栄養と食糧
Online ISSN : 1883-8863
ISSN-L : 0021-5376
30 巻, 6 号
選択された号の論文の16件中1~16を表示しています
  • 須田 正巳
    1977 年 30 巻 6 号 p. 331-336
    発行日: 1977/12/05
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
  • 阿部 達夫
    1977 年 30 巻 6 号 p. 337-344
    発行日: 1977/12/05
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
  • 吉川 政己
    1977 年 30 巻 6 号 p. 345-351
    発行日: 1977/12/05
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
  • 芦田 淳
    1977 年 30 巻 6 号 p. 353-361
    発行日: 1977/12/05
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
  • 山田 浩一
    1977 年 30 巻 6 号 p. 363-366
    発行日: 1977/12/05
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
  • 尚 弘子, 山城 幾子
    1977 年 30 巻 6 号 p. 367-370
    発行日: 1977/12/05
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    高Chol血にした白ネズミを用い, 砂糖食に50IU/wkのTocを添加して10週間飼育し, 血清CholおよびTG値におよぼすTocの影響をみた。さらにToc添加レベルを50, 100, および150mg/kg dietとかえて30日間飼育し, これら二つの実験から次の結果を得た。
    1. コーンスターチ群, および白糖群では有意にTocの血清Chol下降効果がみられた。なお, 白糖のように直接血清Chol値を上昇させるものと同時に投与するとTocの効果は著明にあらわれた。
    2. 黒糖中のChol値下降作用物質はToc以外のものだと思われる。
    3. カゼイン20%の飼料ではToc添加量150mg/kg diet以下ではTocの血清Chol値におよぼす影響はみられなかった。
    4. 血清Chol値におよぼすToc添加効果をみる実験では, 実験期間を10週間程度にすべきだと思われる。
    5. Toc単一添加では血清TGへの影響はみられなかった。
  • 鈴木 敦士, 野並 慶宣
    1977 年 30 巻 6 号 p. 371-375
    発行日: 1977/12/05
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    屠殺直後および1週間低温で貯蔵した家兎筋肉から調製した筋原繊維 (0-MFと7-MF) に, 同じ家兎筋肉から分離したたん白分解酵素CASF (Ca2+-activatedsarcoplasmic factor) を作用させ, 遊離物質の定量ならびに電気泳動を行なった。また, CASF処理によって筋原繊維のMg-ATPase活性の受ける変化を測定した。
    1. 7-MFからCASF処理によって遊離する物質の量は, 0-MFにくらべると小さく, CASFの基質になりうる物質が少ないことを示している。
    2. 電気泳動の結果, Z-帯の主要な構成分であるα-アクチニンの7-MFからの遊離量は, 0-MFからのそれにくらべて少なく, 経時的変化も小さかった。
    3. 30分間CASF処理した0-MFのMg-ATPase活性は増加したが, 7-MFのMg-ATPase活性は減少した。
    以上, 7-MFがCASFによって受ける変化は0-MFが受ける変化にくらべて小さかった。これは, 筋肉を1週間貯蔵している間に, CASFの作用が続いていることの反映であり, 筋肉の死後貯蔵中の変化に果たすCASFの役割の重要性を示している。
  • 山田 四郎, 茂木 義資
    1977 年 30 巻 6 号 p. 377-380
    発行日: 1977/12/05
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    ソース中のパルプ量を測定するに際, 増粘剤が入っていると正確な値を得ることが難しい。そこで本法による増粘剤を除去してからパルプ量を測定した。パルプ量は遠心沈澱の容量で表わした。
    1) 増粘剤を洗い流すため, 水および希塩酸溶液で洗浄したところ, pH 3.0以上では, 洗浄回数が進むにしたがい遠心沈澱量は増加した。しかしpH 2.0以下では減少し, 4回目の洗浄でほぼ一定となった。その効果は, 電解質の十分な維持のためと考えられた。
    2) 増粘剤としてコーンスターチ, バレイショデンプン, グアーガム, タマリンドガム, トラガカントガムあるいはアラビアガムを含むモデルソース中のパルプ量を本法で測定した。その結果, 本法での増粘剤の上積み率は0~25%であった。本法では, 増粘剤をほとんど除去することができ, パルプ量を求めるに十分に活用できる方法であった。なお, 増粘剤使用量が多い場合にいくぶん上積みがみられ, まだ改良の余地をのこし, 検討を要する点がある。
    3) 市販ソースのパルプ量を本法で測定したところ, 中濃ソースでは12~20%, 濃厚ソースでは13~26%であった。
  • 武 敦子, 矢野 公子, 鈴木 泰夫, 野田 克彦
    1977 年 30 巻 6 号 p. 381-393
    発行日: 1977/12/05
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    1) 日本人の常食する食品中のマグネシウム, マンガン, 亜鉛, 銅含量を原子吸光法で測定し, それらの値から計算により得られる食事献立中のこれらミネラル含量と, 実際に作製した食事の実測値との比較を行なった。
    2) 食品材料中, マグネシウム含量の多い食品群は, 干物海草, 種実類であった。マンガン含量の多いのは茶葉, 干物海草 (昆布は除く) などであった。茶葉, ココア, 甲殻類, 種実類は亜鉛, 銅ともに高含量を示した。カキ (牡蠣) には亜鉛が, 軟体動物には銅が多かった。畜産製品, 油脂, アルコール飲料中には, これらミネラルは相対的に低値を示した。
    3) 日常的な献立で作製した食事からのこれらミネラルの1日摂取量の見当としては, マグネシウム約250mg, マンガン約4mg, 亜鉛約30mg, 銅約2.5mgとなり, 調理した食事の中の含量の実測値と, 個々の食品中の含量からの献立表による計算値とは-33~+46%の範囲内の誤差であった。
  • 銅イオン触媒によるL-アスコルビン酸酸化を抑制する物質のワラビ中の存在について (第1報)
    川村 美笑子, 阿部 捷男, 平見 嘉彦
    1977 年 30 巻 6 号 p. 395-398
    発行日: 1977/12/05
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    1. 高知県産食用野生植物約10種について汁液によるL-AsA酸化抑制効果を調べた結果とくに, ワラビに強い効果がみられた。
    2. ワラビの貯蔵方法を検討した結果, 蒸煮して風乾後のものが有効であることを認め, また, このような試料ではビニール袋に1カ月貯蔵してもL-AsA酸化抑制効果の低下はみられなかった。
    3. 有効成分の溶媒に対する溶解度を調べた結果, 水のみに抽出されることがわかった。
  • 銅イオン触媒によるL-アスコルビン酸酸化を抑制する物質のワラビ中の存在について (第2報)
    川村 美笑子, 阿部 捷男, 平見 嘉彦, 木村 修一
    1977 年 30 巻 6 号 p. 399-403
    発行日: 1977/12/05
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    著者らは, ワラビよりL-AsA酸化抑制作用を有する粉末状物質をとり出し, 今回は, ゲル濾過, 酵素処理による精製を行ない次の結果を得た。
    1. 有効物について, その構成成分がいかなるものであるかを検討するために, 各種酵素処理を行なったが, プロナーゼ処理のものはL-AsA酸化抑制効果の低下が認められなく, 少なくとも, 活性部位はたん白ではないことが推察された。
    2. プロナーゼ処理の有効物について, Sepharose6Bによる有効画分を精製した。また, それら画分につき, たん白, 中性糖, 酸性糖, アミノ糖などその成分について検討した。
  • 銅イオン触媒によるL-アスコルビン酸酸化を抑制する物質のワラビ中の存在について (第3報)
    川村 美笑子, 阿部 捷男, 平見 嘉彦, 木村 修一
    1977 年 30 巻 6 号 p. 405-409
    発行日: 1977/12/05
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    前報より, ひき続いて精製を行ない, 次の結果を得た。
    1. Sepharose-6Bによる再クロマトDEAE SephadexA-50による精製を行ない, クロマト的に単一な有効物を得る。
    2. この精製物は, 超遠心的・ディスク電気泳動的には均一であり, ペーパークロマトグラフイーにより検討した結果, 核酸あるいはその分解物を含む酸性糖を主とした多糖の可能性であることが示された。
  • 島雄 満子, 高橋 和郎
    1977 年 30 巻 6 号 p. 411-417
    発行日: 1977/12/05
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    過去の疾患と考えられており, 現在では稀とされている脚気の多発を報告し, その食生活を調査した結果から, 日本人の近時の食生活にいろいろの問題のある層があることを, 指摘した。そして現代の食生活について, 多方面からの再検討と, 栄養指導の必要性を考える。
  • 鈴木 雅子, 奥山 清美
    1977 年 30 巻 6 号 p. 419-421
    発行日: 1977/12/05
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    The main irritant substance of Hatomugi, Coix Lacryma-Jobi Linné, var. Ma-yuen Stapf, was isolated. From the results of analysis of this substance by means of hydrolysis, thin layer chromatography, elementary analysis and infrared spectroscopy, the irritant substance in Hatomugi was presumed as a glucoside of 3, 4-dihydroxybenzaldehyde.
  • 相坂 浩子
    1977 年 30 巻 6 号 p. 421-424
    発行日: 1977/12/05
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    Hydrogen sulfide which seemed to contribute to the aroma of cooked rice was determined quantitatively by colorimetry, and it was found that 2 to 4μg% of hydrogen sulfide was contained in the distillate obtained during cooking rice.
    The effect of volatiles on the sensory quality of cooked rice was studied by comparing the GC patterns of head space vapor of tasty cooked rice of fresh crops with those of non-tasty stored rice and or with those of twice cooked rice. Total amount of volatiles from tasty cooked rice was 3 to 5 times as much as that from nontasty one. Lower boiling volatiles from fresh crops represented 80 to 90% of total aroma compounds but those from stored rice were 45%. On the other hand, carbonyls (C3-C6) from stored rice represented 30% of total aroma compounds, which corresponded to 10 times as much as those from fresh crops.
    Aroma concentrate of cooked rice was prepared and separated into basic, neutral and acidic fractions. Basic fraction showed the characteristic aroma of cooked rice, which was somewhat pyrazin-like and had a resemblance to the aroma produced from heated aqueous solution of proline with dihydroxyacetone.
  • 1977 年 30 巻 6 号 p. 428
    発行日: 1977年
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    本誌30巻5号に掲載された報文長修司, 山本匡介, 井手隆, 菅野道廣「α-トコフェロールのレベルならびに糖質の種類を異にした食餌を与えたラットの肝臓, 血漿の脂質成分」中に誤りがありましたので, 下記のとおり訂正してお詫び申しあげます。 (誤)*福岡女子大学生活科学科 (正)*福岡女子大学家政学部
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