はじめに:成人脊柱変形(ASD)矯正手術においてLIF(Lateral Interbody Fusion)のみでは椎間解離が困難で,ケージ挿入により椎体縦骨折や終板骨折を来たす症例を経験する.そのような症例は後方解離後LIFで矯正固定するが,1期的手術では侵襲が大きいため2期的手術を計画することが多い.2期的手術には様々な方法があるが,我々は1期目に椎間関節解離,スクリュー刺入,ロッド締結を行い,2期目にLIFおよび後方固定を行っている.その1期目のロッド形成にロッドベンディングシステムBendiniⓇ(NuVasive社,米国:以下Bendini)を使用すると変形が残存したままでもロッド締結が容易に行うことができたので報告する.
症例:症例1:76歳女性;1期目T7-SAI固定+T11-L4椎間関節切除,2期目L1/2-L3/4 XLIF+T12 BKP.
症例2:75歳女性;1期目T9-SAI固定+L1-5椎間関節切除+L3/4除圧+L5/S1 PLIF,2期目L1/2-L3/4 XLIF,L4/5 PLIF.
いずれも1期目は変形が残ったままBendiniを使用してロッド締結した.
結語:2期的ASD矯正手術においてBendiniを使用するとロッド締結が容易であった.
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