女性心身医学
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巻頭言
特集 第33回日本女性心身医学会研修会報告
症例報告
原著
  • 和泉 美枝, 眞鍋 えみ子, 木村 静, 岩佐 弘一
    2022 年 27 巻 2 号 p. 177-184
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/12/06
    ジャーナル フリー

    【目的】初・経産婦の妊娠期における自律神経活動と身体活動との関連を明らかにする.【方法】初産婦29名,経産婦36名を対象に自律神経活動(総自律神経,交感神経,副交感神経),と身体活動(運動量,歩数)を測定した.活動強度では睡眠や臥床,微小運動,低強度,中強度,高強度の各々の時間とその割合を算出した.【結果】初・経産婦ともに覚醒時間での微小運動時間の割合は約90%であった.初産婦は総自律神経と歩数,低強度時間に有意な正の相関,副交感神経と運動量,歩数,低強度時間,高強度時間に有意な正の相関,総自律神経,副交感神経と微小運動に負の相関があった.経産婦は副交感神経と低強度時間に有意な正の相関があった.【考察】初・経産婦ともに生活習慣病や抑うつ,不安と関連がある座位行動が覚醒時間の約9割を占めていた.さらに,身体活動による総自律神経および副交感神経活動の活性化や,抑うつや不安の軽減が指摘されており,初産婦では身体活動量や低強度活動,経産婦も低強度活動を増加させる必要性が示唆された.

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