給与量は0.45-1.25mg/人・日であった。尿中チアミン排泄量はすべての被験者で増加し, 血中チアミン濃度の平均値も有意に上昇した。供試パン中のチアミンは吸収され, ビタミンB1としての有効性をもっていたと考えられる。重回帰分析により, パン摂取後の血中チアミン濃度に対して, パン摂取前の血中チアミン濃度, 食事の動物性タンパク質比率および1,000kcal当りのチアミン摂取量が関連をもつことが示された。
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  • 荻野 大和, 山崎 晴美, 長田 恭一, 中村 信吾, 山谷 修, 菅野 道廣
    54 巻 (2001) 1 号 p. 19-28
    公開日: 2009/12/10
    ジャーナル フリー
    外因性コレステロール酸化物 (OxChol) が引き起こすラットの脂質代謝変動に対し, ワインポリフェノール (WPP) とドコサヘキサエン酸高含有魚油 (DHA) を同時摂取させ, OxCholによる代謝変動の改善を試みた。対照群 (ポリフェノール無添加, 食餌脂肪はサフラワー油) で認められたOxChol摂取による肝臓Chol生合成とChol異化の低下は, WPP+DHA摂取群で改善される傾向にあった。また, OxChol摂取で亢進される肝臓リノール酸不飽和化律速酵素活性は, WPP+DHA摂取群で有意に低下した。さらに, WPP+DHA摂取群の糞中へのOxChol排泄量が高いことを反映して, 血清と組織中のOxChol濃度は低下する傾向にあった。このように, WPPによる小腸でのOxChol吸収阻害とDHAによる脂質代謝修飾作用が相互に発揮されてOxCholが誘発する肝臓の脂質代謝変動は改善されるものと考えられる。
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  • 三宅 義明, 山本 兼史, 長崎 大, 中井 直也, 村上 太郎, 下村 吉治
    54 巻 (2001) 1 号 p. 29-33
    公開日: 2009/12/10
    ジャーナル フリー
    持久運動後のレモン果汁とグルコースの混合液摂取がヒトの血液成分濃度に及ぼす影響を検討した。成人男性 (25-30歳) の被検者で, 自転車エルゴメータによる1時間の運動負荷後に, 500mLの (1) レモン果汁 (クエン酸として0.4g/kg体重) とグルコース (1.5g/kg体重) の混合液, (2) クエン酸 (0.4g/kg体重) とグルコースの混合液, もしくは (3) コントロールとしてグルコース溶液を摂取させ, 運動終了1時間後までの血液成分の変動を測定した。レモン果汁もしくはクエン酸摂取により, 血中のクエン酸濃度は有意に上昇した。運動により上昇した血中乳酸濃度は, レモン果汁もしくはクエン酸被験液摂取により運動終了後の回復期で減少が促進された。これらの結果より, 運動後のレモン果汁もしくはクエン酸摂取は, 血中乳酸の除去を促進することが明らかとなった。
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  • 奥田 拓道
    54 巻 (2001) 1 号 p. 35-40
    公開日: 2009/12/10
    ジャーナル フリー
    肥満とは脂肪細胞に異常に脂肪が蓄積した病態である。この脂肪蓄積は脂肪の合成が分解を上回ることによって起こる。脂肪細胞における脂肪合成の材料は, グルコースとリポタンパクであるが, グルコースと異なり, リポタンパク由来の脂肪酸はホルモンのコントロールを受けない点で, 脂肪合成にとってより好ましい材料である。そこで, 血中カイロミクロンを低下させることによって, 高脂肪食によって誘導される肥満を予防できると思われる。キチン・キトサン, コンドロイチン硫酸は, 膵リパーゼの反応を阻害することによって, コンドロイチン硫酸は脂肪酸の吸収も阻害し, また, 乳化オリゴ糖は2-モノグリセリドの吸収を阻害することによって, いずれもカイロミクロンを低下させる。さらに, これらの機能物質はいずれも, 高脂肪食によってマウスに誘導される脂肪組織重量と肝中性脂肪の増加を抑制することが明らかになった。
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  • 藤原 葉子, 大塚 惠, 渭原 博, 伊藤 信吾, 藤崎 誠, 猪俣 美智子, 苫米地 幸之助, 小高 要, 五十嵐 脩, 奥田 邦雄, 美 ...
    54 巻 (2001) 1 号 p. 41-44
    公開日: 2009/12/10
    ジャーナル フリー
    ビタミンC測定法, および血中の総ビタミンC値の基準値 (参考値) を検討した。健康な女子大生ボランティア54人に, 3日間の食事調査の後, 採血し, ビタミンCを1日200mg含む一定の試験食を3日間供した。3日後に再び採血を行い, 得られた血漿のビタミンC濃度を測定した。測定は3カ所の施設でHPLC法 (お茶の水女子大学, テイジンエスアールラボ) およびアスコルビン酸オキシダーゼ法 (東邦大学) を用いて行い, 各施設での測定値の比較も行った。総ビタミンC濃度の試験食摂取前値と後値では平均値に有意な差はみられないが, 後値ではばらつき (標準偏差) が小さくなり, ビタミンCの一定量摂取が, 血中濃度に影響を与えることが示唆された。前値でビタミンC濃度が低値にあった学生では, ビタミンCを1日200mg, 3日間摂取することで, 血中濃度は0.62mg/dL以上の範囲に入った。異なる測定方法による施設間差は認められず, 従って, 統計的に95%の信頼範囲から血中総ビタミンC濃度の基準値は0.70-1.38mg/dL (HPLC/ECD法) となった。この値は栄養所要量算出の際に基準とした値 (0.7mg/dL)とも一致した。
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  • 中里 薄志, 青江 誠一郎
    54 巻 (2001) 1 号 p. 45-50
    公開日: 2009/12/10
    ジャーナル フリー
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