栄養と食糧
Online ISSN : 1883-8863
ISSN-L : 0021-5376
23 巻, 6 号
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  • リンゴ酵素による褐変液の吸収スペクトル
    大村 浩久, 尊田 民喜
    1970 年 23 巻 6 号 p. 367-373
    発行日: 1970/08/10
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    リンゴ酵素液をピロガロール, カテコールないしクロロゲン酸に作用させ反応液の吸収スペクトルおよびその変動を測定し生果汁の場合と比較検討した。
    1. ピロガロールの場合可視部では反応の初期に370mμに明瞭な肩および420mμないし440mμにかけて小さい肩をもつ吸収スペクトルがまず観察されたが, 以後波長全域にわたって吸光度は上昇しスペクトルは平滑となり24時間後のものでは460mμ付近にのみ肩が残った。 この間上昇度は短波長側で大きく生果汁の場合のような上昇度に極大は認められなかった。 一方紫外部でも反応にともなって吸光度は上昇し, 275mμに肩をもつスペクトルが求められたが増加度は300mμ付近において最も大きかった。
    2. カテコールに酵素を作用させると可視スペクトルはまず380mμから390mμにかけて吸収極大をもつものが求められたが, 以後吸収レベルの上昇にともなって平滑化した。 従って吸光度の増加は反応の初めにおいては390mμ付近で顕著であったが作用時間が長くなるにつれて短波長側での増加が大きくなった。 これに対して紫外部においては275mμに肩をもつスペクトルを生じたが, 吸光度の変化は250mμ付近および290mμ付近に極大, 275mμ付近に極小を示した。
    3. 酵素-クロロゲン酸反応系においては反応開始後まず400mμ付近に明白なピークをもつスペクトルが観察されたが, 反応の進行にともなって平滑となりピークは消失した。 これに関連して吸光度の増加のピークは反応初期では400mμ付近にあったが時間とともに390mμ付近, ついで380mμ付近に移動した。 しかもその増加度の時間による差はほとんど認められなかった。 また紫外部スペクトルは反応時間で互いに関連性が認められないほどそれぞれ異なった。 すなわちクロロゲン酸自体による325mμおよび293mμの吸収はすみやかに低下消失し, 一方250mμ付近に強い吸収極大があらわれた。 これはさらに減少をはじめ, ついで270mμ付近より長波長域において再び吸光度は増加をはじめた。 しかし吸光度の変動は比較的に単純であって260mμ付近を中心に著しく増大するが280mμ付近より長波長側ではかえって減少し, その低下度は325mμないし330mμにおいて最も著しかった。
  • 蜂蜜の糖類分別定量法の簡易化
    岡崎 邦夫
    1970 年 23 巻 6 号 p. 374-378
    発行日: 1970/08/10
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    わが国の食品加工技衛から考え, 日本薬局法, FAO/WHOの食品国際規格案のみでは蜂蜜の品質判定は困難で, 糖類の分別定量を行なう必要があると考え, まずA. O. A. C. 法より簡易な定量法の設定を試みた。すなわち, 1 3, 6-ジニトロフタル酸法を用いると微量の糖類を正確に定量でき, クロマトグラフィーを簡易にし分析時間を短縮できる。 またブドウ糖と果糖の検量線が一致するのでクロマトグラフィーでの単糖類溶出フラクションについて全糖量を求め, その値から別に求めたブドウ糖量を差引けば正しく果糖量が定量できる。
    2 麦芽糖と乳糖との検量線が一致し, そのOptical Densityがブドウ糖の0.785倍であるので, 二糖類溶出フラクションについてまず麦芽糖量を求め, ついで麦芽糖が加水分解されない条件下で庶糖を転化糖に変えて全糖量を求め, その値から麦芽糖のブドウ糖換算値を差引けば庶糖量が定量できる。
    3 本改良法での測定値の変動係数はブドウ糖1.06%, 果糖1.02%, 麦芽糖3.08%で再現精度は高い。
    4 採取蜂蜜2件, 市販蜂蜜4件について本法とA. O. A. C. 法の両法で構成糖量を測定した結果, 両法の結果はほぼ一致し, A. O. A. C. 法に比べ定量操作が簡易で品質判定の一手段として用いうることを示した。
  • 守 康則, 上田 マリ子, 三宅 璋子, 三輪 和子
    1970 年 23 巻 6 号 p. 379-385
    発行日: 1970/08/10
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    クロロフィルa, フェオフィチンおよびクロロフィル金属誘導体によるL-アスコルビン酸の光増感分解さらにケイ光消光剤としてのフェリシアン化カリウム, p-キノンおよびβ-カロチン共存下におけるクロロフィル-アスロルビン酸系の光分解反応をしらべ次の結果を得た。
    1. クロロフィルaおよびフェオフィチンはL-アスコルビン酸の光分解をいちじるしく促進する。
    2. 銅クロロフィリンナトリウムおよび鉄クロロフィリンナトリウムはL-アスコルビン酸の光分解を促進し, とくに前老によるL-アスコルビン酸の光分解がいちじるしい。また銅クロロフィリンナトリウムはL-アスコルビン酸をいちじるしく接触酸化する。
    3. クロロフィルーアスコルビン酸系の光分解反応に対し, フエリシアン化カリウム, p-キノン, およびβ-カロチンは抑制作用を示す。
    4. クロロフィルa, フヱオフィチンのメタノール溶液は比較的強いケイ光強度を示し, 銅クロロフィリンナトリウムおよび鉄クロロフィリンナトリウム水溶液のケイ光強度は比較的小さい。さらにクロロフィルaのケイ光強度はフェリシアン化カリウム, およびp-キノンにより消光をうける。
    5. 反応系のケイ光強度とL-アスコルビン酸光分解との間には相関関係をもつ。
  • シロネズミの肝臓, 心臓および骨格筋の総カルニチン含量におよぼす運動または絶食の影響
    鈴木 正成, 木村 修一
    1970 年 23 巻 6 号 p. 386-388
    発行日: 1970/08/10
    公開日: 2010/02/19
    ジャーナル フリー
    (1) シロネズミを運動または絶食させて体内エネルギー代謝を活発にさせたときの肝臓, 心臓および骨格筋の総カルニチン量の変動を検討した。
    (2) シロネズミに1時間の遊泳運動を負荷した場合, 肝臓で総カルニチン含量が減少し, 心臓と腓腹筋で有意に増加した。
    (3) 1時間遊泳運動を30分の休息を2回はさんで3回, 計3時間運動を負荷して疲労させた場合, 肝臓のカルニチン量は対照と同レベルに回復したが, 心臓では対照より有意に減少した。しかし, 腓腹筋では1時間遊泳運動動物と同じ高いレベルを維持した。
    (4) 5日間の絶食により, 心臓と腓腹筋では総カルニチンの有意な増加が認められ, とくに腓腹筋で著しかった。しかし肝臓は有意な変動は認められなかった。
  • 浜 堯夫, 玉木 七八, 飯泉 久子, 喜多 素子
    1970 年 23 巻 6 号 p. 389-393
    発行日: 1970/08/10
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    離乳後8週間にわたる成長期ラットについて肝および腓腸筋中のβ-アラニン, アンゼリン, カルノシン, RNA, DNA含量の変化を対照群とβ-アラニン投与群で比較した。その結果, 成長による代謝の様相が最も変化のあったと考えられる1週間目でβ-アラニン投与の影響が著明に表われた。DNAには影響しないがRNA含量の成長による増加を抑制的に作用してβ-アラニン蓄積もアンゼリン, カルノシン形成に及ぼす影響も, この時点で最も著明である。
  • ペントースサイクルの酵素を中心として
    片山 洋子
    1970 年 23 巻 6 号 p. 394-397
    発行日: 1970/08/10
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    シロネズミに各種の高糖質食を与えて肝臓のペントースサイクルに関与する酵素活性について観察した。
    1) 体重200g前後のシロネズミにトウモロコシ澱粉を投与すると肝細胞質のG6PDH活性は投与後3日目で約2倍に達し, その後7日目で投与前のもとのレベルにもどるのに対し, 蔗糖を投与すると3日目で3倍近く, 7日目で1.7倍, 11日目でも1.2倍の活性を示した。XDH (NAD) の活性はG6PDHほど大きな変動を示さなかったが, 糖質源がトウモロコシ澱粉でも蔗糖でもG6PDHとほぼ同様の活性変動の傾向がみられた。TAはトウモロコシ澱粉, 蔗糖いずれの場合においてもG6PDHおよびXDH (NAD) の増大より少しおくれて投与後7日目に最高に達し, 11日目には投与前のもとのレベルにもどった。
    2) ペントースサイクルの諸酵素のうちG6PDH活性が食餌条件によってとくに大きく変動したので糖質源をいろいろ変えてG6PDH活性に対する影響を観察した。シロネズミにブドウ糖, 果糖, ソルビトール, キシリトール, 蔗糖, トウモロコシ澱粉, 馬鈴署澱粉をそれぞれ与えて3週間飼育して肝G6PDHについて対照シロネズミと比較すると, 糖質源がブドウ糖の場合89, 果糖155, ソルビトール181, キシリトール93, 蔗糖119, トウモロコシ澱粉82および馬鈴署澱粉69の活性を示し, 果糖ならびにソルビトールの場合には肝細胞質のG6PDH活性が誘導された。
    3) 食餌中のソルビトールあるいはまたキシリトールの量を徐々に増加させてシロネズミをこれら糖アルコールに適応させるとキシリトールを3週間投与したもののXDH (NAD) 活性が誘導されたが, ソルビトールの場合にはXDH (NAD) 活性はむしろ対照シロネズミよりも低い値を示した。
  • “有効性リジン” 量ならびにin vitroでのプロテアーゼによる分解率の変化
    石原 美津子, 守時 圭子, 吉田 昭
    1970 年 23 巻 6 号 p. 398-402
    発行日: 1970/08/10
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    When freeze dried egg white is autoclaved at 100°C, for 30min. or at 120°C, for 30min., its digestibility by rat remarkably decreases. Changes in DNP-available lysine and in vitro digestibility with several proteases were studied for the autoclaved freeze dried egg white samples. DNP-available lysine in the freeze dried egg white decreased by autoclaving but the decrease of available lysine was not sufficient to explain the severe depression of nutritive value of the freeze dried egg white in the feeding experiment with rats. Maximum digestibilities of the freeze dried egg white by several proteases in vitro was generally observed when the samples were autoclaved at 100°C, for 3 to 5min., and the longer autoclaving sharply depressed the digestibilities. However, the digestibilities of the freeze dried egg white autoclaved at 100°C, for 30min. were not lower than those of the values obtained with unautoclaved sample except for pepsin. Only digestibility by pepsin significantly decreased by autoclaving. It was discussed whether the low digestibility of autoclaved freeze dried egg white in vivo is mainly due to the resistance for pepsin or not.
  • 後藤 たへ, 遠藤 一, 木須 靖子, 桜井 京子
    1970 年 23 巻 6 号 p. 403-407
    発行日: 1970/08/10
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    5′-GMP・2Na溶液にアルブミン, タンニン, 食塩, 塩化第一鉄, 澱粉のそれぞれを混入し, さらにトレーサーとして放射性燐 (32P) を混入し, 煮沸, 遠沈後, 上澄液中の残存32P量とリボースの量を定量した結果, 上記各成分の中, 塩化第一鉄混入の場合のみ上澄液中の32Pは著しく減少し, 同時にリボースも減少したが, 特に32Pの減少率がリボースの減少率より大であった。なお, 蛋白質および澱粉試料溶液などにおいてやや濁るまたは沈澱を生ずる試料溶液においては, 煮沸遠沈後の上澄液中の残存32Pは減少の傾向を示すがリボースの減少は認められない。
  • 東野 哲三, 土屋 英夫, 伊藤 達郎
    1970 年 23 巻 6 号 p. 408-411
    発行日: 1970/08/10
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    AAおよびEAをアルカリ溶液中で空気中酸素によって酸化させると, 酸化前にAA, EAが示した第1波と第2波からなる2段の酸化波は消失し, 新たに第3の酸化波と還元波が出現する。 しかしその間の自動酸化の経過はAAとEAとで, また溶液のpHによってかなりの相違がみられた。 その経過を模式化するとFig. 3のように4型の自動酸化形式に分類することができる。 酸化波 (第3波) の半波電位はpH 9~13のアルカリ溶液中では+0.04~-0.14V (vs. S. C. E.), 還元波は-0.88~-1.21V (vs. S. C. E.) であり, この両波の半波電位は同一pHのアルカリ側でH2O2が示す酸化波と還元波の半波電位とよく一致した。 またこの両波は白金処理によって完全に消失した。 これらの理由から上記のような酸化波と還元波を示す酸化生成物は, AAまたはEAの自動酸化によって生成したH2O2であることを認めた。
  • (第3報) コレステロール粗たん白係数について
    古賀 ゆう子
    1970 年 23 巻 6 号 p. 412-421
    発行日: 1970/08/10
    公開日: 2010/02/19
    ジャーナル フリー
    従来, 動脈硬化に関してたん白質は糖質や脂質ほど支配的ではないと言う見解が多かったが, 近年, 動物性たん白との関連も臨床的に注目されつつある。一方, 1969年栄養審議会は前記の通り, 総たん白中動物性たん白40%以上を推奨しており, ここに動物性たん白とコレステロールについて高い関心が寄せられる。
    動脈硬化に対してコレステロール量はより少なく, ある程度のたん白質も含む食品が望まれるわけで, 前報の食品中の総コレステロール量にひき続き, C. C. P. I. を算出し, 次のような結果を得た。
    (1) 196試料中, 卵白 (AおよびB), マガツオ (普, 4および6), マサバ (普, 8および11), カレイ (普および皮, 8), ホウボウ (普, 5), マエソ (普, 6), マアナゴ (普, 8), マアジ (普, 9), 鶏 (腿肉の肉部および胸肉), 鯨 (赤肉および尾肉), 羊 (ヒレ) などは極めて低いC. C. P. I. を示した。また高い値を示すものにはアラ (卵, 12), アサリ (肉+内, 12), 鶏卵 (全卵AおよびB), 生ウニ (6), 豚 (ロース), マアナゴ (皮, 8) があり, 魚類内臓部およびバター類を除いて最高は卵黄 (AおよびB) であった。
    (2) 食品類別的には, 概して魚類普通肉部, 甲殻類, 魚類血合肉部, チーズ類, 頭皮類, しらこ, 魚卵, 貝類, 鶏卵 (全卵), 獣鳥鯨肉類, 魚類皮部, 魚類内臓部, バター類とC. C. P. I. は順次上昇した。
    (3) 魚肉の部位については, 一般に血合肉部の係数の方が高かったが, 中にはブリ (12), 生サケ (8), マウナギ (7), キダイ (1), トラフグ (12) などの普通肉部でも係数が400を越えるものもあった。また青魚の普通肉部には, 白身魚の普通肉部の値より低いものも若干認められた。 他方, 青魚に関して普通肉部および血合肉部の両部位におけるたん白含量を, 同一魚体において比較すると, 12例中6例は血合肉部の含量の方が低かった。
    (4) 魚肉の季節に関しては, 総コレステロール量におけるほど明らかな傾向を認めることはできなかった。
    (5) 総体的に魚卵, 貝類, 鶏卵などの多量摂取は好ましくないと思われた。 獣鳥鯨肉類の中には魚類普通肉部より低い値を示すものもあり, 種類とその部位の選択が必要である。
  • 吉田 企世子
    1970 年 23 巻 6 号 p. 422-425
    発行日: 1970/08/10
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    (1) 大豆のリポキシダーゼ活性度は品種別には大差ないが, 古くなると低くなる傾向が認められた。これは大豆の水分含量とも関係があるらしい。
    (2) 大豆を湿熱加熱すると74℃では1時間で, 70℃で2~2.5時間で活性が消失していた。
    (3) 乾熱加熱では粉末の時130℃ 1時間でも認められ, 2時間で消失していた。荒挽大豆を80℃で加熱した時は10時間後もなお15%の残存率が示された。
    (4) 大豆加工品の中では凍豆腐に微量存在するようである。
    (5) 大豆リポキシダーゼに対して抗酸化剤BHAまたはPGは再者とも初期の酸化作用 (約30分間) に対してはわずかな抑制効果が認められ, 時間の経過と共に徐々にその効果が示された。
    (6) リポキシダーゼの分布状態は大豆に著しく多く, 平均2, 035/g/2分間の活性度を示したが他の食品では少なかった。
  • 高瀬 幸子, 栗原 長代, 道 喜美代
    1970 年 23 巻 6 号 p. 426-429
    発行日: 1970/08/10
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    穀類, 特に大麦の血漿コレステロールに及ぼす影響を試験するため, 100~150gのWister系の雄白鼠を55%穀粉, 1%コレステロールを含む飼料で4週間飼育し血漿コレステロール, 肝コレステロール, 肝脂質量を測定した。なお, 対照群としてポテトでんぷんを用いた。
    1. 実験Iでは, 白米, 小麦粉, 精白押麦について試験を行なった結果, 精白押麦飼料群が対照群のポテトでんぷん飼料群に比し血漿コレステロールが最も低い値を示し, 肝脂質についても同様の低い値を示した。
    2. 実験IIでは, 全粒大麦と精白押麦の血漿コレステロール低下効果を試験した結果, 両群とも対照のポテトでんぷん飼料に比し, 血漿コレステロールにおいて低い値を示した。さらに, 肝コレステロール, 肝脂質においても同様両群とも対照群より低い値を示した。
    3. 実験IIIでは, 全粒大麦の脱脂区分と抽出油脂区分をそれぞれ添加して, 血漿コレステロール低下効果の有無を試験した結果, 脱脂大麦添加群は対照群に比し血漿コレステロール低下効果を示し, また肝脂質も対照群より低い値を示した。しかし, 抽出油脂添加群では血漿コレステロール低下効果は認められなかった。
    4. 以上のことから, 穀類のうち精白押麦および全粒大麦に血漿コレステロール低下効果が認められ, さらに大麦の脱脂区分にその効果が認められることから, 大麦の何らかの非脂肪性物質が大麦の血漿コレステロール低下効果をもたらす因子ではないかと考えられる。
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