栄養と食糧
Online ISSN : 1883-8863
ISSN-L : 0021-5376
6 巻 , 3 号
選択された号の論文の12件中1~12を表示しています
  • 末吉 雄治
    1953 年 6 巻 3 号 p. 89-96
    発行日: 1953/11/15
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
  • 有本 邦太郎, 柳 金太郎, 松室 秀夫, 伊藤 啓二, 野崎 幸久, 吉澤 正一, 島 峰隆, 林 令子
    1953 年 6 巻 3 号 p. 97-100
    発行日: 1953/11/15
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    本實驗は對象に選んた兒童が豫期したよりも比較的榮養可良の状態にあつたことと實驗期が3ヵ月の短期間であつたため, 十分満足な結果が得られなかつた。しかし, 血中V. B1濃度及び尿中V. B1排泄量に有意の差が認められ, また臨床的には下腿浮腫及び腓腸筋壓痛に相當の効果を認めた。從つて更に長期間繼續して實驗を行えはより明瞭な効果が期待されよう。要するに, 強化米によるV. B1の長期間連續投與は健康上有意義なことを實驗的に證明することが出來た。
    終りに, 中井, 小豆澤兩兒童學園の職員各位及び被驗者の御厚意及び御協力に對し, 又身體檢査等に協力された速水, 吉村, 北川, 平部, 森, 田中及び横井の諸氏に厚く感謝の意を表する。
    なお, 本實驗は厚生省, 厚生科學研究費によつて行われたことを附記する。
  • 末永 泉二
    1953 年 6 巻 3 号 p. 101-105
    発行日: 1953/11/15
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
  • 末永 泉二
    1953 年 6 巻 3 号 p. 106-108
    発行日: 1953/11/15
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
  • 小幡 彌太郎, 俣野 景典
    1953 年 6 巻 3 号 p. 109-110
    発行日: 1953/11/15
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
  • 津郷 友吉
    1953 年 6 巻 3 号 p. 111-115
    発行日: 1953/11/15
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    大豆より大豆乳を調製し, 牛乳の腕脂乳と比較して酸及び各種鹽類による凝固性の試験を行い, その一定量を凝固するに要する乳酸, 鹽酸, 各種カルシウム鹽及び各種中性鹽の最小量を決定し, またその場合のpHの影響を明らかにした。例えば大豆乳10ccを完全に凝固するに要するカルシウム鹽は無水物として鹽化カルシウム10.8mg (Ca3.9mg), 乳酸カルシウム24.3mg (Ca4.5mg) または硫酸カルシウム37.0mg (Ca10.9mg) である。しかしこの場合豫め大豆乳のpHを調節してpH6.8にしておけば凝固を生じない。牛乳は本試験の範圍ではカルシウム鹽によつて凝固しない。本試験の結果大豆乳は牛乳に比べて極めて凝固し易いものであつて, 少量の酸により或いは極く少量のカルシウム鹽によつても凝固する。また多くの可溶性鹽類を加えれば凝固を起す。故に大豆乳を牛乳と同じように長く乳状を保たしめるには庭理法につき特に注意を要する。
  • 川上 行藏, 相澤 壮吉, 檀原 宏
    1953 年 6 巻 3 号 p. 116-119
    発行日: 1953/11/15
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    (1) 海藻は無機成分, 特にCaの含量が多いので, その存在型態を化學的に検討した。用いた材料は, こんぶ, わかめ, ひじき, の3點てある。
    (2) 胃の中の状態にならつて人工的に溶出試験を行つてみると, 胃て溶出するCaはほぼ, こんぶ60%, わかめ40%, ひじき50%位と推定される。
    (3) アルコール, 水, 苛性ソーダ, 醋酸及び鹽酸の溶媒でそれぞれ順次に抽出すれば, 3點とも大體アルコール, 水に溶出したCaは全體のCaの10%, アルカリで溶出したCa (アルギン酸Caと推定される) は10~15%(この値は從來の報告にほぼ一致する), 醋酸に溶出したCaは25%位で, 残りは鹽酸で溶出された。
    (4) 之等Caの化合型態は, 有機態と無機態になつているものと思われ, 有機態としてはペクチン或いはヘミセルローズである海藻酸とよばれる複雑な炭水化物に化合しているものと思われる。無機態には硝酸鹽, 燐酸鹽, 炭酸鹽等が考えられる。然しこの實験からは直ちに漸定することはできない。
    (5) 胃で溶出するCaは, アルコール, 水, アルカリ及び弱酸に可溶型態のものに限られると思うが, それは全Caの約50%であつた。それ以外のものは強酸を用いなければ溶出しないので榮養上の効力は殆と期待し得ないと思う。
    (6) 海藻のCaは牛乳のCaに比べては勿論の事, 他の食品のCaに比べても甚しくその利用率が低いので食事献立からCa攝取量を集計する場合, 他の食品のCaと同様に分析數値をそのまま計算に加える事は出來ないと思う。
  • 土屋 重義
    1953 年 6 巻 3 号 p. 120-126
    発行日: 1953/11/15
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    本邦健康成人男子3名に就いて, 6日間に亘り, 五分搗米及びうずら豆に含有されるフィチン酸の, Pとしての利用性, Ca代謝に及ぼす影響並にフィチン酸含有食品の一般榮養素の吸收等に就て, 高フィチン酸食と, 普通食との比較實験を行つた。その結果次の成績を得た。
    1) 五分搗米に含有されるフィチン燐は, 米飯にする事に依つてその量を減じたが, うずら豆のフィチン燐は煮豆とする事に依つてもその量を減じなかつた。
    2) 攝取せるフィチン燐の23~38%が何等變化せられる事なく, そのまま糞便中に排泄され, 残りは腸管内で破壌された。
    3) 攝取したフィチン燐のうち, Pとして腸管より吸收利用せられたのに, 攝取量の18~30%と考えられた。
    4) 高フィチン酸食では, 普通食に比し, 總Pの吸收の絶對量は増加したが, 吸收率は低下した。
    5) 高フィチン酸食では普通食に比し, Ca吸收量を減退し, Ca吸收率は甚しく低下し, Ca平衡は負となつた。
    6) フィチン燐のCa吸收阻碍の程度は, Ca攝取量の25~32%と推定された。
    7) 普通食に比し, 高フィチン酸食では, 一般榮養素の吸收率は稍低かつた。
  • 川崎 近太郎, 垣内 靖男
    1953 年 6 巻 3 号 p. 127-130
    発行日: 1953/11/15
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
  • 永澤 信, 後藤 たへ
    1953 年 6 巻 3 号 p. 131-134
    発行日: 1953/11/15
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    ムレキシド指示藥を使用するCaの微量定量法について檢討し, 食品中のCa定量法として, 短時間に正確な結果; 得られ極めて良好な方法てあることを確めた.
  • 兼松 重幸
    1953 年 6 巻 3 号 p. 135-147
    発行日: 1953/11/15
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    人體に於ける各種食品中のCaの利用を明にするために, 成人男子4名に対して, 小魚, 牛乳, 炭酸Ca及び野菜の投與實験を行つた。又, この際, Caの最低所要量をも推定しようとした。それ故, 豫め1日0.1g程度の低Ca食を10日間連續投與後, 小魚, 牛乳, 炭酸Ca及び野菜の4種のCa源をCaとして約0.2g宛階段的に増量添加した。その結果を要約すれば, 次の如くである。
    1) 小魚, 牛乳, 炭酸Ca及び野菜の夫々のCaの平均吸収率は33.7%, 52.7%, 41.8%及び17.8%であつて, 牛乳のCaが最も良く, 野菜のCaが最も悪く, 炭酸Caは牛乳のCaに次いで良好であつた。特に, 野菜のCaの利用が悪かつた最大の原因の1つは, その中に蓚酸を多く含有するほうれん草が大量あつたためではなからうかと思われる。
    2) Caの攝取量, 吸収量及び平衡の3點から觀察すると, Caの吸収量が0.135gてはその平衡はまだ僅かに (-) であるが, その量が0.168gになると (+) となつている。それ故, 日本人の正常な成人男子1人1日常りのCa最低所要量を約0.15gの吸収量と一應考えてもよいと思われる。これを, その攝取量の面から見る時, その値は (攝取Ca源の種類によつてCaの吸収量が異なるがために) 約0.3~0.79の範圍の攝取量と見做すことが出來る。
    3) Pの代謝も併せて觀察したが, 特に, 炭酸Caを添加した時, 尿中Pの排泄の減少が一般に著明に見られた。
  • 有本 邦太郎
    1953 年 6 巻 3 号 p. 148
    発行日: 1953/11/15
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
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