日本栄養・食糧学会誌
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57 巻 , 5 号
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  • 源川 博久, 前川 昭男, 山本 祐司, 田所 忠弘
    57 巻 (2004) 5 号 p. 215-220
    公開日: 2009/12/10
    ジャーナル フリー
    水溶性フィブロインの消化・吸収性は未だ明確ではない。そこで, 水溶性フィブロインの消化・吸収性を明らかにする目的で, 絹糸より水溶性フィブロインを抽出し, 一般成分ならびにアミノ酸組成, 消化・吸収性について検討を行った。in vitro におけるペプシン-トリプシン-キモトリプシンによる水溶性フィブロインの消化率は, 58%であった。一方, ラットを用いたin vitro における水溶性フィブロインの真の消化率 (TD) は65.7%であった。また, 水溶性フィブロイン給与群では飼料効率, TD, タンパク質効率, 生物価, 正味タンパク質利用率のいずれもカゼイン群と比較し低かった。よって本実験から, 従来不明確であった水溶性フィブロインの消化・吸収性に関わる一端を明らかにした。
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  • 三浦 豊
    57 巻 (2004) 5 号 p. 221-227
    公開日: 2009/12/10
    ジャーナル フリー
    がん細胞が持つ生物学的特徴として無限増殖性と転移性が知られている。このうち転移性はがんの治療を困難にしている主たる原因であり, 転移を抑制すればがんの治療が可能になるといっても過言ではない。本研究では, 多段階にわたるがん転移過程のうち浸潤過程に着目し, 細胞培養系で浸潤過程を再現し, 浸潤を抑制しうる食品因子を探索した。また有効性が明らかとなった食品因子についてはその体内移行性と利用性についても検討を加えた。このような検討により有効とされた食品因子は担がんモデルラットにおける解析でもがん転移を抑制することが確認された。更に抗酸化性食品因子が共通して浸潤を抑制しうる可能性が見出されたため, 活性酸素種による浸潤促進機構を解析した結果, 活性酸素種が肝細胞増殖因子のオートクライン経路を介して浸潤を調節していることを新たに見出した。以上の解析により食品因子を利用したがんの2次予防の可能性が示唆された。
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