日本栄養・食糧学会誌
Online ISSN : 1883-2849
Print ISSN : 0287-3516
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54 巻 , 2 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
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  • 砂川 武文, 青山 祐美, 松山 惇, 新井 千秋, 清澤 功
    54 巻 (2001) 2 号 p. 71-80
    公開日: 2009/12/10
    ジャーナル フリー
    食餌性プロピオン酸トリグリセリド (PTG) のラットにおける体重増加, 糞および盲腸内容物のミクロフローラおよび有機酸含量に及ぼす影響について検討した。5% PTG群における14日間の体重増加は, PTG無添加群 (対照), 1%および3% PTG群に比較して最も低かった。しかし, これらの間には有意差はなかった。PTG群の糞中酢酸, 吉草酸および乳酸含量は, 対照群よりも高かったが, プロピオン酸含量は各群間で差がなかった。PTG群の盲腸内容物では, 乳酸およびコハク酸含量が対照群よりも高かったが, プロピオン酸含量は対照群よりも低下した。PTG群の糞および盲腸内容物では, Enterobacteriaceae, Sallmonella およびE. coli の菌数は有意に低下し, Bifidobacterium 菌数は増加した。
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  • 小切間 美保, 西野 幸典, 角田 隆巳, 鈴木 裕子, 今木 雅英, 西村 公雄
    54 巻 (2001) 2 号 p. 81-87
    公開日: 2009/12/10
    ジャーナル フリー
    鉄剤を緑茶で服用しても影響はないとする報告がある。しかし, これらの報告は年齢, 栄養素摂取状況などを十分に考慮した検討ではない。そこでわれわれは, 18-24歳の若年女性のべ50名の対象者を, 無作為にミネラルウォーターのみ服用 (Control 群), 市販緑茶飲料のみ服用 (Tea群), 鉄剤をミネラルウォーターで服用 (Fe群), 鉄剤を市販緑茶飲料で服用 (Fe+Tea群) の4群に分け鉄剤吸収実験を行った。また, 実験前2週間の食事調査も行った。鉄剤にはクエン酸第一鉄ナトリウム製剤 (鉄として100mg相当量) を, 緑茶ば市販の缶入り飲料を用いた。鉄吸収の指標として血清中の鉄 (Fe), 総鉄結合能 (TIBC), 不飽和鉄結合能 (UIBC), フェリチンの測定を行った。実験により, Fe群どFe+Tea群の間には有意な差はなかったが, これら2群は他の2群より血清鉄濃度は有意に上昇し, 血清不飽和鉄結合能は有意に低下した。これらの結果から, 若年女性においてクエン酸第一鉄ナトリウム製剤を市販緑茶飲料で服用しても鉄吸収が阻害されることはないと考えられた。
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  • 山路 加津代, 長野 正信, 丸山 征郎
    54 巻 (2001) 2 号 p. 89-93
    公開日: 2009/12/10
    ジャーナル フリー
    くろずは鹿児島県に伝わる独特の製法による米酢であり, 健康食品として長期間用いられてきた。本研究においてわれわれはくろずのDPPHラジカル消去活性と, ヒトLDLにおける抗酸化作用について検討した。われわれはくろずがDPPHラジカルを直接消去することを明らかにし, また, 銅イオン惹起LDL酸化反応を濃度依存的に抑制することを明らかにした。これらの結果ば, くろずの摂取が生体内酸化を抑制し, 動脈硬化の発症を抑制しうることを示唆していると考えられる。
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  • 杉澤 彩子, 木村 典代, 梅垣 敬三
    54 巻 (2001) 2 号 p. 95-99
    公開日: 2009/12/10
    ジャーナル フリー
    酸化処理したリノール酸メチル (PV4,500meq/kg), またはリノレン酸メチル (PV3,500meq/kg) を用い, 酸化油の骨髄染色体損傷作用をマウスにおいて検討した。酸化リノール酸メチルならびに酸化リノレン酸メチルは種々の濃度 (最大150mg/匹) をICR系雄マウス (4週齢または6週齢) に毎日1回10または12日間, 胃内投与した。数日おきに末梢血を採取し, 網状赤血球を利用した小核試験法により経日的な骨髄染色体損傷度を評価した。その結果酸化油投与はその投与量ならびに投与期間にかかわらず有意な骨髄染色体損傷を惹起しなかった。骨髄または肝臓の抗酸化物質の変化から, 酸化油投与により弱い酸化ストレスが負荷されていることが示唆された。
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  • 坂根 直樹
    54 巻 (2001) 2 号 p. 101-109
    公開日: 2009/12/10
    ジャーナル フリー
    本邦でも食生活・ライフスタイルの欧米化に伴い, 糖尿病をはじめとする生活習慣病が急増しており, その基盤となる肥満対策が急務とされる。近年の分子生物学の進歩により肥満が発症するメカニズムも分子レベルで明らかになってきた。レプチンやレプチン受容体に単一遺伝子異常があれば高度肥満を呈するが, 世界的にも非常にまれである。双生児のコホート研究により, 内臓脂肪蓄積には遺伝が強く関与する。1995年, その候補遺伝子として, 熱産生と脂肪分解に関わるβ3-アドレナリン受容体遺伝子のミスセンス変異がピマインディアンにおいて発見され, 熱産生機構の異常, シンドロームXの特徴, 加齢に伴う体重増加, さらに糖尿病早期発症と関連すると報告された。本変異をもつ肥満女性は安静時代謝量の減少に加え, 脂肪分解能が低下しており減量困難であるため, 本変異は痩せにくさを決めるSNPs (一塩基多型) とも考えられる。本稿では, 肥満関連SNPsについても概説する。
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  • 中里 溥志, 青江 誠一郎
    54 巻 (2001) 2 号 p. 111-118
    公開日: 2009/12/10
    ジャーナル フリー
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