日本栄養・食糧学会誌
Online ISSN : 1883-2849
Print ISSN : 0287-3516
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65 巻 , 1 号
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総説
  • 五十嵐 美樹
    65 巻 (2012) 1 号 p. 3-11
    公開日: 2012/04/28
    ジャーナル フリー
    高度多価不飽和脂肪酸 (HUFA), とくにドコサヘキサエン酸 (DHA, 22:6n-3) やアラキドン酸 (AA, 20:4n-6) は, 脳や心臓血管系で様々な生理活性を示す必要不可欠な脂肪酸である。これらは食品から体内に直接摂取される一方で, 体内の主に肝臓でそれぞれの前駆体であるリノレン酸 (ALA, 18:3n-3) やリノール酸 (LA, 18:2n-6) からも生合成される。しかしながら, それらの合成量, そして各臓器での必要量など, 定量的な報告はこれまでになかった。本研究では生理的な動態モデルを駆使し, ラットの主な臓器での高度多価不飽和脂肪酸の生体内合成量, 脂肪酸の取込量や代謝速度などを定量的に示すことを目的とした。本稿では, 特にラットの脳や肝臓で得られた知見を中心に概説したい。
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報文
  • 木津 久美子, 廣瀬 潤子, 本庄 勉, 成田 宏史
    65 巻 (2012) 1 号 p. 13-19
    公開日: 2012/04/28
    ジャーナル フリー
    食餌中のタンパク質が卵白由来のみのE群, 牛乳由来のみのM群に分けてラットを飼育した。各群ラットの母乳中に, 各々の食餌タンパク質とIgAとの免疫複合体が存在することをサンドイッチELISA, ゲル濾過で確認した。また母乳のみで育った両群の3週齢の仔ラットに卵白タンパク質を免疫した場合, E群においてオボムコイド, オボアルブミンに対する血清IgG1 産生が抑制されていた。一方, 牛乳タンパク質を免疫した場合には, M群においてカゼインに対する血清IgG1産生が抑制されていた。よって, 母乳哺育によって母親が食べたタンパク質特異的にTh2応答が抑制されることが判明した。さらに, この母乳によるTh2応答の抑制は, 離乳後3週間で解除される可逆的なものであった。
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資料
  • 加藤 友紀, 大塚 礼, 今井 具子, 安藤 富士子, 下方 浩史
    65 巻 (2012) 1 号 p. 21-28
    公開日: 2012/04/28
    ジャーナル フリー
    日本食品標準成分表が5年ぶりに改訂され, ヨウ素, セレン, クロム, モリブデン, ビオチン含有量が新たに収載された。これらの栄養素は平成12年から使用されている「第六次改定日本人の栄養所要量食事摂取基準」に言及がありながら, これまでの食品成分表には収載されていなかった。そのため, 日本人の摂取量に関する報告が乏しい。そこで本研究では, 無作為抽出された地域在住中高年者 (40-89歳, 男性1,065人, 女性1,050人) を対象とした3日間の食事記録調査に基づき, ヨウ素, セレン, クロム, モリブデンおよびビオチン摂取量を算出した。また性別に5歳刻みの年代群別に1日平均摂取量を算出し, 分布を示した。地域在住中高年者のヨウ素, セレン, クロム, モリブデン, ビオチン摂取量の中央値は男性で151.0 μg/日, 50.1 μg/日, 6.3 μg/日, 175.8 μg/日, 27.3 μg/日, 女性で117.5 μg/日, 42.9 μg/日, 5.3 μg/日, 132.4 μg/日, 23.8 μg/日であった。
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