日本義肢装具学会誌
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16 巻, 1 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 飛松 好子
    2000 年 16 巻 1 号 p. 9-14
    発行日: 2000/01/01
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
  • 中島 咲哉
    2000 年 16 巻 1 号 p. 15-21
    発行日: 2000/01/01
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
    身体障害者福祉法は, 昭和24年12月に制定され, 翌年4月1日から施行された. この法律に則って「補装具交付基準」が定められ,「補装具」が身体障害者に給付されている. 施行後半世紀を経過した今日でも, 法律の理念,「補装具」の概念は変わっていない. しかし, 時代の流れと共に高齢化や障害の重度化が大きな社会問題として展開し, 社会福祉体系へ大きな影を投げかけるに至っている. 一方では, ニーズの多様化とテクノロジーの進歩によって, 補装具にも極めて多様性を持った顕著な進歩が認められる. そのような社会の流れの中での身体障害者福祉法に係る補装具給付制度を, 児童福祉法を含めた法・制度と手続き面から見直してみた.
  • 豊永 敏宏
    2000 年 16 巻 1 号 p. 22-27
    発行日: 2000/01/01
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
    労働者災害補償保険法 (労災保険) による補装具支給の手続きは, 他の支給体制と比較して少し異なった部分がある. すなわち支給対象者が業務上や通勤災害の被災労働者であり, 義肢の支給にたとえれば, 仮義肢は療養中に訓練用義肢 (装具は治療材料) として保険給付で支給され, 本義肢は創治癒の後障害認定を受けてから, 社会復帰援護事業の一環として労働福祉事業から支給 (出資は労災保険) される. さらに外科後処置という独自の制度があり, 本義肢装着後, 断端に問題が生ずれば労災保険適用で治療が行えるものである. しかしながら採型指導医の処方による義肢等の支給が, 労働基準監督官の検収制度で行われており, この時十分適合しているか否かをもっと検討すべきであり今後の課題と思う.
  • 竹山 信成, 佐藤 一正, 美濃島 勇, 滝澤 祐子
    2000 年 16 巻 1 号 p. 28-32
    発行日: 2000/01/01
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
    厚生年金法における補装具の給付目的, 給付される補装具の種類, その手続きと流れについて説明し, また巡回相談, 製作業者の指定手続きについて触れた. 厚生年金保険制度では厚生年金保険法 (昭和29年法律第百十五号) 第79条の規定に基づき, 福祉施設として, 財団法人厚生年金事業振興団に委託して整形外科診療, 義肢および補助器等の支給, 修理を行っている. 該当者は, 厚生年金保険被保険者または被保険者であった者で障害給付を受けた者または受け得る見込みの者, 厚生年金保険の各種年金を受けている者である. 現在, 給付される補装具の種類は義肢・装具, 補聴器, 車椅子 (電動車椅子を含む), 歩行器である.
  • 飯塚 敏幸
    2000 年 16 巻 1 号 p. 33-44
    発行日: 2000/01/01
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
  • 伊藤 利之
    2000 年 16 巻 1 号 p. 45-51
    発行日: 2000/01/01
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
  • 川合 秀雄, 峯島 孝雄, 早川 康之, 田中 勇治
    2000 年 16 巻 1 号 p. 52-59
    発行日: 2000/01/01
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
    車いすは高齢者や障害者が利用する福祉用具であり, 車いすを操作する力が効率よく推進する力に変換されることが望ましい. われわれは, 身体の寸法 (上肢長, 座高) 違いや, 着座位置の違いにより, この操作力が推進力に変換される割合が異なると推定する. そこでこの着座位置の違いを駆動輪軸と肩関節の相対的な位置関係とし, 車いす操作時の肩関節および肘関節のモーメントがどのように駆動輪軸に伝わり, 車いす推進モーメントがどのように変化するか, コンピュータでシミュレーションし, 関節モーメントが車いす推進モーメントに変換される率が最大となる着座位置を検討した. その結果, (1)着座位置の違いにより車いす操作のモーメントが推進モーメントに変換される割合が異なる, (2)肩関節屈曲力によるモーメントが車いす推進モーメントに最も効率よく変換される着座位置が存在する, (3)着座位置が低いほど, 肘関節伸展力によるモーメントが車いす推進モーメントに変換される割合が高いことがわかった. 身体と車いすの寸法から, 効率のよい着座位置を計算により推測できることが示唆された.
  • (4)不随意運動: 特に脳性麻痺アテトーゼ型について
    飛松 好子
    2000 年 16 巻 1 号 p. 60-68
    発行日: 2000/01/01
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
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