日本小児アレルギー学会誌
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1 巻, 1 号
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  • 笹本 明義, 小幡 俊彦, 永倉 俊和, 岸田 勝, 植草 忠, 飯倉 洋治, 小屋 二六
    1987 年 1 巻 1 号 p. 1-6
    発行日: 1987/09/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    本来 rapid ACTH試験は, ステロイド使用患者の副腎皮質機能や, 副腎疾患の機能不全をチェックするための検査である. 我々は, 改良 rapid ACTH test を用いて, 喘息児における副腎機能を調べた. 改良 rapid ACTH 試験は ACTH の含んだ生食200mlを, 正確に1時間かけて点滴静注し, 終了後2時間経過をおうものである. 結果は次のとおりで,
    1) 重症児ほど, 1時間あたりに上昇する11-OHCSの勾配係数は小さい.
    2) 重症児では, 最後の1時間で, 11-OHCSが低下する例が多く, 軽症児では, 最後の1時間での11-OHCSの低下は, 1例も認められなかった.
    これらの結果により, 重症児ほど, 副腎皮質機能は低下しており, rapid ACTH試験は, 喘息児の重症度 (現時点における) チェックに有効な手段と思われた.
  • 早川 浩, 小林 登, 矢田 純一
    1987 年 1 巻 1 号 p. 7-13
    発行日: 1987/09/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    昭和61年12月6日までにわが国の原発性免疫不全症候群登録によせられた727例について, アレルギー疾患の合併を記載した症例および高IgE血症を認めた症例の頻度を症患別に示した.
    アレルギー症患では湿疹またはアトピー性皮膚炎が最も多く全症例中23.4%に記載され, ことに Wiskott-Aldrich 症候群と高IgE症候群ではほぼ全例にみられた. 気管支喘息の頻度は全症例中3.6%で特に高くなかったが, 選択的IgA欠損症では11.1%とやや多かった.
    血清IgE値が記載されたものは284例であったが, うち34.9%が高値を示した. ことに高IgE症候群と Wiskott-Aldrich 症候群ではほとんどの症例で高値であり, かつ著しく高いものも多かった. ま胸腺低形成症・DiGeorge 症候群, 慢性肉芽腫症, 補体成分の欠損症等にも約半数で高IgE血症が認められた.
  • イカによるアナフィラキシーショック例についての検討
    三宅 健, 河盛 重造, 吉田 隆実
    1987 年 1 巻 1 号 p. 14-17
    発行日: 1987/09/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    アナフィラキシーショックを呈したイカアレルギー患者を経験し, スクラッチ用アレルゲンエキスを用いた radioimmunoassay で, イカ抗原に対する血清特異IgE抗体を証明した. 他のアレルゲンにおいてもスクラッチ用アレルゲンエキスが市販されている場合には, 同様に in vitro で簡単に特異IgE抗体を測定できると思われる.
  • 諸井 孝, 笹本 明義, 斎藤 誠一, 鈴木 慎一郎, 小屋 二六, 飯倉 洋治
    1987 年 1 巻 1 号 p. 18-24
    発行日: 1987/09/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    azelastine は, H1-受容体遮断作用や化学伝達物質遊離抑制作用などを有している抗アレルギー剤である. 今回, 我々は, azelastine を短期投与し, exercise-induced asthma (EIA) に及ぼす効果を検討した. 対象および方法は, 東邦大学医学部附属大橋病院小児科アレルギー外来を受診している19名 (男子11名, 女子8名; 平均年齢10.5歳) で, そのうちの10名 (6歳以上) に対し, 運動負荷試験を施行した. また, 検査および母親の印象についても調査した. 結果は以下のとおりであった.
    1) azelastine 投与前後にて, exercise によるFEV1.0の maximum % fall には変化がなかった.
    2) 運動後60分におけるFEV1.0の% fall が, azelastine 投与前が-17.35±7.23 (mean±S. E.) %, 投与後3.21±10.89%と有意差 (P<0.02) を示した.
    3) azelastine 投与前後でIgE値・好酸球数の有意な減少がみられた.
    4) 母親の印象度で, やや改善以上が全体の約3/4を占めていた.
    以上より, azelastine は小児気管支喘息には効果的であり, exercise-induced late asthmatic response (EILAR) の抑制効果の可能性を示唆した.
  • 鈴木 五男, 岡田 文寿, 内村 公昭, 伊藤 和子, 三ッ林 隆志, 赤坂 徹, 前田 和一
    1987 年 1 巻 1 号 p. 25-31
    発行日: 1987/09/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    各種ペットが気管支喘息に悪影響を与えることは, 周知のごとくである. しかし, 著者らの調査では喘息児家庭のペット保有率は37.1%を占めていた. そこで, ペットアレルギーを有する気管支喘息児で, ペット除去による臨床症状とアレルギー検査値の変動について検討した.
    対象は猫アレルギー11名 (以下猫群), 犬アレルギー9名 (以下犬群) で, 臨床改善の判定は喘息発作点数を用い, 検査はIgE, RAST値を測定した.
    結果は改善群が猫群のみ2/11例 (18.2%), 軽度改善群は猫群2/11例 (18.2%), 犬群2/9例 (22.8%) であった.
    RAST値は, 改善群で2/2例 (100%), 軽度改善群2/4例 (50%), 症状不変群5/14例 (35.7%)に低下がみられた. IgEはペット除去および症状の変化にかかわらず一定の傾向は見られなかった.
    気管支喘息でのペットアレルギーの診断は詳細な病歴, RAST等の検査により可能であるが, その治療としてペット除去効果はその抗原感作の程度により異るが, ペットが主抗原であるときは極めて有効な場合があり, 環境指導上重要な点と考える.
  • 堀内 康生, 上野 和行
    1987 年 1 巻 1 号 p. 32-39
    発行日: 1987/09/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    喘息児7例を対象に尿中テオフィリン代謝物および血中濃度を測定した. 尿中代謝物はHPLC法で測定した. テオフィリンは徐放製剤を20mg/kg/日の割合で内服させた. 5例については蓄尿し, 2例は各回毎の尿について測定した. 尿中代謝物の平均値は1MU: 31.8±6.65, 1.3DMU: 38.9±6.62, 3MX: 14.0±1.86, 未変化TH: 15.3±4.07(%)であった. 相関係数を求めたところ, 3MXと1MUは正の相関, L3DMUと1MU+3MXは逆相関を示した. また, 1.3DMUと1MU, 未変化THと1MU+1.3DMU, 未変化THと3MXの間に逆相関が認められた. 経時的に測定した2例では未変化THと1MU+1.3DMUおよび未変化THと3MXの間に逆相関が認められた. 血中テオフィリン濃度の高値例で尿中代謝物が低値となった. 患児間の代謝速度の相異を表現していると考えられた. この点を考慮すればテオフィリン投薬のガイドラインをより安全に正確に設定できると考えられた.
  • IgE・特異的IgEおよび特異的IgG・IgG4抗体の母子間移行に関する検討
    秋本 憲一, 赤沢 晃, 飯倉 洋治
    1987 年 1 巻 1 号 p. 40-46
    発行日: 1987/09/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    いわゆるアレルギー素因を母子間移行の観点から捕らえ, 問診表にて妊娠中の食事状況などをチェックした妊婦およびその児臍帯血443例について, トータルIgE, 卵白・牛乳・大豆・ダニに対するIgE RAST (Radioallergosorbent test), 特異的IgG・IgG4抗体を測定した.
    結果: 1) 特異的IgG・IgG4抗体もトータルIgG抗体と同じく経胎盤的に児へ移行する.
    2) トータルIgE高値またはIgE RAST陽性の母親から生まれた児では臍帯血特異的IgG・IgG4抗体が高い.
    3) 臍帯血トータルIgEが1.5U/ml以上の児臍帯血では卵白IgG抗体も高値を示した.
    4) 母親が妊娠中に1日201ml以上の牛乳を摂取した児の臍帯血は牛乳特異的IgG・IgG4抗体が高値であった.
  • 当院で経験した2症例についての比較も含めて
    三宅 健, 河盛 重造, 吉田 隆実
    1987 年 1 巻 1 号 p. 47-50
    発行日: 1987/09/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    運動により蕁麻疹, 浮腫, 呼吸困難が出現した15歳の物理的アナフィラキシー症例を報告した. 症状が出現した4時間後に末梢血白血球数の増多, 特に好中球の増多, 末梢血赤血球数, ヘモグロビン値, ヘマトクリット値の上昇を認め, 血清総蛋白は低下していた. 本症例は9歳時から寒冷や運動刺激により蕁麻疹が出現するようになった. そして, 年齢とともに蕁麻疹の頻度や程度が増強する傾向にあった. 食物摂取が誘因となることはなかった.
    著者らはショック症状を繰り返す他の物理的アナフィラキシー症例を既に報告したが, 本症例を含めた2例とも数年にわたり物理的蕁麻疹の既往があったこと, 発症年齢が14歳とほぼ同じであること, 血清総IgE値が高値でありアレルギー疾患の家族歴があることなどの共通点がみられた.
  • high risk childhood asthma の提唱
    松井 猛彦, 宮林 容子, 市川 邦男, 山口 公一, 遠山 歓, 小田嶋 博, 岩竹 邦宣, 向山 徳子, 岩崎 栄作, 馬場 実
    1987 年 1 巻 1 号 p. 51-57
    発行日: 1987/09/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    1974年4月から1975年3月に気管支喘息発作で同愛記念病院小児科に入院した小児気管支喘息患児に1986年予後調査をおこない, 103例につき以下の結果を得た.
    1) 予後成績は治癒22.3%, 略治癒30.1%, 軽症17.5%, 中等症17.5%, 重症9.7%, 死亡2.9%で, 転帰成績は治癒22.3%, 略治癒30.1%, 軽快28.2%, 不変14.6%, 悪化1.9%, 死亡2.9%で男女に差はなかった. 2) 初診時重症例の予後は悪かった. 3) 1979年におこなった発作入院の経験を有する気管支喘息患児の予後調査結果と比較すると, 有意差はなく, 7年間の治療の進歩も重症例では予後を改善していなかった. 4) ステロイド依存例の予後はステロイド非依存例に比し予後は悪かった. 5) 発作入院回数は治癒例は他群より少なく, 最終発作入院年齢は治癒, 略治癒が他群より低かった. 6) 減感作療法は92%が実施し, 中止の理由として無効だったと答えた例が34.5%を占めていた.
    high risk childhood asthma (HRCA) の概念を提唱し, その重要性について述べた。
  • 渡辺 一彦, 岡田 靖, 瀬川 雅史, 福山 桂子, 守屋 敬純
    1987 年 1 巻 1 号 p. 58-62
    発行日: 1987/09/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    最近著者らは, 10歳男児の重症喘息児の急性呼吸不全に対して, イソプロテレノール (IPと略) の持続点滴療法を試みた. 患児は幼児期より, アミノフィリンの点滴静注を頻回に受けてきたが, 心合併症はみなかった. IP投与の最大速度は, 0.167μg/kg/minで, その32時間中総計1.52mgを使用した. IPは開始後30分以内に奏効したが, 減量にあたって, 二度呼吸不全が増悪した. IP中止2時間後, 患児は胸部不快感を訴えた. その際心電図では広範囲にST波が上昇しており, CPKも460IU/Lへと増加し, 心筋特異的アイソザイムも出現した. これらは, IPのかIPと併用したアミノフィリンとの相乗作用による影響と考えられた. CPKは二日後に正常化し, 心電図も三週後には正常化した. これらの経過から, 所謂カテコラミン心筋炎と診断した. 喘息重積発作による呼収不全の治療として, IPを投与する際には, 心臓に対するモニタリングを慎重にしなければならない.
  • 石垣 信男, 後藤 顕治, 高橋 慎太郎, 三国 健一, 春名 英彦
    1987 年 1 巻 1 号 p. 63-66
    発行日: 1987/09/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    川崎病児25例, 喘息児23例, および同年齢のアレルギー症状を有さなかった小児 (以下非アレルギー児) 29例についてダニ (D. P.) 特異的IgG抗体 (以下DP-IgG) を測定し, それぞれを比較検討した. 川崎病児のDP-IgGは 126.3±156.1GRU/ml, 非アレルギー児では 68.0±53.9GRU/mlであり両者に有意の差を認めた. また喘息児のDP-IgGは 304.8±260.0GRU/mlと高値を示していた. また川崎病児の合併症として心エコー図で冠動脈病変を認めた者8例 (冠動脈瘤5例, 冠動脈拡張3例) のDP-IgGは, 247.1±207.6GRU/mlであり両者間に有意の差を認めた (P<0.05). 3歳未満の川崎病のうち冠動脈病変のあったものは5例で, うち4例のDP-IgGは, ほぼ正常範囲内にあった. 以上より3歳未満の冠動脈病変にDP-IgGが何らかの形で関与しているのではないかと思われた.
  • 福岡 圭介
    1987 年 1 巻 1 号 p. 67-74
    発行日: 1987/09/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    牛乳あるいは卵アレルギー患児55例の血清を用いてβ-1actoglobulin (βLG), ovalbumine (OA) 特異IgG抗体を測定した. βLG特異IgG抗体は牛乳アレルギーの乳児で高値を示し, 加齢に伴って漸減する傾向を示した. 牛乳負荷後症状の誘発された児のうち約半数は, 特異IgE抗体が低値にもかかわらず特異IgG抗体だけが高値を示した. 除去食開始後症状改善の得られた例で, 特異IgG抗体は2~3ヵ月の短期間で急速に低下した. これらの症例の特異IgG抗体は感作抗体としての作用が疑われた.
    OA特異IgG抗体は卵アレルギー患児の全年齢群で高値を示した. 卵負荷後, 症状の誘発された児では殆どの例で特異IgE抗体が高値を示し, 特異IgG抗体は特異IgE抗体に伴って出現しているように思われた. 除去食開始後症状改善の得られた例で, 特異IgG抗体は漸減する傾向を示したがその程度は牛乳アレルギー児の推移と較べ軽度で, 改善の得られなかった例と較べても明らかな差はみられなかった.
    特異IgG抗体の測定は, 牛乳アレルギー児の診断および治療効果の指標として有用と思われた.
  • 国府 肇
    1987 年 1 巻 1 号 p. 75-85
    発行日: 1987/09/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    アストグラフにP-Vリサージュ法を加味することによって, 3才から6才迄の幼児の吸入メサコリン閾値を再現性よく測定することができた. P-Vリサージュとはアストグラフにおける呼吸抵抗 (Rrs) を, その構成要素である口腔内圧 (P) と口腔内気流速度 (V) に分けてシンクロスコープに入力し, そのX, Y軸に投影せしめたものである.
    さて被検児にアストグラフによりメサコリン標準液を順次吸入せしめ, P-Vリサージュ傾斜角が5℃あるいはそれ以上増加したとき, Rrs曲線やP波およびV波の位相差の増加などと綜合勘案して, そこが求める閾値であると判定するのであるが, その妥当性について種々の検討を加えた.
    そしてこの方法を用い, 先ず健常な3才以上の幼児から年長児にわたるメサコリン閾値を求めた. ついで気管支喘息の既往を有する3才以上の幼児群と年長児群における閾値の年齢的分布を比較したところ, 両群間に差を認めず幼児群においても気道過敏性はすでに高かった.
    さらにアストグラフによるメサコリン吸入誘発時にみられるRrs上昇群とRrs下降群とを上記年齢層について比較すると, Rrs下降群は年齢に無関係にメサコリンに対して過敏性の高い者に多かった。
  • High Frequency Vibration の効果
    荒木 速雄, 稲光 毅, 武石 卓, 西間 三馨
    1987 年 1 巻 1 号 p. 86-93
    発行日: 1987/09/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    IPPBに high frequency vibration を組み合わせた吸入療法を気管支喘息児45名81症例に施行した. 異なる肺機能における気管支拡張効果の違いをみるため, 吸入前の%FEV1.0を指標として, 70%<%FEV1.0, 40%<%FEV1.0<70%, %FEV1.0<40%の3グループに分類してIPPB単独, IPPB+10Hz vibration, IPPB+100Hz vibration の3種類の吸入療法を行った. また27症例について吸入前後の動脈血ガスを測定し, 以下の結果を得た.
    1) 40%<FEV1.0<70%の吸入前換気条件において, IPPB+100Hz vibration はIPPB+10Hz vibration, IPPB単独と比較して有意にFEV1.0の改善率は高かった. V50においてIPPB+100Hz vibration はIPPB+10Hz vibration より改善率が高い傾向にあった. 2) IPPB+10Hz vibration は, すべての吸入前換気条件において改善率はIPPB単独と比して有意な差はなかった. 3) 吸入前後の動脈血液ガスの変化は各吸入療法間に有意差はなかった.
    以上の結果より, IPPBに high frequency vibration を組み合わせた吸入療法はIPPB単独と比べ有効であると考えられた.
  • 山本 淳, 福岡 圭介, 杉内 政己, 根本 俊彦, 寺道 由晃
    1987 年 1 巻 1 号 p. 94-100
    発行日: 1987/09/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    アレルギー疾患の既往の無い86名について, 卵白, 牛乳, 大豆, 米, 小麦, コナヒョウダニに対する, 特異的IgG抗体を測定した. 方法はELISA法を用いた. 抗体価の年齢による変動について各抗原別に分析すると, 卵白, 牛乳については1才でピークを示し, その後漸減する. 大豆については全年齢で低値を示す. 米については0~1才でピークを示しその後漸減する. また, 小麦については小児期ではあまり変動がなく, 比較的高値であるが, 成人では低値となる. コナヒョウダニについては2~3才まで漸増し, 成人に至るまで抗体価は低下しないという傾向を認めた. アレルギー疾患の既往が無い児においても, 抗原特異的IgGの産生はある程度行われており, しかも抗原により年齢による変動パターンが異なることが示唆された.
  • 山下 恭子
    1987 年 1 巻 1 号 p. 101-103
    発行日: 1987/09/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
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