日本義肢装具学会誌
Online ISSN : 1884-0566
Print ISSN : 0910-4720
ISSN-L : 0910-4720
28 巻, 2 号
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巻頭言
特集 脳卒中患者の治療用下肢装具はありえるか
特別企画1
原著
症例報告
  • 遠藤 正英, 橋本 将志, 足立 勇人, 木下 洋平, 田川 淳, 甲斐 健児, 薛 克良, 浅山 滉, 服部 文忠
    2012 年 28 巻 2 号 p. 104-106
    発行日: 2012/04/01
    公開日: 2014/01/15
    ジャーナル フリー
    脳卒中片麻痺では,麻痺側の肩関節に亜脱臼がみられることがしばしば観察される.亜脱臼は疼痛の原因となることがある.そのため,臨床上では三角巾が多く使用されている.しかし,三角巾を使用した場合,上肢を一定姿勢で固定するため,関節拘縮を助長することや,歩行中に腕を振ることができず,動作に悪影響を与えると考えられる.今回,脳卒中の肩関節亜脱臼に対して,上肢を一定の姿勢に固定せず,動作を阻害しにくい,一人でも装着可能な新しい肩装具を製作し,症例に使用した.その結果,症例において,AHI, 10m 歩行(sec, step),TUG において,三角巾よりもよい効果を得た.さらに,自己装着も可能だった.
講座
特別企画2
  • 岩波 君代, 井上 友希, 蛯名 真知子, 片瀬 眞由美, 窪田 聡, 早川 裕子, 松田 靖史, 山本 澄子, 吉岡 久恵
    2012 年 28 巻 2 号 p. 113-124
    発行日: 2012/04/01
    公開日: 2014/01/15
    ジャーナル フリー
    2011年10月23日の第27回日本義肢装具学会学術大会2日目に特別企画2として「かっこよさへの挑戦—義肢装具福祉用具ユーザーのファッションショー—」が開催されました.当日は300名定員の会場に入りきれないほどの方が参加され,13人のモデルさんの輝く笑顔に感動されていました.ショーに参加された方には当日の感動をもう一度思い出していただき,参加されなかった方にもショーの内容を知っていただきたいと考えて,学会誌に記事を掲載させていただくこととなりました.ショーは上記の装い応援隊のメンバーで企画実行いたしました.メンバー自身が出演されたモデルさんから,多くの勇気とこれからの義肢装具福祉用具のあり方を考え直す機会をいただきました.記事とともにp. 122-123のカラー写真もご覧ください.学会誌掲載にあたり,すべての出演者から承諾をいただいています.
印象記
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