日本栄養・食糧学会誌
Online ISSN : 1883-2849
Print ISSN : 0287-3516
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65 巻 , 4 号
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報文
  • 荒木 理沙, 丸山 千寿子, 山口 玲奈, 木村 正儀
    65 巻 (2012) 4 号 p. 145-153
    公開日: 2012/08/21
    ジャーナル オープンアクセス
    高ホモシステイン (Hcy) 血症の一要因に葉酸欠乏があり, 日本では特に若年成人男性で野菜摂取不足による葉酸欠乏状態が懸念される。そこで22~30歳都内企業勤務男性社員142名を対象に, 血漿Hcy濃度と血清ビタミン濃度, 食品群別食物摂取頻度との関連を検討した。対象の血漿Hcy濃度は9.1±6.9 (Mean±SD) nmol/mLであり, メチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素遺伝子多型で調整した血漿Hcy濃度の四分位群において, 血清葉酸濃度が負の傾向性を認めた (Ptrend<0.01) 。血漿Hcy濃度と野菜類摂取頻度との間に有意な傾向性はなかったが, 「海藻」, 「納豆」, 「豆腐」, 「背の青い魚・赤身の魚」, 「ヨーグルト」の摂取頻度で負の傾向性を認めた (いずれもPtrend<0.05) 。今後, これらの食品および栄養素摂取量と血漿Hcy濃度との関連について, さらに検討する必要があると思われた。
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資料
  • 西村 桂一, 前田 樹海, 中村 きよみ
    65 巻 (2012) 4 号 p. 155-160
    公開日: 2012/08/21
    ジャーナル フリー
    わが国の栄養学では,類似した数種の食品を野菜類や肉類などの「食品群」としてまとめて,食育や食事療法などに活用している。一方,中医営養学では,食べることにより体を温める食品を温性,冷やす食品を寒性とするなど,食品の体への作用を「食性」として分類している。これまでに「食品群」と「食性」との関連性を調べた研究はない。そこで,『食物性味表』(日本中医食糧学会編著)記載の291品を『日本食品標準成分表』の「食品群」で分類し,「食品群」と「食性」との関連性を調べた。その結果,調味料や香辛料類にからだを温める「食性」を持つ物が多いこと,穀類や藻類などにからだを冷やす「食性」を持つ物が多いなど,いくつかの「食品群」と「食性」とのあいだに統計学的に有意な関連がみられた。これらの情報は今後,食品による健康作りへの活用が期待される。
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